1. リングノートの正しい捨て方
リングノートはリング部分の素材によって、ノートとリングを分ける捨て方が必要となる。まずはリングノートの正しい捨て方から解説しよう。あわせて捨てる際に気をつけたいポイントもピックアップした。
必要なものは残しておく
リングノートを捨てる前に、必要なページの情報は残しておきたい。勉強に役立つなどで大切な情報が書いてあるページや、イラストや友達からのコメントが残った思い出のページなどは、あらかじめ切り取っておくとよい。スマホでページごとスキャンする、写真を撮るなどでデータ化して保存するのもおすすめだ。
個人情報は隠す
ノートには氏名を書いていることも多いだろう。とくに子どもが学校で使ったノートなどは記名が必須のケースが多い。そのままゴミに出す捨て方では個人情報が残ってしまうので、隠してから処分することが大切だ。名前を書いている部分をシュレッダーにかける、油性の黒いマジックペンで塗りつぶす、目隠し用のスタンプを押すなどの方法で、個人情報が見えないようにしてから捨てよう。
自治体の分別ルールを確認する
リングノートはリング部分の素材によって、リングを外す必要があるか決まる。金属製やプラスチック製のリングは外し、ノートとリングを分別する捨て方が正しい。分別が面倒な場合は、紙製のリングを使ったリングノートを選ぶとよいだろう。このタイプならリングを分別しなくても、使い終わったノートをそのまま紙ゴミや資源ゴミに出せる。
2. リングノートのリングの外し方
リングノートを処分する際は基本的にリングを分別する捨て方が正しいが、外すのが難しいとお悩みの方もいるだろう。ここではリングノートの種類ごとに、リングの外し方を紹介する。
ダブルリングノートの場合
ダブルリングノートは、リングが二重になっているタイプだ。リングから紙をちぎる捨て方もあるが、より手間を減らすには割り箸を使うとよい。5つほどのリングに割り箸の細いほうを通し、真上に持ち上げよう。そうすることでリングが紙から外れるので、これを繰り返していけばすべてのリングを外せる。
ほかには、市販されているリングノート専用のリムーバーを使うのも便利だ。リングにリムーバーを引っかければ簡単に外せるだろう。リングノートを処分する機会が多い方はチェックしてみてほしい。
スパイラルリングノートの場合
スパイラルリングノートは、リング部分が1本の針金で作られたタイプを指す。この場合はリングの両端を引っ張って広げ、リングをクルクルと回して紙を巻き取る方法が有効だ。またはリングをペンチやハサミで切り、隙間から紙を抜いていく方法もある。ダブルリングに比べると捨て方に手間がかかるが、ペンチやハサミを使えば力もそれほどかけずに済むだろう。
結論
リングノートを捨てるにはリングとノート部分を分けなくてはいけないケースも多く、捨て方に手間がかかりがちだ。分別を簡単にするには割り箸を使う、専用のリムーバーを購入する、紙製リングを使ったノートを選ぶなどの方法が適している。資源を有効活用するためにも、リングノートの正しい捨て方をマスターしよう。