目次
- 地震や壁への接触により、今後それ以上に穴が大きく広がる可能性がある
- 害虫が室内に入ってくる危険性が高まる
- 虫や小動物などが巣を作る可能性がある
- 火災時に部屋に火が回りやすくなる危険性がある
- 壁の穴に紙粘土をのせる
- 紙粘土を穴によく塗り込み、余分なものを取り除く
- 壁に紙粘土がなじむように、つまようじで形を整える
- 壁の穴に綿を入れる
- 穴に詰めた綿が浮き出てこないように、瞬間接着剤をつまようじで絡めるように少しずつ入れる
- 壁穴補修剤を、壁の穴に注入する
- 壁紙に応じて壁の穴の補修が目立たぬように壁穴補修剤でならして完成させる
- 壁の穴のまわりの壁紙をめくる
- 壁の穴が中央にくる位置にリペアプレートを置き、鉛筆で壁の穴よりも10cmほど大きめの印を付ける
- リペアプレートの印に沿ってカッターで切り取る
- リペアプレートを十分に固定させるために、補修したい部分の周囲の壁紙を少しはがしてサンドペーパーを当てる
- 壁の穴に切り取ったリペアプレートを当て、その全体にパテをのせて固定する
- パテベラで壁を平らにならし、十分に乾燥させる
- 乾燥したパテをサンドペーパーでなめらかになるように仕上げる
- のり付きの壁紙を補修部分よりも一回りほど大きく切る
- 補修部分に切ったのり付きの壁紙を貼り付け、元の壁紙と重なる部分をカッターで優しく切り取る
- ローラーで壁紙の継ぎ目を圧着し、余分なのりをスポンジで吸い取るように拭き取って完成させる
1. 壁の穴を放置してはいけない理由

壁の穴を放置してはいけない理由を紹介しよう。
2. 壁の穴をDIYで補修する方法

こちらでは、壁の穴をDIYで補修する方法を紹介しよう。
小さい穴の補修方法
壁の穴が小さい場合は、子どもが工作に使うような紙粘土とつまようじを使用して補修できる。
ネジ程度の穴の補修方法
ネジの太さ程度の穴壁は、壁紙と同色の壁穴補修剤(コーキング剤)、瞬間接着剤、つまようじ、手芸用の綿(わた)を用いて補修できる。
凹凸のない平らな壁紙や壁であれば、定規やへらなどを用いて平らにならし、凹凸のデザインがあれば、壁穴補修剤が乾く前にデザインをまねて描いて仕上げるとよいだろう。
拳程度の大きい穴の補修方法
拳程度の大きい穴の補修は、ホームセンターやインターネットなどで購入可能なパテとリペアプレートが必要だ。
補修には、大きめの定規、鉛筆、カッターナイフ、リペアプレート、パテとパテベラ、のり付きの補修用壁紙、スポンジ、サンドペーパー、ローラーを準備しておこう。
3. 壁の穴の補修を業者に依頼するかの判断基準

こちらでは、壁の穴の補修を業者に依頼する判断基準について目安を紹介しよう。
穴があいた場所や大きさ
壁の穴の大きさと深さによって補修方法が異なるため、まずは壁の穴の大きさと深さ、場所を確認しよう。目安として拳よりも小さい壁の穴ならば、DIYで直せる場合が多い。それ以上の大きさや深さのある壁の穴の場合は、業者に依頼する方がキレイに補修してもらえるだろう。
石膏ボードの破損の度合い
壁の穴の状態を確認し、石膏ボードなどの下地自体が大きく破損している場合は、補修用の石膏ボードを使用する必要がある。壁の穴が小さいときは、ホームセンターなどで手に入る補修アイテムを用いてDIYで補修することも可能だ。
壁紙の破れ具合
壁紙自体のダメージが少ないときは、下地を補修してから破損した壁紙を貼り合わせて補修できる。壁紙が大きく破損した場合は、業者に依頼する方がキレイに仕上げてもらえるだろう。
4. 壁の穴の補修を業者に依頼した場合の費用相場

最後に、壁の穴の補修を業者に依頼した場合の費用相場を紹介しよう。
小さな壁の穴の補修は20,000円から40,000円、大きな壁の穴の補修は30,000円から50,000円が目安になる。
壁の穴の修理と壁紙張り替えが必要な補修の場合は、6平米未満では40,000円から70,000円、15平米未満では50,000円から100,000円が相場だ。
また、壁の穴を自分で補修し、壁紙はがれの補修だけを業者に依頼する場合は20,000円から40,000円を目安に考えておくとよいだろう。
結論
今回は、壁の穴の補修について壁の穴を放置してはいけない理由から、DIYする方法、補修を業者に依頼する判断基準と費用相場などについて解説した。壁の穴に気付いたときは、ぜひ当記事を参考に壁の穴を早めに適切な方法で修復してほしい。