目次
- 1. 電話のプープープー音の正式名称はビジートーン
- 2. 携帯で電話してもプープープーと切れる原因
- 3. 固定電話で電話してもプープープーと切れる原因
- 4. 着信拒否されているかどうか確かめる方法
- 5. 電話してもプープープーと切れる場合の対処法
1. 電話のプープープー音の正式名称はビジートーン

電話の呼び出し音がプープープーと鳴るのは、相手が別の電話で話し中であることを示す。
このプープープー音は、正式には「ビジートーン」と呼ばれている。
固定電話では、電話をかけた側が電話を切らない限りこのビジートーンは鳴り続けている。しかし、携帯電話では留守番電話の設定がないと、ビジートーンが3回鳴ったあとに電話が自動的に切れる。
最近では、電話会社でいろいろな迷惑電話対策サービスなどが行われている。電話によってプープープー音の意味が異なっているケースや、そもそもプープープー音が鳴らないケースもある。
2. 携帯で電話してもプープープーと切れる原因

携帯電話は、人によって設定内容が異なるため、プープープー音がしてから切れてしまうことが多い。
相手が誰かと話し中
携帯電話でかけてプープープー音が鳴る場合は、相手が別の電話で話し中であることがほとんどだ。少し時間を置いてからかけ直そう。
同時に電話をかけ合っている
電話をかけている途中に、何らかのアクシデントで電話が切れてしまうことがある。慌ててかけ直すが、プープープー音がして話し中に。もしかすると、相手も同じようにかけ直そうとして同時に電話をかけ合っている可能性がある。こちらの場合も、少し時間を置いて電話をかけ直そう。
着信拒否されている
時間を置いて何度もかけ直すけれど、プープープー音がしてつながらない。この場合は、着信拒否をされている可能性が考えられる。着信拒否をされる理由があるのか考えてみよう。ただし、電話番号が登録されていないと、すべて着信拒否にしているケースもある。
拒否ボタンを押した
呼び出し音が鳴って、すぐにプープープー音に変わってしまった場合には、相手が拒否ボタンを押した可能性がある。例えば、電車に乗っている途中や電話に出られない状況にあるときなどだ。履歴は残るので、後から電話がかかってくるのを待つか、しばらくしてからかけ直そう。
おやすみモードに設定している
iPhoneの場合には、機能に「おやすみモード」が付いている。夜間や勤務中といった場合、緊急連絡以外は電話に出たくない場合に使われる。こちらも着信履歴は残るので、折り返しの電話を待ってみよう。
何らかの故障や電波障害
携帯電話の場合、環境などで電波障害が起こる場合がある。その場合にもプープープー音が鳴って切れてしまうことがある。電話の故障も考えられる。相手の電話が故障の場合には仕方がないが、自分の電話が故障かもしれないと思ったら、ほかの電話にかけて確認してみよう。
3. 固定電話で電話してもプープープーと切れる原因

固定電話の電波は比較的安定しているが、それでもプープープー音がして切れてしまうことがある。
相手が誰かと話し中
いわゆる「ビジートーン」の場合、固定電話では、電話を切るまでプープープー音が続く。相手が誰かと話している間の合図なので、しばらくしてからかけ直そう。
着信拒否されている
プープープー音ではなく、いきなりツーツーツーと音がしたら、それは着信拒否かもしれない。ナンバーディスプレイの契約をしており、着信拒否の設定がされている場合だ。
何らかの故障や電波障害
プープープー音やツーツーツー音もしない場合は、電話機の故障や電波障害、回線の不具合が疑われる。
4. 着信拒否されているかどうか確かめる方法

着信拒否されているかどうか、確かめる方法はあるのだろうか。どうしても伝えたいことがある場合、着信拒否が分かれば、ほかの方法を考えられる。
iPhoneの場合はプープーと音が鳴る
iPhoneの場合には、電話のアプリを使って発信者の着信拒否を設定できる。この場合はプープープー音が鳴るだけで呼び出し音は鳴らない。
Androidの場合は何も鳴らない
Androidの場合は、電話のブロック機能を設定することで着信拒否を設定できる。この設定がされていると、相手にはプープープー音も鳴らず通話が切れる。
電話会社提供のサービスの場合はアナウンスが流れる
電話会社が提供する迷惑電話お断りサービスなどを利用している人もいる。その場合はアナウンスが流れる。ただし、着信拒否サービスを利用する場合には一度電話を受ける必要がある。初めて電話をする場合には、着信拒否されることは考えにくい。
5. 電話してもプープープーと切れる場合の対処法

電話をしてもプープープー音が鳴って切れてしまう。そのような場面では、どのように対処したらいいのだろうか。
時間を空けてから再度電話する
単に相手が話し中だった場合、時間を空けてから電話をかけ直す。いつまでもプープープー音が鳴って話し中の場合は、受話器が外れているか、回線の故障が原因かもしれない。
話し中調べサービスを利用する
NTTが提供する「話し中調べサービス」を利用する方法がある。相手の回線によってはこの方法が使えない場合もあるが、試してみる価値はありそうだ。
話し中調べサービスを利用する方法はNTTの電話回線から「114番」に電話をかけ、相手先の電話番号を入力する。その後、自動音声で結果を教えてくれる。
別の電話機を使う
着信拒否として電話番号が登録されてしまっている限り、同じ電話番号から電話をかけてもつながらない。そこで別の電話機を使う方法がある。誰かのスマホを借りたり、公衆電話から電話をかけ直したりする方法もある。
結論
電話をかけてもプープープー音が鳴ってつながらない場合、相手が話し中か着信拒否されている可能性がある。話し中の場合は、時間を空けて再度かけ直してみる。着信拒否されている場合は、話し中調べサービスを利用するか、別の電話機でかけ直してみよう。