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薄荷

カメムシ対策で悪臭を予防!駆除方法や侵入防止のコツを解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年8月 9日

悪臭が厄介なカメムシの被害を減らすためには、対策が必要だ。適切な方法で駆除したあと、しっかりと侵入を防止したい。この記事では、効果的なカメムシ対策をまとめた。駆除のやり方や侵入を予防する方法を詳しく紹介しよう。カメムシによる主な被害や付着した臭いの落とし方も解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. カメムシとは?

植物
カメムシとは、カメムシ目・カメムシ亜目に属している昆虫の総称だ。亀の甲羅に似た形から名前がつけられている。刺激を受けたときに悪臭を放つのが特徴だ。

カメムシの主な種類

  • クサギカメムシ:茶色や黒褐色の平らな体をしていて果実類の水分を好む。
  • マルカメムシ:茶色の丸い体が特徴で好物はマメ科の植物。
  • スコットカメムシ:山地によく見られる種類。銅褐色で白い斑点模様がある。
  • アオクサカメムシ:頭は三角形でお尻に向かってすぼまっている。野菜や果実の水分を好む。
  • ホオズキカメムシ:体は黒褐色でトマトやナスといったナス科の野菜を好む。
  • ナガメ:黒の背中と橙色の紋が特徴。大根やキャベツなどアブラナ科の野菜を好む。
世界では約3500種、日本だと約90種が確認されている。上記で紹介したのは日本で見かけることが多い種類だ。種類によってサイズや形、好むものが異なる。

2. カメムシによる被害とは?

洗濯物
カメムシを放置するとさまざまな被害が発生する。対策の前に代表的な5つの被害を紹介しよう。

強烈な臭いによる被害

カメムシといえば、強烈な臭いの分泌液を発する虫だ。主成分の「トランス-2-ヘキセナール」は2~3日残ることがある。手や洗濯物に付着すると、水で洗い流してもなかなか落とせない。

大量発生による被害

カメムシは集団行動を好む昆虫で、一斉に飛来して一箇所に集まることがある。9月の晴れた日はとくに注意が必要だ。大量のカメムシが街頭や洗濯物に集まることがある。

部屋への侵入による被害

カメムシは隙間から家の中に侵入するので注意。洗濯物に付着している場合、気づかずに家に入れてしまうケースがある。また、体が平らなクサギカメムシは集団で家に入り込むことがあるので、十分に対策しよう。

畑の農作物や植物への被害

多くのカメムシは果実や野菜を好み、植物に口器を挿して吸汁する「吸汁性害虫(きゅうじゅうせいがいちゅう)」だ。農作物の生育不良の原因になったり、果実・野菜の腐敗や損傷をまねいたりする。

人体への健康被害

カメムシの分泌液が手や目に付着すると、炎症を起こすことがあるので注意が必要だ。触ってしまったあとはすぐに洗い流してほしい。また、ヨコヅナサシガメやオオトビサシガメなど、口器で人を刺す種類もいる。

3. カメムシ対策 | 駆除編

殺虫スプレー
カメムシは刺激を与えると悪臭がする分泌液を出すので、駆除方法には注意が必要だ。カメムシが発生したときにおすすめの対策を紹介する。

殺虫剤をスプレーする

確実に駆除したいなら、カメムシに対応した殺虫剤をスプレーしよう。逃げられないように静かに近づいて、垂直方向から吹きかけるとよい。冷気で動きを止めるタイプは殺虫成分を使用していないため、お子さんやペットがいるご家庭でも使いやすい。

ガムテープを使う

ガムテープにカメムシを貼り付けたあと、そのまま丸めて捨てる方法だ。素早く捕まえることで悪臭の発生を防げる。直接貼り付けるのが難しい場合は、進行方向に紙を置いてから誘導するとよい。紙に乗ったのを確認したら、上からガムテープでおおって潰さないように閉じ込めよう。

ティッシュで優しく包む

ティッシュを使用して、カメムシをつぶさないように包もう。刺激しないように優しく捕まえるのがポイントだ。持ち上げたとき逃さないように注意しつつ、そのまま外に出すとよい。ティッシュで捕獲したあとすぐビニール袋に入れて口を閉じれば、途中で逃げられる心配がない。

ペットボトルや牛乳パックで捕獲する

まずはペットボトルの上から3/1を切り取り、逆さまにして下の部分にはめる。あとはテープで固定すれば捕獲器の完成だ。カメムシにゆっくり近づけてすくえば中に入るので、丸めた新聞紙で栓をしよう。
牛乳パックの場合は上部を開いておくだけでOKだ。口を近づけて中に入れたあと上部を閉じる。どちらも駆除に役立つので、カメムシが多い時期の対策用として準備しておくのがおすすめだ。

4. カメムシ対策 | 侵入防止編

ハッカ油
カメムシは家の中に入れないことが重要になる。侵入防止に効果的な対策を解説しよう。

ハッカ油を利用する

カメムシはハッカ(ミント)の香りが苦手なので、ハッカスプレーをぜひ活用してほしい。作り方はハッカ油(約20滴)を水道水(90ml)で薄めて、スプレーボトルに入れるだけでOKだ。あとはカーテンや網戸、窓などに吹きかけよう。ミントを植木鉢に植えて窓際で育てるのもおすすめだ。

侵入できる隙間を塞ぐ

カメムシは2mmくらいの小さな隙間からでも侵入することがある。窓やドアの隙間はスキマテープを使ってしっかりと塞ごう。ドレンホースから入り込むことがあるので、専用のフィルターやキャップで対策してほしい。

定期的に除草する

カメムシは雑草に卵を産み付けて繁殖するため、定期的に除草してほしい。家庭菜園や畑も定期的に草取りをすることで被害を防げる。また、ミントを植えるのも対策として有効だが、繁殖力が非常に強いので注意が必要だ。植木鉢に植えてコンクリートの上で管理しよう。

市販の忌避剤を使う

より強い効果を実感したいなら、市販の忌避剤で対策をしよう。窓や玄関などに吹きかけるだけで、侵入を防止することが可能だ。効果の持続期間は忌避剤によって異なるため、事前に確認しておくとよい。

洗濯物を取り込む際に確認する

洗濯物を取り込むときは、カメムシがついていないか確認しよう。とくに白い服を好む傾向があるので念入りにチェックしてほしい。カメムシが大量に発生する秋頃は、部屋干しにするか吊るすタイプの忌避剤を活用するとよいだろう。

5. カメムシの臭いが付いてしまったときの対処法

手洗い
カメムシの臭いは、水で洗っただけではなかなか落ちない。対策として効果的な落とし方を確認しておくことが大事だ。

手に付いた臭いの取り方

臭いの原因であるトランス-2-ヘキセナールは、油に溶けやすい性質がある。オリーブオイルやサラダ油でこすったあと、石鹸で洗うとよいだろう。

洗濯物に付いた臭いの取り方

洗濯物に付いた臭いには界面活性剤が有効だ。洗濯用洗剤で洗うだけでもスッキリ落とせる。また、臭いの元である分泌液は揮発性なので、ドライヤーやスチームアイロンで熱を加えたり天日干しをしたりするのも効果的だ。

結論

カメムシの被害は、十分に対策をすれば防ぐことが可能だ。カメムシを見つけたときは、殺虫剤やガムテープを使って刺激しないように捕獲してほしい。あとはハッカ油やすきまテープ、市販の忌避剤を使い、家に寄せ付けないための対策をしよう。臭いがついてしまったときの対処法も紹介したので、あわせてチェックしてほしい。
  • 更新日:

    2022年8月 9日

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