目次
- 布
- パッチワーク用糸
- 布切りハサミ
- 糸切りハサミ
- チャコペン
- 待ち針
- 定規
- 厚紙
- 手縫い糸
- カッター
- 鉛筆
- まずは型紙を作る。ヨーヨーの出来上がりサイズを想定し、その2倍の大きさの型紙を用意しよう。直径3cmのヨーヨーを作る場合は6cmの型紙を用意する。
- 作りたいヨーヨーの数だけ型紙で布を丸く切る。
- 布を裏側にして、端を手前に折り込みながら、ざっくり縫っていく。
- 一周縫い終わったら、糸をゆっくりと引っ張る。すると生地が寄ってくる。適当に生地を寄せてから、表に返して最後まで糸を引き、玉結びする。これでヨーヨーキルトがひとつ完成した。
- ヨーヨーキルト同士を裏側にして、接点部分を3回程度かがり縫いをして玉止めする。もし、玉止め部分が気になるようなら、布の中に玉止めをくぐらせて隠そう。
- 初め2つをつないだら、次のつなぐ部分までヨーヨーの中をくぐらせる。
- 同じ要領でつないでいく。このとき注意したいのは「ひと筆書き」でつないでいくように考えながら縫い合わせることだ。
1. ヨーヨーキルトとは

なにやら楽しげなネーミングのヨーヨーキルトだが、どのような手工芸品なのだろう。
パッチワークの技法のひとつ
ヨーヨーキルトは、その形がヨーヨーに似ていることから命名されたパッチワークテクニックのひとつだ。ヨーヨーキルトの歴史はとても古い。中世ヨーロッパで生まれたキルトが移民によってアメリカに渡り、生まれたと伝えられている。不要になった小麦粉の布袋をリメイクしたのが発祥とされている。
ヨーヨーキルトの魅力は、カラーやデザインの組み合わせによって雰囲気が変わることだ。大きさ、つなぐ数によってアレンジもしやすい。数個から数百個まで、工夫次第でさまざまなアイテムに変わる。
2. ヨーヨーキルトの作り方

ヨーヨーキルトは、丸くカットした布を縫い縮めてまるで花のつぼみのようなモチーフにすることから始める。ヨーヨーキルトの基本的な作り方を紹介しよう。
用意するもの
<材料>
<道具>
作り方
これを作りためておき、作るものの大きさや形になるまで縫い合わせていくだけだ。
3. ヨーヨーキルトのつなぎ方

ヨーヨーはひとつひとつをつなぎ合わせることで、大きなキルトを作ることができる。
つなぎ方は簡単だ。
つなぎ方
4. ヨーヨーキルトのアレンジアイデア

ヨーヨーキルトの最大の魅力は、アレンジの多さだ。工夫次第で小物から大作まで作ることができる。
カーテンや雑貨、インテリアやファッションまで幅広い
カーテンにヨーヨーキルト
カーテンにヨーヨーキルトを縫い付けると、かわいいカーテンに仕上がる。たとえば、全体にちりばめてもいいし、カーテンの裾につなげたヨーヨーキルトを縫い付けてもいい。
普通のカーテンが一気に華やかになる。
ヨーヨーキルトでミニタペストリー
ヨーヨーキルトの色合いやデザインを自由に組み合わせて、ミニタペストリーを作ってみよう。作る過程は、まるで絵画を描くような楽しさがある。作品はもちろん壁に飾ってインテリアとして楽しもう。
子どもの髪飾りにヨーヨーキルト
髪のゴム留めにヨーヨーキルトをひとつ縫い付けるだけでも、パッと華やいだ雰囲気になる。子どもの髪飾りだけでなく、大人でもブローチとして楽しむことができる。
ポーチにヨーヨーキルトを飾って
シンプルなポーチにカラフルなヨーヨーキルトを縫い付ければ、まったく違う印象のポーチに変身。シンプルに同じ色のヨーヨーを並べてもいい。違う質感のヨーヨーを使ってゴージャスに仕立ててもいいだろう。
5. ヨーヨーキルトの作り方は簡単!子どもと一緒に作って楽しもう

ヨーヨーキルトは、とても簡単に作ることができるので、子どもと一緒に作ってみよう。
たとえば、子どもの好きなキャラクターの描かれた布をヨーヨーにすれば、子どもも喜ぶ。
着なくなった服や思い出の服をヨーヨーキルトにリメイクしてもいいだろう。子どもと一緒にヨーヨーキルトでいろいろなアイテムに挑戦してみよう。
結論
ヨーヨーキルトは、パッチワークの技法のひとつだ。用意するものはほとんど家にあるものばかり。作り方も簡単なので子どもと一緒に作るのもいいだろう。不要になった布をリメイクして、タペストリーから髪留めまでいろいろなものを作ることができるので、ぜひ挑戦していただきたい。