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電球

電球の捨て方は?LED電球の処分方法や蛍光灯の注意点まで徹底解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年6月15日

電球が切れて交換したけれど、古い電球の捨て方がわからないという方も多いのではないだろうか。電球の種類によって、捨て方が違うケースもあるからだ。ここでは、電球の種類別の捨て方や処分するときの注意点などを紹介しよう。

  

1. 電球の捨て方|白熱電球やLED電球の場合

電球を捨てる
白熱電球とLED電球は同じ捨て方ができる。各自治体のホームページで確認しよう。

「不燃ごみ」「ガラス」「資源ごみ」など自治体による

白熱電球は、ソケット接合部分以外はガラスでできている。LED電球はソケット接合部分以外も金属が多い仕様となっている。
白熱電球とLED電球は、ほとんどの自治体では「燃えないごみ」として収集される。電球は、割れないように元の箱に入れるなどしてから出すようにしよう。

2. 電球の捨て方|蛍光灯や電球型蛍光灯の場合

蛍光灯
蛍光灯や電球型蛍光灯の場合は、捨て方に注意が必要だ。

「水銀」が使用されているため捨て方には注意が必要

白熱電球やLED電球は水銀が含まれていないので、燃えないごみとして捨てることができる。しかし、蛍光灯は水銀を含むガスが入っているため、燃えないごみとして捨てることができない場合もある。
蛍光灯は形状でわかりやすいが、電球型蛍光灯は外見からは分かりにくいかもしれない。電球型蛍光灯かどうか確認するためには、型番をチェックすることだ。「EF」で始まる型番であれば、電球型蛍光灯で間違いない。
蛍光灯や電球型蛍光灯の捨て方は、自治体によってさまざまだ。有害物質が含まれているため「有害ごみ」として扱われる自治体や、中身がわかるように表記してから「燃えないごみ」として処分できる自治体もある。また、封入されている水銀は貴重な資源となるため「資源ごみ」として扱う自治体もある。

3. 電球のそのほかの捨て方

電球
電球は、自治体のごみに出す以外の捨て方もできる。いくつかの捨て方があるので、覚えておくと便利だ。

回収ボックスを利用する

地域によっては、市町村役場や公共施設、スーパーなどに回収ボックスを設置しているケースもある。基本的には無料で回収してくれるので、近くに回収ボックスがある場合には、持って行って処分するといい。

電気店やホームセンターなどに持ち込む

家電量販店や電気店、あるいはホームセンターなどで回収を行っているところもある。とくに、有害物質の含まれている蛍光灯を買い替える際には、購入店に問い合わせてみよう。

不用品回収業者に依頼する

捨てる電球が多く、なおかつほかにも捨てるものがある場合などは、不用品回収業者に依頼するという捨て方もある。ただし、業者選びには注意が必要だ。一般家庭から出るごみの処理は「一般廃棄物」の免許を持った業者を選ぶことだ。「産業廃棄物収集運搬業許可」「産業廃棄物処理業許可」「古物商」免許などでは回収は許可されていない。無許可の業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルになるので注意しよう。(※1)

4. 電球を処分する際の注意点

割れた電球
電球は割れると運搬や処分する際に危険が生じる。正しい電球の捨て方を覚えておこう。

破損しないように箱に入れるまたは梱包する

電球は破損しやすいので、新しく買った電球の箱を利用して捨てる。もし電球の箱がない場合には、新聞紙や厚紙などで厳重に包んでから袋に入れるようにしよう。

ほかのごみとは一緒にしない

ゴミステーションに置くときにも、ほかのごみから少し離した場所に置くなどの配慮が必要だ。自治会にルールがある場合には、それに従った捨て方をする。

「危険」「ワレモノ」などとわかりやすく記載する

電球は非常に割れやすく、割れるとケガをする危険性がある。「危険」「ワレモノ」など、誰でもわかるように注意喚起の表示をしよう。

5. 電球の捨て方について自治体のルールを確認しておこう

ゴミ回収車
電球の捨て方は、各自治体で異なる。たとえば、仙台市では蛍光灯はビン・缶の収集日に黄色の回収容器の脇に置く。電球は家庭ごみとして、緑色の指定ごみ袋に入れて捨てるという決まりがある。一方横浜市では、週2回の燃えないごみの収集日に「蛍光灯」など品物名を明記して捨てるといった決まりがある。
このように、住んでいる自治会によって電球の捨て方は変わってくるので、引っ越した場合など、まずホームページなどで確認しておくことが大切だ。

結論

電球の捨て方は、住んでいる自治体によって違ってくるので、事前に確認しておこう。電球は割れやすくケガの危険性もあるため、捨て方にも注意が必要だ。電球の空き箱や新聞紙、段ボールで割れないように保護し、「ワレモノ」などと書いておく。くれぐれも、ほかの一般ごみと一緒にしないように注意しよう。
(参考文献)
※1:環境省_廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!
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  • 更新日:

    2022年6月15日

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