目次
- 1. コインランドリーで布団を洗濯するメリット
- 2. コインランドリーでどんな布団が洗える?
- 3. コインランドリーでの布団の洗濯時間や値段
- 4. コインランドリーでの布団の洗い方
- 5. コインランドリー以外での布団の洗濯方法
- 洗濯表示の桶マークにバツ印がついていない敷布団
- キルティング加工がしてある敷布団
- ポリエステル100%の敷布団
- 羊毛50%ポリエステル50%の敷布団
- 綿100%の敷布団
- ウレタン(体圧分散タイプ)の敷布団
- ナイロン・エアファイバータイプの敷布団(乾燥はNG)
- タオルケット
- 毛布
- 羽毛布団(キルティングあり)
- こたつ布団(アクリル素材)
- ウール100%の敷布団
- 真綿の敷布団
- キルティング加工がされていない敷布団
- 和布団
- 羊毛布団
- 羽毛布団(キルティングなし)
- 真綿が使われている布団
- ほつれや破れがある布団
- 布団をロール状に丸めて2~3箇所ほど縛る(店舗によって異なる)
- 洗濯機に布団を入れる
- ドアを閉めたあと洗濯コースを選ぶ
- 洗濯が終わったら布団を取り出す
- 洗濯した布団を乾燥機に移す
- ドアを閉めから40~50分ほど乾燥させる
- テーブルなどで粗熱をとって乾燥しているか確認する
- 乾いていない場合は10分ずつ追加で乾燥させる
- 布団を専用の洗濯ネットに入れる
- 洗濯槽に水をはって液体洗剤を溶かす
- 大物洗いや毛布洗いなど布団を洗えるモードを選択する
- 洗濯が終わったら取り出す
- 2本の物干し竿にまたがせるにように干す
- シャワーで表面の汚れやホコリを落とす
- 浴槽の半分くらいまでぬるま湯をはって液体洗剤を混ぜる
- 浴槽にたたんだ布団を入れて洗濯液になじませる
- 浴槽の縁に腰掛けて全体を踏み洗いする
- 水を入れ替えて踏み洗いする手順を2~3回ほど繰り返して洗剤をすすぐ
- 水を抜いたら浴槽の縁に布団をかけて1時間ほど放置する
- 2本の物干し竿にまたがせるにように干す
1. コインランドリーで布団を洗濯するメリット

コインランドリーで布団を洗濯するメリットを解説する。自宅での洗濯とどこが違うのか、事前にチェックしておこう。
洗濯の時短になる
容量が少ない自宅の乾燥機で布団を乾かすのは難しい。自然乾燥で乾かすには数日ほど干す必要があるため、手間がかかる。忙しい方には、洗濯から乾燥までが短時間で終わらせられるコインランドリーがおすすめだ。
ふわふわに仕上がる
高温の風で乾燥させるため、布団がふわふわに仕上がる。新品に近い柔らかな触り心地になり、心地よく眠りにつけるだろう。湿気でベッタリとなっている布団は、コインランドリーで洗濯してほしい。
除菌や消臭ができる
高温で乾燥させることで雑菌の繁殖を抑えることが可能だ。においの元である雑菌を取り除くことで、消臭効果も期待できるだろう。さらに、ダニは60度で一瞬、50度で20~30分で死滅するため、ダニ対策にも有効だ。
2. コインランドリーでどんな布団が洗える?

材質や種類によって洗濯ができない布団があるので確認が必要だ。コインランドリーで洗える布団と、洗えない布団の見分け方を解説する。
コインランドリーで洗濯可能な布団の種類
まずは布団のタグにある洗濯表示(※1)をチェックしよう。桶マークにバツ印がついていなければ洗濯が、乾燥機のマークにバツ印がついていなければ乾燥機が使用できる。
コインランドリーで洗えない布団の種類
キルティング加工がされていない布団は、中綿が偏ってしまうので洗濯ができない。洗えない布団をコインランドリーで洗濯すると傷んだり縮んだりするので、洗濯表示をしっかりと確認しておくことが大事だ。
3. コインランドリーでの布団の洗濯時間や値段

コインランドリーで布団を洗濯する際にかかる時間と値段を紹介する。洗濯と乾燥に分けて、それぞれの目安をチェックしておこう。
洗濯にかかる時間や値段
布団の洗濯にかかる時間は1枚で30~40分くらいだ。料金は500~600円が目安になる。大型の洗濯機で2枚以上洗濯したり、布団専用の洗濯機を使用したりした場合は、1,000~1,200円ほど必要だろう。
乾燥にかかる時間や値段
乾燥にかかる時間は40~50分ほどだが、布団のサイズや枚数によっては50~80分かかることがある。料金は800~1,000円くらいが目安だ。洗濯から乾燥のトータルで、1500~2000円ほどかかると考えてほしい。
4. コインランドリーでの布団の洗い方

コインランドリーで布団を洗濯するときの手順をまとめた。乾燥機だけで使用できるかなど、気になるポイントとあわせて解説する。
洗濯機の使い方
布団カバーがついている場合は外してから洗濯しよう。布団を入れたとき、洗濯槽の8割が埋まるくらいを目安に洗濯機の容量を選ぶ。容量の選び方や詳しい洗い方は、コインランドリーにある説明で確認しよう。
乾燥機の使い方
洗濯乾燥機を使用する場合、布団を移す必要はない。また、乾燥にかかる時間は布団の枚数や厚みで異なる。乾き具合を確認しながら追加しよう。詳しい手順は店舗によって異なるので、説明を読んでおくと安心だ。
乾燥のみでも効果はある
乾燥機だけでも汗などの湿気を効率よく除去できる。熱による除菌効果があるため消臭にもおすすめだ。熱に弱いダニを駆除できるので上手に活用してほしい。
5. コインランドリー以外での布団の洗濯方法

水洗いが可能な布団なら自宅でも洗濯できる。洗濯機と手洗いに分けて、洗い方を紹介しよう。
自宅の洗濯機を使う場合
洗濯機の容量が5kgならシングルサイズのタオルケットが洗える。7~8kgだとシングルサイズの掛け布団や、セミダブルサイズの肌掛け・合掛け布団の洗濯が可能だ。容量が足りないならコインランドリーで洗ってほしい。
手洗いする場合
踏み洗いするときは体重をかけすぎないように注意する。水を含んだ布団は非常に重いので、慎重に作業してほしい。乾燥まで数日かかるため、晴れが続くタイミングで洗濯しよう。
結論
布団を丸洗いしたいならコインランドリーがおすすめだ。洗濯から乾燥まで短時間で終わり、ふわふわの仕上がりになる。洗濯できない布団もあるので、まずは洗濯表示や材質を確認。紹介したかかる時間や料金、洗い方を参考に、コインランドリーを利用してほしい。自宅で洗う方法も洗濯機と手洗いに分けて紹介したので、あわせてチェックしておこう。
(参考文献)
※1:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」