目次
1. 1LDKとは?

1LDKとは、居室がひとつとリビング・ダイニング・キッチンの間取りのことだ。
1LDKの定番レイアウト
1LDKの定番のレイアウトは、L字型と横長の2種類である。L字型は、リビング・ダイニング・キッチンの横に居室が横に続き、横長はリビング・ダイニング・キッチン、居室がすべて一直線に続く間取りになる。
2. 1LDKのレイアウトのコツ

こちらでは、1LDKのレイアウトのコツを紹介しよう。
シンプルな間取りの部屋を選ぶ
1LDKの部屋を使い勝手のよいレイアウトやシンプルな空間に仕上げることを目指す場合は、間取りが変形していない部屋を選ぶことがコツになる。床がユニークな形の間取りは印象的であるが、インテリアなどを選ぶときに難しくなったり、生活動線が不要に長くなってしまったりするためだ。
過ごし方を考える
1LDKでは、LDK部分を調理スペースにするか食事スペースにするかによって、選ぶ家具の種類やレイアウト方法が大きく異なる。そのため、1LDKのレイアウトを考えるときには、無駄を省くためにも部屋での過ごし方を考えることが大切だ。
部屋に合った家具を選ぶ
1LDKは、スペースが限られる場合も多い。そのため、部屋を広く見せたり、くつろげる空間に仕上げたりしたいときには、部屋に合った家具を選ぶことが大切だ。たとえば、部屋を広く見せたいときは腰より低い家具を選ぶと、開放感が得られるだろう。
生活動線を考える
人が無理なく部屋を移動するためには、約600mmの幅が必要だ。そのため、大きな家具をレイアウトするときには、生活動線の妨げにならないように通路となる幅も意識してほしい。また、生活の中でどのような行動が必要なのかを考え、その行動の邪魔にならないように生活動線を確保できるレイアウトをすることが重要だ。
3. 1LDKのレイアウト実例 | 一人暮らし

こちらでは、一人暮らしの1LDKレイアウトの実例を紹介しよう。
一人暮らしの1LDKレイアウト
視線が抜ける開放的な部屋
部屋に置く家具はできる限り背の低いものを選び、壁に沿わせてレイアウトすると、視線が抜けて開放的な印象の部屋にできる。また、家具などを選ぶときは暖色系の色でまとめると部屋を広く見せられるだろう。
間仕切りで目的ごとにレイアウト
簡単にDIYできるアイテムなどを使用し、部屋に間仕切りを作ることで目的ごとに必要なアイテムを機能的にレイアウトできる。たとえば、視線が向きやすいキッチンカウンターに装飾を施して仕切ったり、間仕切りを設置したりして、くつろぐ場所と作業場所などを分ける方法だ。
4. 1LDKのレイアウト実例 | 二人暮らし

こちらでは、二人暮らしの1LDKのレイアウト実例を紹介しよう。
二人暮らしの1LDKレイアウト
ソファダイニングでゆったりとした空間に
ゆったりとした空間にレイアウトしたい場合は、ソファダイニングを設置すると空間に余裕を作ることができる。ダイニングテーブルの他に置きたい家具などがあるときは、このレイアウトを取り入れると設置できる場合もあるだろう。
座椅子と座卓を中心にレイアウト
床でくつろぐことが好きな方は、座椅子と座卓を中心にレイアウトする方法がおすすめだ。大きめのラグを選ぶと快適な空間にできる。作業場所などを確保したいときは、ローダイニングを設置するとよいだろう。
5. 1LDKのレイアウト実例 | インテリア

最後に1LDKのオシャレなインテリアを用いたレイアウト実例を紹介しよう。
1LDKのオシャレなインテリア
観葉植物を中心にボタニカルな雰囲気に
大きめの観葉植物とボタニカルなデザインの照明やポスターを取り入れると、オシャレに個性を表現できる。部屋のベースカラーはブラウン系や白などを選ぶと、個性的なインテリアも落ち着いた雰囲気にレイアウトできるだろう。
シェルフやラックでオシャレに収納
キッチンやダイニング周囲は、見せる収納ができるシェルフを設置することで、オシャレにすっきりとした空間にできる。シェルフは、フレームの細いものをレイアウトすると存在感を抑えられる。雑誌などはマガジンラックを選ぶとカフェのようなオシャレな雰囲気になるだろう。
結論
今回は、1LDKの間取りの特徴から、レイアウトのコツ、一人暮らしや二人暮らしにおすすめのレイアウト実例について解説した。ぜひ、当記事を参考にそれぞれの間取りに応じた工夫や好みを取り入れながら、快適でオシャレな空間に仕上げてほしい。