- ハッカ油5滴から6滴と無水エタノール10mLをスプレーボトルに入れてよく混ぜ合わせる
- ハッカ油と無水エタノールがよく混ざったことを確認してから水90mLを注ぎ、混ぜ合わせて完成させる
1. ハッカ油とは?
ハッカは英語名の「ミント」のことであり、その葉などから抽出された精油がハッカ油と呼ばれる。ハッカ油は、一般的に天然の食品や湿布、虫除けなどの添加物として扱われる。主要成分は、冷却作用やリフレッシュ効果をもつメントールであり、古代ギリシャ時代などから重宝されてきたものだ。
2. ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーの作り方を紹介しよう。ハッカ油スプレーは、使用前にボトルをよく振って混ぜ合わせることを忘れないようにしてほしい。紹介するハッカ油スプレーの作り方で作ったスプレーは
エタノールありの作り方
エタノールありのハッカ油スプレーの作り方は、まずハッカ
エタノールなしの作り方
エタノールなしのハッカ油スプレーの作り方は、ハッカ油、精製水、100mLなどの容量の小さいスプレーボトル1つを準備することから始める。
ハッカ油スプレーの作り方は、ハッカ油5滴から6滴と水50mLをスプレーボトルに入れてよく混ぜ合わせるだけで完成する。
3. ハッカ油スプレーの作り方のコツ
ハッカ油スプレーの作り方のコツを紹介しよう。
なるべく精製水を使う
ハッカ油スプレーは、水道水を用いて作れるが、できる限り香りを維持したいときには純度の高い精製水をおすすめしたい。精製水が手元にない場合は、軟水のミネラルウォーターでも代用可能だ。スキンケア以外に使用する場合は、水道水でも代用できる。
消毒用エタノールやウォッカでも代用可能
無水エタノールが手に入らない場合では、消毒用エタノールやアルコール度数が40度以上の高いウォッカで代用もできる。
ポリスチレン製のスプレーボトルは使わない
ハッカ油は、ポリスチレンを溶かす性質をもつ。ハッカ油スプレーの作り方で紹介したスプレーボトルを選ぶときには、陶器やガラス製のものを選ぶようにしよう。
4. ハッカ油スプレーの効果的な使い方
ハッカ油スプレーの効果的な使い方を紹介しよう。
マスクにスプレー
マスクの着用中に臭いがこもることを防ぎたい人は、マスクの外側の下部分にハッカ油をスプレーするとよいだろう。
虫除け
虫は、ハッカ油の香りを嫌がるため、虫除けとしての効果を期待できる。しかし、効果を期待できる時間は、1時間から2時間ほどと短いため、こまめにスプレーすることが大切だ。
消臭や芳香
ハッカ油には、消臭効果もあるため、消臭剤や芳香剤としても利用できる。トイレや玄関、寝具などにスプレーするのもよいだろう。
夏場のクールダウン
ハッカ油に含まれるメントールは、神経を刺激することで冷たいと感じさせる効果や末梢神経を広げるため、血行を促進してほてりを冷ます。冷たいおしぼりなどにスプレーすると夏のクールダウンにも役立てられる。
害虫対策
ハッカ油には、アリやカメムシをはじめ、ダニやコバエなどの害虫を防ぐ作用もある。侵入経路にスプレーすると撃退できる。
ガラスクリーナー
ハッカ油は、ガラスクリーナーとしても使用できる。汚れを浮かせて取り除くだけでなく、メントールには高い抗菌性があるため、カビの発生予防にもつながる。
5. ハッカ油スプレーの使い方の注意点
最後にハッカ油スプレーの使い方の注意点を紹介しよう。
火のそばに置かない
ハッカ油は精油であるため、火のそばでは引火する可能性がある。調理器具の周辺やアウトドアなどで火を用いる場所の近くには置かないようにしよう。
大量に使いすぎない
ハッカ油は、大量に使用すると肌荒れや傷みなどのトラブルを生じることもある。ハッカ油を使用するときには適量を使用してほしい。
目や粘膜に入らないようにする
目や鼻などの粘膜にハッカ油の成分が入ると、強い痛みを生じるため、十分に注意しよう。万が一、粘膜にハッカ油の成分が入ったときは、流水でよく洗い流すことが大切だ。
赤ちゃんやペットには使わない
ハッカ油は天然由来の成分であるが、刺激が強いため赤ちゃんやペットに使用わないようにしよう。ペットでもとくに猫や小鳥はハッカ油の臭いを嫌がるため、周囲での使用は控えてほしい。
使用期限を守る
紹介した作り方のハッカ油スプレーは、天然成分を使用しているため、時間が経過するごとに香りだけでなく成分も変質してしまう。使用期限を守って使用することが大切だ。
結論
今回は、ハッカ油の成分や特徴から、ハッカ油スプレーの作り方とコツ、効果的な使い方や注意点について詳しく解説した。ハッカ油スプレーは、身近なお店で手に入るもので作れるため、ぜひ当記事を参考にハッカ油スプレーを作り、生活に役立ててほしい。