目次
1. ガラスが割れてしまった際の注意点

ガラスのコップなど、つい手が滑って割ってしまうことがある。そのようなときは、できるだけ安全に片付けなければならない。
安全を第一優先にする
ガラスが割れた場合、広範囲に破片が飛び散っている可能性がある。また、ガラスは透明なため、飛び散った場所がわかりにくい。知らずに破片を踏んでケガをしてしまうこともある。
ガラスが割れた場合は、まずは安全を第一優先とし、素足や靴下のまま歩き回らないことだ。必ずスリッパを履き、軍手などをして、割れたガラスの破片を拾い集めよう。
細かいガラス片に注意する
割れたガラスは、細かな破片になりやすい。片付けたと思っても、残っていることも多い。目に付いた破片を拾い集めても、油断してはいけない。掃除機やガムテープなどを使って、目に見えない小さな破片まで拾い集めるようにしよう。
処分するまで安全に保管する
割れたガラスを無事に回収できても安心できない。ゴミを捨てる日まで安全に保管しておかなければならない。たとえば、無造作にゴミ袋に入れておくと、ゴミ袋を動かした拍子にガラスの破片がゴミ袋を突き破って出てしまうかもしれない。ゴミ捨ての日まで安全な場所で保管する必要がある。
2. 割れたガラスの正しい捨て方

割れたガラスには正しい捨て方がある。割れたガラスは危険物でもあるので、マナーを守った捨て方をしなくてはならない。
自治体のゴミの日に出す
自治体のゴミの日に合わせた捨て方をしようとする場合、不燃ゴミなのか、粗大ゴミなのか迷うところだ。自治体のルールに従って出すようにしよう。たとえば、1辺が50cm未満なら不燃ゴミ、それ以上なら粗大ゴミといった具合に、それぞれの自治体で基準が設けられている。
粗大ゴミに出す
ガラス単体であれば、不燃ゴミで割れたガラスを処分できる。では、ガラス以外のものが一体化したものは、どうなるのだろう。たとえば、ガラステーブルなどだ。複数の素材が一緒になっている場合は、粗大ゴミ扱いとなる。
ガラス業者に回収してもらう
窓ガラスなどが割れてしまうと、雨風が吹き込んでくるのですぐにでもガラスを入れてもらいたいものだ。そうなるとガラス業者に依頼することになる。ガラス業者は、新しいガラスを取り付けるとともに、割れたガラスも回収してくれる。
不用品回収業者に依頼する
割れたガラスを処分するのに収集日が決まっていて時間がかかる、収集日まで保管場所が確保できない、というような場合は、不用品回収業者に依頼するという捨て方もある。回収・処分費用はかかるので、前もって見積もっておけば安心だ。
3. 割れたガラスを回収業者に依頼した際の費用

割れたガラスを回収業者に依頼した場合、費用の相場はどれくらいなのだろう。
一般的な相場としては14,000~2万円程度だ。処分費用の基準となるのが、ガラスの大きさ、形状だ。ガラステーブルの場合などは、テーブル処分費用とは別に、ガラスを裁断する費用がプラスされる。
いずれにせよ、必ず見積もりを取り、複数の業者を比較検討することだ。
4. 割れたガラスを小さくする方法

窓ガラスなど大きなガラスは、粗大ゴミとして出すのが正しい捨て方だ。しかし、粗大ゴミは処理費用がかかってしまい、さらにゴミの日までの保管も大変だ。できるだけ費用のかからない捨て方にするには、小さくする必要がある。そこで、割れたガラスを小さくする方法を紹介しよう。
安全に配慮した上で割る
ガラスを細かく割るには、細心の注意が必要だ。まず、装備として軍手や厚底靴で身を守る。次に、割ったときにガラスの破片が飛ばないように、新聞紙で包んでからハンマーで割る。割ったガラスは丈夫な袋に入れて、不燃ゴミの袋に入れて捨てる。
ガラスカッターを使う
ガラスカッターは、1,000円程度で入手できる。専用のオイルを含めると1,500円程度の出費にはなる。しかし、割れたガラスの枚数などが多い場合の捨て方では、とても便利なアイテムだ。
ガラスカッターに専用のオイルを入れ、ガラスカッターでガラスに傷を付ける。傷を付けた場所から両手でおせんべいを割るように割る。これを何度か繰り返して小さくしていく。
結論
割れたガラスの捨て方として、まずは安全第一に割れたガラスを回収することだ。回収したガラスは、不燃ゴミか粗大ゴミか、各自治体のルールに従う。窓ガラスなど、すぐに修復したい場合には、ガラス業者に依頼し、割れたガラスの回収もお願いするといいだろう。不用品回収業者に依頼するときには、必ず相見積もりを取ろう。