目次
1. 引っ越しに必要なダンボール数は何個?

引っ越しに必要なダンボールの枚数は持ち物の量によって変わってくるが、ここでは一般的な枚数の目安を紹介する。引っ越しをする人数や物件の広さに応じてチェックしてみよう。なお、本や食器が多いご家庭では少し多めに見積もっておくのがおすすめだ。
一人暮らしの場合
一人暮らしの場合、引っ越しに使うダンボールの数は10~15個程度が目安だ。ワンルームで暮らす場合は10個以内に収まるケースも多い。本や食器などの量が多い場合でも、ダンボールを20箱ほど用意しておけば十分だろう。
二人暮らし以上の場合
二人暮らしの家族が引っ越す場合は、ダンボールの数は30個程度が目安となる。子どもがいて日用品やおもちゃがかさばる、2DK以上の広い部屋に住んでいるなどの場合は50個ほど用意するとよい。4人家族以上なら50~80枚ほどを目安にするとよいだろう。
2. 引っ越しに必要なダンボールの入手方法

引っ越しに必要なダンボールは通販サイトやホームセンターで買えるほか、場合によっては無料で入手できることもある。
通販やホームセンターで購入する
ダンボールを購入する場合は、通販サイトやホームセンターを利用しよう。通販だと家まで郵送してもらえるので、大きなダンボールを持ち運ぶ必要がない。ただし到着までに時間がかかるため、余裕をもって注文しておきたい。
ダンボールの値段の目安
ホームセンターで売っているダンボールの料金相場は、1枚あたり300~450円程度だ。通販ではさらに安い傾向にあり、5~10枚入りで2,000円程度だろう。中には引っ越し用のダンボールや布団袋、ガムテープなどがセットになった商品もある。しかし、いずれも大量にそろえると高額になってしまうため、ダンボールが足りないときに追加で購入するのがおすすめだ。
ダンボールを無料で入手する方法
引っ越しに使うダンボールを無料で入手する方法もある。以下の2つからお好きな方法を選んでみよう。
近くのお店から調達する
スーパーや家電量販店、カーショップなどには不要となったダンボールが置かれていることがある。店員に声をかけると無料でもらえることも多いので、引っ越しに使えそうなキレイなダンボールを選んで持ち帰ろう。
引っ越し業者から入手する
もっとも手軽なのが引っ越し業者から入手する方法だ。多くの引っ越し業者は契約者にダンボールを無料で提供している。最大50枚のダンボールをもらえるケースが多いので、引っ越し業者に確認してみよう。
3. 引っ越しの際のダンボールの使い方

ここからは、引っ越しの際にダンボールをうまく使うコツを解説する。組み立て方のポイントからスムーズに仕分けるアイデアまで見ていこう。
ダンボールの組み立て方
ダンボールを組み立てる際は、底面のフタに沿ってガムテープを貼るのが原則だ。フタを互い違いにして閉じる方法では中央部分の強度が弱いため、底が抜けやすくなる。底面のフタに沿って長めのテープを1枚貼り、そのテープと十字になるようにもう1枚貼るのが望ましい。
サイズごとの荷物の梱包方法
引っ越し用のダンボールには100~140などのサイズがある。100~110サイズは本や食器、120~130サイズは本やCD・DVD類、140サイズは衣類や日用品などを入れるのに適している。大きなダンボールには荷物がたくさん入るが、重くなりすぎると運びにくくなるため注意したい。
中身が分かるようにテープの色を分ける
引っ越し後の新居で荷物をうまく仕分けるには、ダンボールの中身が分かるようにテープの色を変える方法が効果的だ。たとえば茶色いガムテープは本、赤は食器、緑は衣類などのように決めておけば、何をどこに運べばよいかわかりやすくなる。
4. 引っ越し後のダンボールの捨て方

引っ越し後には使い終わったダンボールが大量に発生する。ダンボールの捨て方はいくつかあるので、以下の方法で処分しよう。
引っ越し業者に回収を依頼する
引っ越し業者によっては、ダンボールの回収を無料で行っているところがある。かさばるダンボールを家まで取りに来てくれるので、手軽に処分できるのがうれしい。ただし、中には自社のダンボールしか回収できない業者もあるので、事前に確認しておこう。
資源ごみとして出す
自治体の多くはダンボールを資源ごみとして扱っている。引っ越し後にいらなくなったダンボールは紐などでまとめ、資源ごみの日に出すとよい。回収のルールは自治体によって異なるので、詳しくはお住まいの地域のホームページなどで確認してほしい。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者にダンボールの回収を依頼する方法もある。自宅まで引き取りに来てもらえるが、有料の場合がほとんどだ。中には無料回収とうたいながら、後から高額を請求する悪質な業者もいるので注意しよう。一般廃棄物処理業許可を得ている業者を選ぶのがポイントだ。
結論
引っ越し時に荷物をまとめるためにはダンボールが必要だ。引っ越しの見積もり時には業者からダンボールの数を聞かれるので、引っ越す人数やものの多さに応じて枚数の目安を把握しておきたい。紹介した組み立て方や捨て方も参考に、引っ越し前後の作業をスムーズに乗り切ろう。