目次
1. 机のレイアウトは大きく3パターン

机のレイアウトを考えるとき、3つのパターンを基本にするとレイアウトしやすくなる。間取りやライフスタイル、好みに合わせたレイアウトを考えてみよう。
壁付け
机のレイアウトを壁付けにするメリットは、部屋のスペースを広く確保できることだ。机の長辺を壁に付けてレイアウトすると、椅子の背面にスペースが生まれる。余計なものが目に入らないため、集中したい方におすすめだ。
逆に机の短辺を壁に付けてレイアウトすると、部屋全体を見渡すことができるので、開放感が生まれる。横を向けば窓の外が見られるので、リフレッシュにもなる。
コーナー
部屋の隅を活用した机のレイアウトだ。ここに置く机の種類は「スクエア」「扇型」「三角形」「変形型」など、デッドスペースを上手に生かせる形状のものを選ぶといいだろう。
コンパクトなレイアウトにするなら、横幅のある机よりもストレージ付きや高さのある収納棚が付いたものを選ぼう。
アイランド
壁に付けず、部屋の中央に机を置くレイアウトだ。比較的スペースにゆとりのある部屋におすすめだ。パソコンのディスプレイで窓をふさぐことなく、部屋が明るくなる。また、壁に向かっているときよりも、圧迫感がなくなるというメリットがある。
スムーズな動線を確保するために、机と壁の距離を60cm以上は取るようにするのがポイントだ。椅子を引くためのスペースも75cm以上確保しておいた方がいいだろう。
2. 机のレイアウトアイデア5選

具体的な机のレイアウトアイデアを紹介しよう。ぜひ参考にしてもらいたい。
窓の外が見えるレイアウト
集中したあとに、少し休憩。そんなときに窓の外の景色を見ると、目の疲れにも効果が期待できそうだ。窓際に机をレイアウトすることで、自然光でも手元が明るい。パソコンのディスプレイにも光が映り込まないので、作業がしやすいというメリットもある。
窓に直角のレイアウト
窓の外の風景が気になって集中できないという方には、窓と直角に机をレイアウトするのがおすすめだ。壁に向かって仕事ができるので集中しやすい。机の横に窓があるので、適度な息抜きもできるだろう。圧迫感を覚えにくいのもメリットだ。
壁に向かって作業をするレイアウト
集中力が散漫になりやすい方は壁に向かって机をレイアウトしよう。集中力が維持できるだけでなく、壁を利用できるというメリットもある。壁にカレンダーや時計を取り付けてもいい。ウォールシェルフで収納スペースを作れば、机の上がスッキリして作業効率もよくなる。
半個室風の机のレイアウト
ワンルームに住んでいる方におすすめなのが半個室風の机のレイアウトだ。生活空間と仕事空間を分けることで、メリハリをつけることができる。格子状のパーテーションで仕切れば、圧迫感も少ない。必要なくなったらパーテーションを取り外すだけなので、賃貸物件でも気軽に導入できる方法だ。
押し入れをアレンジした机のレイアウト
押し入れは少し奥まっており、まわりから遮断されているスペースなので集中しやすい場所だ。押し入れの中段をそのまま机として使ってもいいし、中段をはずして自由なスペースに机をレイアウトしてもいい。カーテンを設置すれば、急な来客でも困らない。使っていないときには隠すことができ、部屋をスッキリみせることができる。
3. 机のレイアウトは集中力や作業効率に影響する

在宅勤務が増えたという方も多いだろう。家では職場と違ってモチベーションが上がらないと感じてはいないだろうか。家で長く仕事をしているといろいろと不都合が出てくるが、そのひとつが机のレイアウトだ。
開放的なほうが集中できる、逆に外部と遮断された空間のほうが落ち着くなど、ワークスペースの居心地の好みは人それぞれ。今のワークスペースがしっくりこないようなら、机のレイアウトを変えてみよう。
結論
基本的な机のレイアウトは、壁付け、コーナー、アイランドの3種類だ。それぞれ間取りや好み、仕事のしやすさに応じて選ぶようにしよう。在宅勤務の場合は、机のレイアウトによって仕事とプライベートを分けることが仕事の効率にも影響する。基本のレイアウトを参考に、自分のスタイルを見つけてみよう。