- ご祝儀袋から水引を外す
- 広げたら縦半分に折る
- 折り目にそってカットする
- 裏返したら箸の幅にあわせて三つ折りにする
- 下の部分を折りたたみ上の部分は箸の長さにあわせてカットする
- 水引をちょうどよい長さにカットする
- 箸袋に水引をかけてマスキングテープで固定する
- ご祝儀袋から水引を外す
- 本のサイズにあわせてご祝儀袋の上下を折る
- 半分に折ったら真ん中に本を挟む
- 本のサイズにあわせて左右を内側に折り込む
- 表紙と裏表紙をブックカバーの間に挟み込む
- ブックカバーに水引をかける
- ご祝儀袋から水引を外す
- ひもの部分を適度な長さにカットする
- 接着剤や針金を使用してアクセサリー用のパーツに取り付ける
1. ご祝儀袋の捨て方は何ゴミ?
まずはご祝儀袋の捨て方について、基本的なルールをまとめた。分別などの捨て方と適切に処分するためのマナーを解説しよう。
分別して可燃ゴミに出す
ご祝儀袋は紙でできているため、可燃ゴミに分別する。ゴミ袋に入れて回収日になったら収集所に出せばOKだ。プラスチックなどその他の素材が使用されている場合は、分けて処分しよう。素材別の分別や捨て方は、自治体の公式ホームページなどで確認してほしい。
捨て方に関する基本マナー
ご祝儀袋には祝いの気持ちがこめられているため、3ヶ月から1年ほど保管してから処分しよう。中身を取り出してすぐにゴミ箱に入れる捨て方は避け、感謝の気持ちを持って丁寧に処分する。
白い奉書紙(ほうしょし)やキレイな包装紙、布などに包んでから、ゴミ袋の一番上に置くのがおすすめの捨て方だ。氏名や住所が記載されている場合は、切り刻んで個人情報がわからないようにする。シュレッダーがあるなら活用しよう。
お付き合いの記録として、処分する前に個人情報や金額を写しておくのがポイントだ。ご祝儀袋を撮影して、写真として残しておくのもよいだろう。キレイなご祝儀袋を思い出として記録できる。
2. ご祝儀袋はお焚き上げで処分できる
ゴミとして処分する捨て方に抵抗があるなら、神社での「お焚き上げ」がおすすめだ。清めの火で燃やすことによって、礼をつくして天にかえすことができる。気持ちのこもったご祝儀袋を、気持ちよく処分できるのが魅力だ。
初詣やどんと祭のとき、古い御札やお守り、正月飾りと一緒に燃やしてもらおう。プラスチックや金属の部分を取り外してから持ち込んでほしい。ただし、ご祝儀袋のお焚き上げを受け付けていない神社もあるので、事前に確認しておくことが重要だ。
3. ご祝儀袋のその他の捨て方
ご祝儀袋をゴミとして処分する以外の捨て方を解説する。再利用する方法と、おすすめのリサイクルアイデアを紹介するので、通常の捨て方とあわせてチェックしてほしい。
捨てずに再利用する
最近では「お福分け」でご祝儀袋を再利用することが増えてきた。いただいた幸せを他の人に分けるといった意味がある。ただし、やり方を間違えると相手に失礼なので、ルールを守って再利用することが大事だ。
ご祝儀袋を再利用する場合は中包みや短冊を新しいものに変える。汚れていたりよれていたりする場合は再利用せずに、正しい捨て方で処分しよう。相手がどう思うかを考えたうえで、再利用するかを決めてほしい。
リメイクする
凝ったデザインのご祝儀袋は、リメイクするといいだろう。箸袋とブックカバー、アクセサリーの作り方を紹介する。
箸袋へのリメイク方法
おもてなしの席にピッタリな美しい箸置きの完成だ。折り方や使用するマスキングテープを工夫すれば、よりオシャレな仕上がりになる。
ブックカバーへのリメイク方法
たとえば、結婚式の招待状の返信ハガキを製本した場合や、結婚式のフォトブックにご祝儀袋のブックカバーをかけて保管してもよいだろう。熨斗(のし)をしおりとして活用するのもおすすめだ。
アクセサリーへのリメイク方法
オシャレなデザインの水引が、和モダンなピアスやネックレスに生まれ変わる。ビーズやタッセルなど、その他のパーツと組み合わせてもよいだろう。残ったご祝儀袋はブックカバーや箸入れにリメイクしてほしい。
結論
ご祝儀袋は3ヶ月から1年ほど保管してから処分するとよい。白い奉書紙やキレイな包装紙、布などに包んで燃えるゴミに出すのが正しい捨て方だ。ゴミとして捨てることに抵抗があるなら、神社でお焚き上げをしてもらおう。その他には、お福分けとして再利用したり、リメイクしたりする捨て方もある。オシャレなデザインのご祝儀袋は華やかなアイテムに生まれ変わるので、ぜひ作り方をチェックしてほしい。