- 1. そもそも「風水」とは何か?
- 2. ドライフラワーが風水で「運気を下げる」といわれる理由
- 3. ドライフラワーを飾るのにおすすめの場所は?風水の観点から解説
- 4. ドライフラワーの飾り方とキレイに保つためのポイント
1. そもそも「風水」とは何か?
ドライフラワーが風水でよくないとされている理由を知る前に、そもそも風水とは何かを理解しておこう。
中国発祥の「思想」である
風水とは「自分の身の回りの環境が運を決める」という、中国発祥の思想だ。日本でも、家の間取りを決める際などによく風水が用いられる。インテリアの配置や花の飾り方、よいとされる方角を意識することで、運気アップにつながるという考えだ。花を飾る場合は、飾る場所や飾り方、生花なのかドライフラワーなのかによっても、風水的に良し悪しが変わってくる。とくにドライフラワーは風水の観点からNGとされていることを理解しておくと、飾る際に役立つだろう。
2. ドライフラワーが風水で「運気を下げる」といわれる理由
ドライフラワーが風水で「運気を下げる」といわれている理由を見ていこう。
「死んだ花」「枯れた花」「陰の気を持つ」などの意味があるため
ドライフラワーは、風水の理論で「死んだ花」「枯れた花」などのマイナスの意味がある。また、ドライフラワーは「陰の気」を持つと考えられているので、飾ることで「陽の気」を吸い取ってしまうとされているのだ。そのため、ドライフラワーを家に飾ると運気が下がるといわれている。
とはいえ「絶対に飾ってはいけない」というものではない
ドライフラワーが風水的によくないとはいえ、絶対に飾ってはいけないわけではない。風水的には家に飾ることが推奨されていなくとも、ドライフラワーを家に飾って楽しみたいという方もいるだろう。ドライフラワーは、飾り方や飾る場所の工夫次第で、運気を上げられるのだ。
3. ドライフラワーを飾るのにおすすめの場所は?風水の観点から解説
では、どこにドライフラワーを飾ったら運気を上げられるのだろうか。ここでは、ドライフラワーを風水的に飾ってもよい場所と飾らないほうがよい場所を解説していこう。
風水的に飾ってもよい場所
陰の気が溜まりにくい風通しのよい場所は、ドライフラワーを飾っても風水的によいとされている。風通しのよい場所の中でも、西日が当たる窓辺に置くと、さらに運気が上がるとされているのだ。また、人がよく行き交う廊下や階段などは空気がよく流れるため、ドライフラワーを飾るのにおすすめとされている。
風水的に飾らないほうがよい場所
風水的にドライフラワーを飾らないほうがよい場所は、玄関・寝室・リビングなどだ。気の入り口である玄関は、せっかくよい気が入ってきてもドライフラワーが吸い取ってしまうとされているため、飾らないほうがよい。また、気は玄関からリビング、寝室の順に流れるので、リビングにドライフラワーを飾ると寝室まで気が巡りにくいとされている。さらに、寝室に飾ると、寝ている間に身体が悪い気を吸ってしまうとされているのだ。
4. ドライフラワーの飾り方とキレイに保つためのポイント
風水的にもプラスになるドライフラワーの飾り方と、キレイに保つためのポイントを紹介していこう。
ドライフラワーの飾り方
比較的、風水に影響しないようにするには、ドライフラワーを瓶に閉じ込めてハーバリウムのように飾ったり、アロマオイルなどでよい香りをつけたりする飾り方がおすすめだ。オシャレに飾るなら、スワッグやガーランド、モビールなどを作ってみてはいかがだろうか。
少しでもよい状態を保つためのポイント
カビが生えやすい高温多湿な場所や、劣化が進みやすい直射日光が当たる場所は、ドライフラワーの飾る場所としてふさわしくない。また、長期間飾っておくとほこりが溜まりやすいため、こまめにお手入れすることで、少しでもよい状態を保てる。「死んだ花」などの風水的にマイナスな意味を持つドライフラワーに、清潔ではない要素が加わると、さらに陰の気が強くなってしまうので注意しよう。
結論
風水ではマイナスな意味を持つドライフラワーだが、飾り方や飾る場所を工夫すれば、運気を上げられることがわかった。風通しがよく西日が当たる場所で、清潔な状態を保ちながら、生活の中にドライフラワーを取り入れてみてはいかがだろうか。