- 電話やWEBサイトから粗大ゴミの回収を申し込む
- 取扱店舗で粗大ゴミ処理手数料納付券を購入する
- 必要事項を記入したらシーリングライトに貼り付ける
- 指定された日時になったら回収場所にシーリングライトを出す
1. シーリングライトの正しい捨て方
シーリングライトの捨て方について基礎知識を紹介する。捨て方や分別で迷ったときは、ぜひ確認してほしい。
シーリングライトは何ゴミ?
シーリングライトは、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分するのが一般的だ。たとえば札幌市や福岡市では、指定のゴミ袋に入る照明器具は不燃ゴミで、入らない場合は粗大ゴミになる。名古屋市では30cm角未満なら不燃ゴミ、超えるものだと粗大ゴミだ。
このように自治体によって分別や捨て方のルールは異なるため、公式WEBサイトで確認しておこう。他には小型家電回収としての捨て方もある。対応する回収方法や回収場所は、「小型家電リサイクル回収ポータルサイト(※1)」でチェックしよう。
シーリングライトを粗大ゴミに出す方法
リモコンや電池は一緒に処分できないケースがある。手数料や取扱店舗とあわせて、申し込みのときに確認しておこう。
2. シーリングライトの捨て方の注意点
シーリングライトを処分する際に注意しておきたいことをまとめた。蛍光灯や電球の捨て方をチェックしておこう。
蛍光灯が割れないようにする
シーリングライトを捨てる場合は、蛍光灯を外す必要がある。蛍光灯には水銀が含まれており、割れると放出されるので注意が必要だ。外すときや外したあとは割らないように丁寧に扱おう。
蛍光灯を処分する場合は割れないように箱に入れるか新聞紙で包む。不燃ゴミとして分別するケースが多いが、詳しい捨て方は自治体のルールを確認しよう。一部の店舗では専用の回収ボックスを設置しているので、あわせてチェックしてほしい。
電球は別で処分する
シーリングライトの白熱電球は蛍光灯と同様に取り外す。蛍光灯と違って水銀は含まれていないが、破片でけがをする可能性があるので割れないように注意してほしい。
シーリングライトと電球は別に処分しよう。札幌市や名古屋では不燃ゴミ、大阪市では普通ゴミとして分別する。このように自治体によって詳しい捨て方が異なるため、公式サイトや問い合わせで確認しよう。
3. シーリングライトのその他の捨て方
ゴミとして処分する以外にも、シーリングライトの捨て方はある。4つの捨て方とメリットをまとめた。
新規購入時に引き取ってもらう
新しくシーリングライトを購入する場合は、引き取りサービスがあるか確認してみよう。対応していない店舗もあるが、無料で処分できる可能性がある。その他では有料での引き取りに対応していたり、小型家電回収ボックスを設置したりしている店舗もあるので、事前に調べておくのがおすすめだ。
リサイクル業者に売る
まだ使用できるシーリングライトなら、リサイクル業者に売る方法がある。大手メーカーの新しい商品であれば、高く買い取ってもらえる可能性が高い。一方で状態が悪いシーリングライトだと買い取りを断られる。古かったり壊れていたりする場合は、ゴミとしての捨て方で処分してほしい。
フリマやオークションに出品する
フリマやオークションなら、自分で価格を決めて出品することが可能だ。リサイクル業者に買い取りが断られたシーリングライトでも、売れる可能性があるだろう。一方で説明文の記載や購入希望者とのやり取り、梱包、発送などの作業が必要になる。手間をかけても売れないことがあるので、十分に調べてから出品することが大事だ。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者なら、電話1本で自宅まで引き取りにきてもらえる。即日対応の業者も多く、すぐに処分できるのが魅力だ。複数のシーリングライトや、その他の不用品をまとめて処分したいときに活用しよう。ただし、自治体の捨て方と比較して料金は高く、さらに無許可の場合もあるので業者は慎重に選びたい。(※2)
結論
シーリングライトは、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分するケースが多い。自治体によって捨て方のルールは異なるため、公式WEBサイトや問い合わせで確認しておこう。リサイクル業者や不用品回収業者などゴミ以外での捨て方も紹介したので、あわせてチェックしてほしい。また、蛍光灯や電球などの照明はシーリングライトと分けて処分する必要がある。割らないように取り外してから、正しい方法で処分しよう。
(参考文献)
※1:環境省「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」
※2:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」