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エアコン

エアコンから漂ってくる臭いにおいの原因は?対処方法や予防策も解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年6月 3日

エアコンが臭いときはまず原因を突き止める。放置するとさまざまなリスクがあるので、適切な対処が必要だ。この記事では、エアコンが臭い原因と解消する方法を紹介する。おすすめの対策とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. エアコンから漂う臭いにおいの原因とは

エアコン
においの種類によって適切な対処法は異なる。エアコンが臭いときは、まず原因をチェックしよう。

カビ

エアコンからカビ臭がする場合は、内部でカビが繁殖している可能性が高い。吸い込んだチリやホコリが蓄積して、さらに結露によって水滴がたまる。エサと水分がそろうことで内部にカビが発生するわけだ。臭いにおいがするときは、カビが放出されていると考えよう。

生活臭

食べ物やペットのにおい、汗、芳香剤など生活臭は臭いにおいの原因になる。空気を取り込むときに生活臭を吸い込んでしまい、染み付いてしまうのだ。とくに頻繁に調理をしたり、タバコを吸ったりしている場合は、内部にベタベタした油やヤニがたまりやすい。汚れが付着してカビが発生しやすくなるので注意が必要だ。

焦げ臭いときは要注意

エアコンが焦げ臭いときは、すぐに使用を中止する。不具合が発生している可能性が高く、発火することも考えられるだろう。販売店やメーカーに点検や修理を依頼してほしい。

2. エアコンの臭いにおいを放置しないほうがよい理由

エアコンのフィルター
臭いエアコンを放置するリスクをまとめた。トラブルを防ぐために、あらかじめチェックしてほしい。

体調に悪影響を及ぼすおそれがある

カビ臭いエアコンを使用すると、カビ菌が部屋中に放出される。カビ菌を吸い込むことで、くしゃみや鼻水、咳の原因になるケースは多い。免疫力が弱い高齢者やお子さん、アレルギーの方がいるご家庭は、とくに注意が必要だ。

エアコンの機能低下や故障につながることも

カビや汚れを放置すると、エアコンの効率が悪化する。しっかり冷えなかったり温まらなかったりといった、不具合の原因になるので注意しよう。電気代が無駄にかかり、さらに放置すると故障の原因になる。エアコンを長持ちさせるために、定期的に掃除をして清潔に保ってほしい。

3. エアコンの臭いにおいを解消する方法

エアコン掃除
エアコンが臭い場合の対処法を紹介しよう。基本的な4つの方法をまとめた。

フィルターを掃除する

エアコンのフィルターを取り外して、ホコリや汚れを掃除する。詳しい方法は取扱説明書で確認してほしい。また、フィルターお掃除機能がついている場合は積極的に活用する。フィルターの掃除は汚れがひどいとき以外必要ないが、ホコリをためるダストボックスは定期的にお手入れしよう。

窓を開けた状態でしばらく運転する

稼働直後はカビが室内に放出されやすい。運転を開始してからしばらく換気をして、カビを室外に出すことが重要だ。臭いにおいも外に放出されて部屋にこもりにくくなる。

30度の暖房運転でエアコン内部を乾燥させる

30度の暖房運転をすることで、カビの原因である水分を蒸発させることが可能だ。エアコンの内部が乾燥することで、カビの発生を抑えられる。ただし、エアコン内部の汚れやカビは除去できないため、フィルターの掃除などもあわせて実践してほしい。

16度の冷房運転で結露を生じさせる

16度の冷房運転で結露を発生させてドレンホースに流す。多めの結露を流すことによって、エアコンの内部にたまった雑菌や汚れを出すことが可能だ。一方で完全に放出することはできないので、掃除などその他の対策もする必要があるだろう。

4. エアコンの臭いにおいを防ぐには?

エアコン
エアコンのいやな臭いにおいは、日頃からの対策で防ぐことが可能だ。効果的な3つの予防法を紹介する。

「送風運転」を活用する

冷房を使用すると内部で結露が発生するため、カビが繁殖しやすい。運転後は1時間ほど送風運転をして、湿度を下げるといいだろう。使用するたび送風運転をするのが難しい場合は、気になったときだけでもある程度の効果が期待できる。

「内部クリーン機能」を活用する

内部クリーン機能とは、冷房と除湿でエアコンの内部を乾燥させる機能だ。カビやいやなにおいを予防する効果があるので、積極的に活用してほしい。内部クリーン機能がない機種の場合は、代わりに送風運転を使おう。

こまめに室内の空気を入れ換える

定期的に空気を入れ換えることで、生活臭を吸い込みにくくなる。換気扇をまわしたり窓を開けたりして、キレイな空気を保つようにしよう。タバコを吸ったあとや、油を調理に使用したあとは、しっかりと換気をして汚れた空気を外に出してほしい。

5. エアコンの臭いにおいが解消しないときはプロに頼む手もある

エアコン掃除
エアコン内部のカビや汚れを自分で取り除くのは難しい。フィルターやカバーを掃除したり、内部を乾燥させたりしても、臭いにおいが残ってしまうことがある。
においの原因であるカビや汚れを完全に除去したいなら、プロのクリーニング業者に依頼しよう。内部の汚れやカビを徹底的に洗浄することで、エアコンの臭いにおいを解消できる。

結論

エアコンから臭いにおいがしたら注意が必要だ。カビを放出したり故障の原因になったりするので、すぐに対処してほしい。フィルターを掃除する、窓を開けて運転するなど、解消する方法をチェック。内部クリーン機能を使ったり、こまめに換気したりすれば臭いにおいは予防できるので、あわせて実践することが大事だ。
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  • 更新日:

    2022年6月 3日

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