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ネックレス

ネックレスのサビ取り方法とは?サビる原因やお手入れの仕方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月 2日

金属でできているネックレスは、長く使っているとサビがつきやすい。お気に入りのネックレスにサビがつくと見映えが悪いため、身に着けにくくなる方も多いだろう。そこでこの記事では、ネックレスのサビ取り方法を紹介する。サビが生じる原因や使用後のお手入れの仕方も解説するので、お気に入りのネックレスを長く愛用するためにも参考にしてほしい。

  

1. ネックレスがサビてしまう原因

ネックレス
そもそもサビとは、酸化などによって金属が腐食したものだ。金属のネックレスがサビる原因の1つに空気が挙げられる。ネックレスが空気中の酸素に反応して酸化が進むと、サビが発生して汚れたような色になりやすい。ネックレスは普通に着けているだけで空気に触れてしまうので、外したあとのしまい方に工夫をしよう。
また汗や皮脂、化粧水などもネックレスのサビの原因となる。ネックレスは素肌に触れるもののため、汗・皮脂の硫黄成分や化粧水の成分が金属と反応してサビつくのだ。
なお本来、ゴールド(純金)やシルバー(純銀)がサビつくことはほとんどないと考えてよい。ゴールドやシルバーのネックレスがサビついた場合、銅などの金属を混ぜた「合金」だと考えられる。この記事ではゴールドやシルバーのサビ取り方法も紹介するが、いずれも「合金」のケースだと解釈してほしい。
ちなみにシルバーが黒ずむのは「硫化」が主な原因だ。硫化とは金属が硫黄成分に反応することで起こる。シルバーや合金ゴールドのアクセサリーを着けたまま温泉に入ると、アクセサリーが硫化して黒ずんでしまうこともある。温泉に入るときや温泉成分が入った入浴剤を使うときは、ネックレスを外すようにしよう。

2. ネックレスのサビ取り方法

重曹
ここからは、ネックレスのサビ取り方法を6つ紹介する。ネックレスに使われている金属の種類やメッキなどの加工方法に応じて、ぴったりのサビ取り方法を以下でチェックしてほしい。

炭酸を使ったサビ取り方法

手軽にサビ取りするには、ネックレスを炭酸水に一晩漬けておくのがよい。炭酸ガスの細かい泡がサビを落としてくれ、ネックレスがキレイになるだろう。コーラやサイダーではなく、純粋な炭酸水を使うのがポイントだ。

お酢を使ったサビ取り方法

合金のゴールドやシルバー、銅、真鍮製のネックレスの場合、お酢を使ったサビ取り方法も適している。お湯を1Lほど沸騰させてお酢を100g程度混ぜたら、その中にネックレスを入れて浸け置きしよう。しばらく置いたら、柔らかい布で水分をしっかり拭き取って完全に乾燥させる。ただしお酢でサビ取りするとピカピカになるので、アンティーク感のあるネックレスには向かない。

重曹を使ったサビ取り方法

合金のシルバーや銅、真鍮製のネックレスの場合には、重曹を使った方法も向いている。風合いを残しながらサビ取りできるので、アンティーク風ネックレスにもおすすめだ。容器の底にアルミホイルを敷き、その上から60~80℃のお湯200mlとスプーン1杯の重曹を入れよう。しばらく置いてから、柔らかい布で水分を拭き取って乾燥させるとよい。

塩を使ったサビ取り方法

合金のシルバーのネックレスのサビを落とすには、塩を使ったサビ取り方法も有効だ。容器の底にアルミホイルを敷き、塩50gとお湯を注ぐ。1分ほど待ったらネックレスを取り出し、柔らかい布で水分を拭いて乾かそう。

歯磨き粉を使ったサビ取り方法

ネックレスのサビは歯磨き粉で磨くと落ちやすい。柔らかい歯ブラシに歯磨き粉を少々つけ、ネックレスをやさしく磨こう。最後に水でネックレスをすすぎ、柔らかい布で水を拭いて乾かせばOKだ。
ただしほとんどの歯磨き粉には研磨剤が入っているため、メッキ加工を施したネックレスには使えない。歯磨き粉で磨くとメッキを傷める原因となるので注意しよう。

中性洗剤を使ったサビ取り方法

合金のゴールドやピンクゴールドのネックレスには、中性洗剤を使ったサビ取り方法も効果的だ。40℃程度のお湯に中性洗剤を少々入れ、ネックレスを浸け置きしよう。20分ほどで取り出し、柔らかい歯ブラシや綿棒などで汚れを落としたら、柔らかい布で水分を拭き取り乾燥させる。

3. ネックレスのサビを防ぐ方法

ネックレス
ネックレスのサビ取りは紹介した方法で簡単にできるが、サビはできれば未然に防ぐのが望ましい。サビを防ぐ方法を3つ紹介するので、普段から心がけてネックレスをキレイに使おう。

使用後は汚れを拭き取る

ネックレスのサビの原因となる汗や皮脂を取り除くため、ネックレスを身に着けたあとは汚れを拭き取るとよい。使用後は柔らかい布でネックレスを拭き掃除する習慣をつけよう。

キッチンやお風呂では着用しない

キッチンやお風呂では汗をかきやすいため、ネックレスを着用しないのが望ましい。またキッチンでは漂白剤や油が跳ねたり、お風呂では入浴剤の成分がついたりして金属と反応する場合もあるので注意が必要だ。

密閉して保管する

ネックレスは酸化してサビつくこともある。酸化させないためには、できるだけ空気に触れないよう密閉して保管するのが適している。チャック付きのビニール袋にネックレスを入れる、ジュエリーボックスに入れるなどの方法でサビを防ごう。

結論

ネックレスのサビ取りには、炭酸水、お酢、重曹などさまざまなアイテムが使える。とくに塩や歯磨き粉、中性洗剤はどこのご家庭にもあるものなので、気軽にチャレンジしやすいだろう。サビを防ぐ方法も意識しつつ、お気に入りのネックレスを長くキレイに使ってほしい。
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  • 更新日:

    2022年8月 2日

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