目次
- 1. 洗濯機を分解して掃除する方法とは?洗濯槽の汚れを洗浄しよう
- 2. 洗濯機を自分で分解して掃除できる?
- 3. 洗濯機を分解して掃除する方法
- 4. 洗濯機を分解洗浄した後にキレイに保つコツ
- 5. 洗濯機の分解洗浄を業者に依頼した場合の料金は?
- 洗濯槽にワカメのようなピロピロや汚れが浮かんでいる
- 洗濯槽を開けるとカビ臭い
- 市販の洗濯クリーナーで洗浄したけれど、効果が感じられない。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- エクステンションバー(長め)
- ソケットレンチ
- 洗濯機の左右のネジを外す。1円玉くらいの大きさのシールカバーに隠れている。それ をマイナスドライバーを使って剥がし、ネジを外す。
- 洗濯機の後ろのネジも外す。
- フックを外す。洗濯機のカバーの手前に引っ掛けてあるフックをマイナスドライバーで 持ち上げるようにして外す。
- 洗剤の投入部分を外す。
- パルセーターを外す。パルセーターとは、洗濯槽が回転するための軸の部分だ。
- 洗濯槽の中央にあるナットを外す
- 洗濯槽を持ち上げる。
- あとは洗濯槽やそのほかのカバー類、部品などを洗浄する。
1. 洗濯機は分解して掃除したほうがいい?

洗濯機は分解して掃除ができるの?と思っている方も多いだろう。実は、洗濯機は分解して洗濯槽をスッポリと取り外せる。これなら、洗濯槽の汚れも目視しながらキレイに掃除ができる。
では、どのような場合に分解して掃除をしたほうがいいのだろう。
このようなことがあったら、洗濯機を分解して徹底的に洗浄したほうがいいかもしれない。
2. 洗濯機を自分で分解して掃除できる?

洗濯機など分解した経験などないけれど、簡単に分解できるのだろうか。
分解する前に洗濯槽クリーナーを試す
洗濯機を分解して掃除をするのは最後の手段。その前に、洗濯槽クリーナーを試してみよう。市販の洗濯槽クリーナーを試してみて効果が感じられなかった場合も、メーカー純正の洗濯槽クリーナーを使ってみたら効果があったという声もある。市販品よりもやや高いが、試してみる価値はありそうだ。
自分で分解して掃除することは可能
洗濯機の分解・掃除は、洗濯機の構造理解、そして道具があれば、業者に依頼せずに自分でできる。時間と労力が必要だが、それをいとわなければ十分可能だ。
失敗するリスクがある
洗濯機の構造はかなり複雑だ。たとえ分解できても、元通りに組み立てられないこともある。組み立てても異音がするなど、正常運転ができないこともある。洗濯機の分解は、故障のリスクがあることも知っておこう。
3. 洗濯機を分解して掃除する方法

洗濯機を分解するときには、焦らず、じっくりと時間をかけて行おう。焦ると失敗の元となる。
必要な工具や道具
洗濯機の分解に必要な道具は以下の通りだ。
すべてホームセンターでそろえられる。
分解や掃除の方法
いよいよ洗濯機を分解していこう。ここでは、比較的簡単な縦型式の洗濯機の分解の方法を紹介しよう。
その前に、下準備を万全にしておきたい。まず電源プラグやアース線を抜き取る、そして水道のコックを閉じる、最後に配管を外すことだ。
洗濯機には、いろいろなパーツがあり、ネジも多くある。どのパーツのネジだったのか分かるようにしておかないと、後から組み立てるときに困ることになるので、慎重に分解していこう。
4. 洗濯機を分解洗浄した後にキレイに保つコツ

苦労して分解洗浄した洗濯機だ。できるだけキレイを保つにはどのようにすればいいのだろう。
洗剤や柔軟剤を入れすぎない
洗剤や柔軟剤は、表示されている適量を守るようにする。洗剤や柔軟剤は多く入れればいいものではない。溶け切らずに残った洗剤や柔軟剤は、カビのエサとなるため、洗濯槽にカビが広がりやすくなる。
使用後は乾燥させる
洗濯が終わったら、すぐに洗濯機のふたをしていないだろうか。まだ洗濯槽の中は、湿度がたまっている状態だ。洗濯後はしばらく開けておき、洗濯槽を十分乾燥させてカビを繁殖させないようにしよう。
汚れた洗濯物を入れっぱなしにしない
汚れた衣類やぬれたタオルなどを、ポイポイと洗濯機に投げ入れてはいないだろうか。衣類に付いた汗や汚れは、洗濯槽にカビを増殖させる原因となる。汚れた洗濯物は、かごに入れるなどして洗濯直前まで保管するようにしよう。
5. 洗濯機の分解洗浄を業者に依頼した場合の料金は?

洗濯機を分解して洗濯槽を徹底的に洗浄するのは、かなり大変な作業になる。故障のリスクも考えると、業者に依頼したほうがいい場合もある。
洗濯機の分解を業者に依頼したときの相場は
縦型式で1万2,000~1万5,000円
ドラム式で2万5,000~3万5,000円
ドラム式で2万5,000~3万5,000円
3時間ほどの作業となる。
結論
洗濯機を分解して掃除をするのは、手順やコツさえつかめば自分でもできる。ただし、故障するリスクも考えておく必要がある。自信がない場合は、業者に依頼してしまうのが一番安全で確実だ。洗濯機をキレイに保つには、洗剤や柔軟剤を入れすぎず、洗濯機のふたを開けて乾燥させ、汚れた衣類を中に入れないことだ。洗濯機を分解して洗浄しないで済むように、普段から注意しよう。