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エアコン

エアコンクリーニングはどれくらいの頻度でやるのが最適?料金は?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年7月24日

エアコンを清潔に使用するには、定期的なクリーニングが必要だ。汚れを放置すると嫌なにおいやカビが発生する可能性があるので、正しい方法でキレイにしよう。この記事では、エアコンクリーニングの適切な頻度を紹介する。クリーニングの必要性や自分で掃除する方法、業者に依頼する場合の料金とあわせてまとめた。

  

1. エアコンクリーニングの頻度

エアコンのクリーニング
エアコンを清潔に保つために、クリーニングの頻度をチェックしよう。内部とフィルターに分けて目安を紹介する。

エアコン内部のクリーニングは「1~2年に1回」

内部クリーン機能がないエアコンの場合、内部をクリーニングする頻度は1~2年に1回が目安だ。フィルターを掃除していても、内部には汚れがたまるので注意。エアコンの使用前の春か、使用後である秋にクリーニングをするとよい。

内部クリーン機能付きであれば「2~3年に1回」

内部クリーン機能付きのエアコンなら、2~3年に1回の頻度で内部のクリーニングをしよう。内部クリーン機能とは、エアコンを止めたあとに内部を乾燥させる機能だ。カビやにおいの発生を抑えられるが、完璧に防ぐのは難しいため定期的なクリーニングが必要になる。

エアコンフィルターのクリーニングは「月2回」

エアコンフィルターは汚れやすいので、月に2回はクリーニングをしたい。付着したホコリを小まめに取り除くことが重要だ。ただし、「フィルターお掃除機能」が付いたエアコンなら、基本的に掃除が必要ない。ホコリがたまるダストボックスを定期的に手入れをして、フィルターは汚れがひどいときだけクリーニングをしよう。

最適な頻度は設置場所や使用時間などでも変わる

エアコンを設置している場所や、使用する時間によって汚れやすさは変わる。油を使用するキッチンに設置していたり、長時間使用していたりする場合は、クリーニングの頻度を多くしたほうがよいだろう。上記はあくまでも目安なので、ケースバイケースで考えてほしい。

取扱説明書に頻度の目安が記載されていることもある

エアコンをクリーニングする頻度で迷ったら、取扱説明書をチェックしてみよう。適切な頻度の目安が記載されていることがあるので、参考にするのがおすすめだ。

2. エアコン内部やフィルターのクリーニングの必要性

エアコンのクリーニング
エアコンの内部とフィルターを掃除する必要性を解説する。汚れを放置するとどうなるのか、あらかじめ確認しておこう。

汚れがたまるとさまざまなリスクが生じる

嫌なにおいが発生する

汚れたエアコンを使用すると嫌なにおいが発生しやすい。内部に発生したカビのにおいが風にのり、部屋全体に広がってしまう。エアコンをつけたときに嫌なにおいがしたら、クリーニングを検討してほしい。

電気代が高くなる

エアコン内部やフィルターの汚れを放置した場合、冷暖房の効率が悪くなる。設定温度になるまでが遅くなり、余計な電力を消費。電気代が高くなるのはもちろん、エアコン自体の寿命を縮めることにもつながるだろう。

アレルギー症状を招くリスクも

エアコン内部のホコリやカビ菌が部屋中に広がると危険だ。くしゃみやせき、鼻水といったアレルギー症状の原因になるので注意しよう。呼吸不全などの危険がある、夏型過敏性肺炎(※1)に発展するケースもある。

3. エアコンを自分でクリーニングする方法

エアコンのクリーニング
掃除ができる部分は、小まめにクリーニングをして清潔に保とう。自分でするエアコンのクリーニング方法をまとめた。

カバーやルーバー、フィルターは自分で掃除できる

  • カバーを開けてフィルターやその周りに掃除機をかける
  • フィルターをはずしたら新聞紙に乗せて外側から掃除機をかける
  • フィルターの裏側からシャワーをかけて汚れを落とす
  • 汚れが落ちない場合は中性洗剤とスポンジを使って優しく擦る
  • キレイにすすいだあとに陰干しで乾燥させる
  • 完全に乾いたのを確認したらフィルターを取り付けてカバーを閉じる
カバーやルーバーなど、外から見える部分は乾拭きで掃除する。汚れがひどい場合は、水やぬるま湯を含ませた布を固くしぼってから水拭きしよう。

4. エアコン内部のクリーニングは業者に依頼しよう

エアコンのクリーニング
多くのエアコンメーカーでは、自分で内部の掃除をすることを推奨していない。故障の原因になるので、専門的な知識と技術をもった業者に依頼しよう。

業者にクリーニングを依頼したほうがよいケースとは?

「フィルター掃除をしてもにおいが取れない」「熱交換器(アルミフィン)の汚れがひどい」「長期間内部をクリーニングしていない」といった場合は、業者にクリーニングを依頼したほうがよい。内部に発生したカビや汚れを徹底的に除去してもらえる。

業者に頼んだ場合の料金の目安

エアコンクリーニングを業者に依頼する場合、1万~2万5千円が料金の目安だ。「フィルターお掃除機能」付きのエアコンのほうが、料金が高くなる傾向がある。そのほかにセット割引やオプションがあるケースもあるので、公式サイトや見積もりでチェックしておこう。掃除の範囲を確認してから料金を比較することも重要だ。

結論

エアコンの汚れを放置すると、電気代が高くなったりアレルギーの原因になったりする。内部は1~2年に1回、フィルターは月2回の頻度でクリーニングするとよい。フィルターや本体の外側は自分で掃除できるので、紹介した方法でキレイにしよう。一方でエアコン内部は自分でクリーニングするのが難しいため、業者に依頼するのがおすすめだ。
(参考文献)
※1:オムロンヘルスケア株式会社「夏型肺炎とは」
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  • 更新日:

    2022年7月24日

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