目次
- 1. 引っ越し祝いと新築祝いの違い
- 2. 引っ越し祝いの相場はどれくらい?
- 3. 引っ越し祝いを贈る時期はいつがいい?
- 4. 引っ越し祝いの「のし」はどうすべき?
- 5. 引っ越し祝いにおすすめのプレゼント
- 6. 引っ越し祝いに不適切なプレゼント
1. 引っ越し祝いと新築祝いの違い

引っ越し祝いと似たものに「新築祝い」がある。引っ越し祝いは中古の物件を購入した際に贈るものだ。一方、新築祝いは新しく家を建てた場合や、新築マンションを購入した場合に贈る。
引っ越し祝いは家電や日用品、カタログギフトなどを贈ることが多い。しかし新築祝いでは現金を贈るのが一般的で、最近ではカタログギフトや商品券を贈るケースも増えている。
2. 引っ越し祝いの相場はどれくらい?

引っ越し祝いの相場は相手との関係性による。ここでは親、子供や兄弟姉妹、友人や同僚などの関係性ごとに金額の目安を見ていこう。
親へ贈る場合
親に引っ越し祝いを贈る場合は、1~3万円程度の贈り物が適している。余裕がある場合は10万円程度の引っ越し祝いを贈るのもよい。
子供や兄弟へ贈る場合
子供に贈る引っ越し祝いの相場は10万円程度だ。それ以上の金額になることも珍しくないので、余裕がある場合は上乗せしてもよいだろう。
兄弟姉妹が引っ越した場合は、1~5万円程度の引っ越し祝いを贈ろう。学生や就職したばかりの方なら少なめの金額でも問題ない。
友達や同僚へ贈る場合
友達や同僚への引っ越し祝いは、3千~1万円程度を目安にしよう。目上の方には引っ越し祝いで現金を贈ると失礼にあたる場合があるので気をつけたい。
3. 引っ越し祝いを贈る時期はいつがいい?

引っ越し祝いを贈るのにちょうどよい時期は、相手が新居に引っ越してから1~2ヶ月以内が目安だ。引っ越し直後は片付けやさまざまな手続きで忙しいので、落ち着いた頃に贈るのが望ましい。もし新居に招待されている場合は、そのときに渡すのがちょうどよいだろう。
4. 引っ越し祝いの「のし」はどうすべき?

引っ越し祝いを贈るときは、のしをつけるのが一般的だ。以下では水引の種類や表書きなど、基本的なのしのつけ方を紹介する。
水引は蝶結び
水引は紅白の蝶結びのものを選ぼう。蝶結びの水引は引っ越しや出産祝いなどのように、何度あってもよいお祝いに使われる。
のしの書き方
のしの表書きには、「御引越御祝」や「御祝」などと記そう。下段には送り主の名字を記載する。上段よりも少し小さめの文字で書くのがポイントだ。
お返しする際の書き方
引っ越し祝いをもらって相手にお返しする場合は、表書きの上段に「内祝」と書き、下段に自分の名字を書く。水引は贈るときと同じく、紅白の蝶結びのものを使用しよう。
5. 引っ越し祝いにおすすめのプレゼント

引っ越し祝いに何を贈ろうか悩む方は、以下で紹介する引っ越し祝いにおすすめのプレゼント例を参考にしてほしい。相手がどんなものが好きか、新居で何を必要としているか想像して選んでみよう。
家電
引っ越しの際には古くなった家電を処分し、買い替えを検討する人も多い。相手に何がほしいか聞ける場合はヒアリングし、必要な家電を贈るのもよいだろう。機能性の高い炊飯器や圧力鍋、オーブン、ホットプレート、ホットサンドメーカーなどがおすすめだ。最近はおしゃれな見た目の調理家電も数多くあるので、新居での生活をより素敵に演出できるアイテムを選びたい。
カタログギフト
何を贈れば喜んでもらえるかわからない場合は、カタログギフトを選んではいかがだろうか。インテリアへのこだわりが強い人にはおしゃれなアイテムを掲載したカタログギフトを贈り、相手の好みのものを選んでもらおう。カタログギフトにはさまざまなバリエーションがあるので、グルメな人には食に特化したものを、旅行やアクティビティが好きな人には体験型ギフトを贈るのもよい。
日用品
新生活で誰にでも喜ばれやすいものといえば日用品が挙げられる。贅沢なフカフカのバスタオル、掃除に役立つ洗剤のセット、キッチンを彩るふきんやハンドソープのセット、新居をよい香りで満たすルームスプレーなどがおすすめだ。
6. 引っ越し祝いに不適切なプレゼント
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中には引っ越し祝いとして不適切なプレゼントもある。タブーとされるものの代表例は、火を連想させるものだ。たとえばライターやキャンドル、ストーブ、コンロ、灰皿などは避けておきたい。
また新居では壁を傷つけたくない方も多いため、壁に穴を開けて設置するものは選ばないほうがよい。壁かけの時計やフォトフレーム、絵画などの壁にかけるアートは避け、どうしても贈りたいなら置き型のものにしよう。
結論
引っ越し祝いには相手が喜んでくれそうなアイテムを贈りたい。何を選べばよいかわからない場合は誰でも使うような日用品や、カタログギフトなどがよいだろう。贈る時期や金額の相場、のしのつけ方などにも注意して、素敵な引っ越し祝いを贈るのに役立ててほしい。