目次
1. 写真の捨て方

写真の捨て方は主に5通りある。処分方法に悩んだ際は、以下の中から自分に適した方法を選んでスッキリ処分しよう。
細断して可燃ごみに出す
写真は可燃ごみに出せるが、人の顔がはっきり写っている場合は個人が特定されるのを防ぐため、シュレッダーやハサミなどで細断する捨て方がおすすめだ。しかし写真の枚数が多いと細断するのが大変なので、この方法は捨てる写真が少ない場合に向いている。
漂白剤で白飛びさせて可燃ごみに出す
大量の写真を捨てたい場合は、写真を漂白剤に浸けて白飛びさせるとよい。インクが水に溶けて、何が写っている写真か判別できない状態になる。この捨て方は、絶対に見られたくない写真を処分する際にも適している。白飛びさせた写真はそのまま可燃ごみに出そう。
ガムテープなどで包んで可燃ごみに出す
写真がたくさんある場合は、ガムテープなどで厳重に包んで可燃ごみに出す捨て方もよい。中に何が入っているのかわからなくなり、顔を見られるおそれがなくなる。新聞紙などで包んでからガムテープを巻くと、さらにほどけにくくなるだろう。
ごみ処理場に直接持ち込む
近所のごみ集積所に出すのに抵抗があるなら、ごみ処理場に直接持ち込む捨て方も効果的だ。持ち込んだゴミはすぐに焼却炉に入れられるので、人目につく場所に置いておきたくない場合に向いている。ただし処理手数料がかかるケースも多いので、事前に確認しておこう。
不用品回収業者などに依頼する
写真が大量にある場合やアルバムごと捨てたいときは、不用品回収業者に処分を依頼する手もある。中には個人情報を含む写真やアルバムを溶解処理してくれる業者もいるので要チェックだ。
2. 写真を捨てるのに抵抗があるなら「お焚き上げ」がおすすめ

写真をごみに出す捨て方に抵抗があるなら、お焚き上げがおすすめだ。お焚き上げなら、大切な人が写った思い出の写真なども供養できる。
お焚き上げで供養してもらう方法
お焚き上げとは神社や寺で、亡くなった方の遺品や大切な品を燃やして供養する方法だ。お焚き上げは一般的に毎年正月に行われるので、時期になったら近くの神社や寺で確認してみよう。もしくはお焚き上げを受け付けている神社や寺に問い合わせ、捨てたい写真を郵送で送る方法もある。
3. 写真を捨てる前に「デジタル化」しておこう

写真を捨てる際に「もしかしたら今後も見返したくなるかもしれない」と思ったら、写真をデジタル化しておくとよい。写真を1枚ずつデータにすることで場所を取らずに保管できるうえ、整理が楽になるのがメリットだ。
写真を「デジタル化する」とは?
写真をデジタル化するには、専用アプリを使って写真を読み込む、プリンターのスキャン機能でデータにするなどの方法がある。デジタル化したい写真の枚数が多い場合は、業者に依頼するのも手だ。中にはアルバムの写真をまるごとデジタル化するサービスを行っている業者もいる。
4. 写真の捨て方はいろいろ!後悔しない方法を選ぼう

細断する、漂白剤に浸ける、ガムテープで包むなど、写真の捨て方はいろいろとある。写真を捨てるのに罪悪感がある場合は、お焚き上げで供養してもらうとよいだろう。捨てるのが惜しい写真はデジタル化していつでも見られる状態にしておくなど、後悔しない捨て方を選びたい。
結論
写真はそのまま可燃ごみに捨ててしまいたくなるが、顔などの個人情報が写っているため、細断するなどして特定されないように処分することが大切だ。写真やアルバムが多く場所を取る場合は、紹介した捨て方で思い切って処分して部屋をスッキリさせよう。