Tシャツヤーンの作り方とは？手作り方法や小物作品アイデアを紹介

「ヤーン」は糸という意味で、TシャツヤーンとはTシャツを細いひも状にカットして作った編み糸を指す。Tシャツヤーンを使ったハンドメイドは、いらなくなったTシャツをリメイクできるのがエコだと注目を集めている。また、市販のTシャツヤーンもあるので、いらないTシャツがない場合でも簡単に手に入れられるのが便利だ。

Tシャツヤーンはダイソーやセリアなどの100均でも購入できる。単色はもちろん、複数の色がセットになったものや、柄の入ったものなどもある。素材もコットンヤーン、アクリルヤーン、ペーパーヤーンなどの種類があり、作りたい小物の雰囲気に合わせて柔軟に選べるのが魅力だ。

ここではTシャツヤーンの作り方を紹介する。古い、汚れが目立つ、サイズが合わないなどの理由でいらなくなったTシャツを用意し、Tシャツヤーン作りに挑戦してみよう。子どもが着られなくなったTシャツを使うのもよいだろう。

まずは不要になったTシャツを用意する。TシャツヤーンにおすすめのTシャツは、コットン素材などの伸びやすいものだ。柄の有無や厚さは自由なので、編みたい小物の雰囲気に合うものをチョイスすればよい。

Tシャツヤーンを使えば、身の回りの小さい雑貨類からインテリア、ファッションアイテムまでさまざまなものをハンドメイドできる。ここではTシャツヤーンを使った小物作品の手作りアイデアを紹介しよう。

Tシャツヤーンではバッグを編むこともできる。ざっくりとした大きな編み目が特徴の、温かみのあるバッグができあがるだろう。バッグチャームもTシャツヤーンで作れるので、おそろいのデザインでバッグにアクセントを加えてみてはいかがだろうか。

Tシャツヤーンをたくさん用意すれば、ラグを作ってインテリアにナチュラルな雰囲気をプラスできる。円形に編んで丸いラグにするほか、長方形に編んで長めの四角いラグにすることも可能だ。複数の素材や色を組み合わせることで、さまざまなデザインのラグが作れるだろう。

太い編み目が特徴のTシャツヤーンは、かごを作るのに最適だ。固くて大きな編み目のためしっかりしたかごを編みやすく、実用性も申し分ない。サイズを小さめにすれば、鍵などの小物を入れるかごも作れる。持ち手をつけると、外出時にも使える便利なかご風バッグにもなる。

Tシャツヤーンはブレスレットやタッセルなどのアクセサリー作りにも使える。3本のTシャツヤーンを束ねて三つ編みにし、リング状にすればブレスレットが簡単に作れる。タッセルは6本ほどのTシャツヤーンを折って束ね、もう1本のTシャツヤーンで巻いて留めれば完成だ。チャームやボールチェーンを通してバッグにつけたり、カーテンタッセルにアレンジしたりしてみよう。

Tシャツヤーンを使ったハンドメイドは簡単なので、初心者の方でも気軽にチャレンジしやすい。家で使うラグやかごなどの雑貨を作ったり、子どもと一緒にオリジナルグッズを作るのもおすすめだ。いらなくなったTシャツを切ってリメイクするほか、豊富な色をそろえたい場合などは100均でTシャツヤーンを購入するのもよいだろう。