目次
1. 洗面所の壁紙の選び方 | デザイン編
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洗面所は毎日使う場所なので、居心地のいい空間にしたい。洗面所は狭いスペースだが、狭いからこそ壁紙のデザインは重要だ。洗面所の壁紙をデザインで選ぶときのポイントをいくつか紹介しよう。
明るい色を選ぶ
洗面所はマンションなどでは窓のないケースが多い。さらに、比較的狭いため圧迫感を覚えることもある。洗面所の壁紙は、できるだけ明るいものを選ぼう。定番の白は清潔感があるが、やや冷たい感じがするという場合、淡いピンクやオレンジなどの暖色系がおすすめだ。
家具や家電に合う色を選ぶ
洗面所に洗濯機や収納家具を置いているという方も多いだろう。家電や家具は、洗面所の中でもウエートを占める存在だ。その場合は、家具や家電とコーディネートした壁紙を選ぼう。全体にまとまって、圧迫感のない落ち着いた空間となる。
小物と合う色を選ぶ
洗面所には、化粧品やドライヤーなどの美容アイテムが多い。個性的なデザインなので、それらをレイアウトしたとき、壁紙が主張し過ぎるとケンカしてしまうことになる。全体的にゴチャゴチャしたイメージになるかもしれない。カラフルでファッショナブルな小物が多い場合には、シンプルな壁紙がおすすめだ。逆にシンプルな小物が多い場合には、壁紙でアクセントを付けてもいいだろう。
柄は小さいものを選ぶ
洗面所は狭いことが多いので、大きな柄の壁紙を選んでしまうと、途中で切れてしまうことがある。また、狭い場所に大きな柄を配置すると、それだけで圧迫感を覚えることもある。柄付きの壁紙を選ぶときには、できるだけ小さな柄を選んだ方が賢明だ。
2. 洗面所の壁紙の選び方 | 機能編

洗面所の壁紙選びには、デザインだけでなく、掃除のしやすさなど機能も大切な要素だ。
防水性
顔を洗うときや手を洗うとき、どうしても水が壁紙に飛び散ってしまう。こうした水分はカビの原因になりやすい。防水性のある壁紙なら、水をはじいてくれる。とくにお風呂場と洗面所がつながっているような場合には、防水性は必須機能だ。
防水性のある壁紙は、特殊なラミネート加工がされており、水分が浸透しにくくなっている。防水性だけでなく、汚れも簡単に拭き取ることができる。
防カビ性
水回りである洗面所は、カビが繁殖する条件がそろっている。目に付かない場所で壁紙にカビがはびこっている可能性も。洗面所の壁紙に防カビ性のあるものを使うことで、カビの繁殖を抑えることができる。
防カビ性のある壁紙に吸放湿機能が加わると、カビの繁殖を防ぐことができる。
防汚性
洗面所の壁には、いろいろな汚れが飛び散ることが多い。油汚れから水溶性の汚れまでさまざまだ。防汚性のある壁紙は、防汚コーティングされており、サッと拭くだけで簡単に汚れが取れる。
消臭性
洗面所では、さまざまな臭いが充満することがある。毎日使う場所だからこそ、嫌な臭いはできるだけ排除したい。そのようなときには、壁紙の表面に消臭フィルムが貼られている、消臭機能の付いた壁紙がおすすめだ。最新の消臭機能をもつ壁紙の中には、光触媒効果で夜間に消臭し、半永久的に効果が持続するものもある。
抗菌性
水回りである洗面台近くの壁紙には、見えない雑菌が付いているものだ。家族の健康のためには、抗菌性のある壁紙を選ぼう。抗菌フィルムで細菌の繁殖を抑えることができる。手や顔などの汚れを落とす洗面所ならではの機能だ。
3. 洗面所の壁紙リフォームにかかる費用

洗面所の壁紙を貼り替えるのには、どれくらいの費用がかかるのだろう。費用の相場を知っておけば安心だ。
壁紙の機能やグレードによって費用相場は変わってくるが、だいたい1平方メートルあたりで800~2,000円くらいだ。張る面積が広ければ広いほど費用はかかる。そのほかにも剥がした壁紙の処分費用や下地調整などが必要な場合がある。
結論
洗面所の壁紙を選ぶポイントは、デザインと機能だ。デザインは明るいものを選び、柄は小さめがおすすめだ。家具・家電、小物とのバランスを考えて選ぼう。また、洗面所の壁紙には、さまざまな機能をもったものがある。防水性、防カビ性、防汚性など、掃除のしやすさや衛生面で必要な機能を選んで快適な毎日を過ごそう。