2022年6月21日目次
1. 引っ越し料金が安いシーズンはいつ？
引っ越し料金がもっとも高いのは繁忙期である3～5月だ。そのシーズンを避けることでお得に引っ越しできるだろう。その中でもより安いシーズンはいつなのか、単身と家族に分けて解説する。
単身の場合
単身の引っ越しが安いシーズンは10月と12月、1月だ。ただし、10月の上旬は9月の転勤辞令による引っ越しが増えるため、中旬から下旬の間を選ぶといい。12月や1月の場合は、予約が取りにくく料金が高い年末年始を避けよう。
家族の場合
家族で引っ越しをするなら12月と1月が安い傾向がある。一人暮らしと同じように、年末年始を避けて引っ越ししよう。その他だと5月の繁忙期が終わったあとの6月が安いが、天候が不安定なので荷物がぬれる可能性がある。
2. シーズンオフ中に引っ越しするメリット
3月と4月以外のシーズンオフに、引っ越しをするメリットをまとめた。いつ引っ越すべきか迷っている方は参考にしてほしい。
予約が取りやすい
オフシーズンは引っ越しをする方が少ないため、予約が取りやすくなる。都合のいい日程や時間帯で引っ越ししやすいのが魅力だ。女性の作業スタッフに依頼する人気が高いプランなども、好きな日程で予約しやすくなる。
作業員の質が良くなる
人手が不足しがちな繁忙期にバイトを雇う引っ越しの業者は多い。慣れていないスタッフによる作業になるため、不手際が発生する可能性がある。オフシーズンは十分な人手があるので、正規のスタッフによるサービスが受けられるだろう。
家賃が安くなることがある
オフシーズンは賃貸の入居者が少なくなる傾向がある。大家や不動産業者も空き部屋を埋めたいため、家賃や敷金、礼金の値下げ交渉がしやすい。一定期間だけ家賃が無料になるフリーレント物件を探すなら、12月が狙い目だ。
3. シーズンオフ中に引っ越しするデメリット
シーズンオフのときに引っ越しするデメリットを紹介する。事前に確認してから、引っ越しする時期を決めよう。
物件数が少ない
オフシーズンは賃貸の需要が減るため、出回る物件の数が少ない。人気の物件は、シーズン中に契約されてしまう可能性が高いので注意。新しく空く物件や売れ残っている物件もあるが、選べる選択肢は少なくなるだろう。
土日祝日は費用が高くなる
シーズンオフ中でも、土日や祝日は引っ越しの料金が高い傾向がある。安く引っ越しをしたいなら平日を選ぶことが大事だ。引っ越しが多い中旬から月末も高くなる可能性があるので、なるべく上旬を選ぶといい。
4. シーズン中でも引っ越し料金を安くするコツ
仕事などの関係で、引っ越しの時期を選べない方は多いだろう。シーズン中でも、引っ越し料金を安くするコツをまとめた。
引っ越し業者比較サイトを活用する
引っ越し業者によって料金は大きく異なる。見積もりを取って十分に比較することで、安くなる可能性は高い。引っ越し業者比較サイトは、複数の業者から一括で見積もりを取れるのでおすすめだ。
引っ越し料金カレンダーを見る
引っ越し業者の公式サイトで料金カレンダーをチェックしよう。業者が決めた特売日が記載されており、いつ安くなるのかが一目でわかる。引っ越しが決まったら、安い日に予約が取れるよう早めに確認しておくといい。
平日や仏滅・赤口の日に引っ越しする
引っ越しが少ない平日や、縁起が悪いとされる仏滅・赤口はシーズン中でも料金が安い傾向がある。とくに水曜日・木曜日・金曜日は狙い目だ。なお、開始時間の指定をしないフリー便を選ぶと安くなるので、こちらもあわせて活用しよう。
結論
安く引っ越ししたいならシーズンオフがおすすめだ。単身なら10月や12月、1月、家族なら12月と1月が安い傾向にある。シーズンオフの引っ越しにはメリットとデメリットがあるので、その両方を確認しておくことが大事だ。また、3月～4月のシーズン中でも、コツを実践すれば引っ越しの料金は安くなる。比較サイトを活用する、料金カレンダーを見るといった方法をチェックしておこう。
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