このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
酢スプレー

酢はアブラムシに効果がある?スプレーの作り方や駆除方法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年8月 7日

無農薬でアブラムシ対策をしたいなら、お酢がおすすめだ。駆除や予防に活躍するお酢スプレーは簡単に手作りできるので、ぜひ試してみてほしい。この記事では、お酢でアブラムシを駆除する方法を紹介する。酢以外を使用する方法や、寄せ付けないための予防対策とあわせて解説しよう。

  

1. アブラムシとはどんな害虫?

レタス
お酢を使って駆除する前に、アブラムシの基礎知識を確認しておこう。特徴と生態、発生する原因を解説する。

アブラムシの特徴や生態

アブラムシは野菜や花、観葉植物などに付着する1~4mmの害虫だ。主な活動時期は3~10月だが、暖かい地域だと1年中見られる。孵化から成虫になるまでが10日と短く、繁殖力がとても高いのが特徴。汁を吸汁して甘い液体をだし、植物をベタベタにしてアリを集める習性もある。ウイルスを媒介したり、排泄物がすす病の原因になったりするので注意が必要だ。

アブラムシが発生する原因

アブラムシが発生する原因は、「肥料の与えすぎ」や「日当たりや風通しの悪さ」が考えられる。チッ素成分の多い肥料を多く与えると、アブラムシの好きなアミノ酸が植物中で増加し、アブラムシがアミノ酸に引き寄せられるので、肥料の量には注意しよう。
また、アブラムシは日光を嫌うため、日当たりや風通しが悪い場所だと発生しやすい。日当たりが悪い場所で育てていたり、植物同士が密集したりしている場合は注意が必要だ。植物同士は適度に離し、定期的に剪定して日当たりと風通しをよくしてほしい。

2. 酢はアブラムシに効果がある?

酢
アブラムシに対する酢の効果を解説する。駆除や予防に有効なスプレーの作り方とあわせてまとめたので見ていこう。

木酢液や酢でアブラムシを駆除できる

木酢液(もくさくえき)とは、木炭を作るときに発生する水蒸気を液体にしたものだ。アブラムシなど害虫の駆除や対策に使用でき、さらに土壌の消毒や有用微生物を増やす効果がある。
また、一般的なお酢でもアブラムシの予防や駆除が可能だ。どちらも無農薬でアブラムシの対策ができるため、口に入れる野菜や果樹にも安心して使用できる。

木酢液スプレーの作り方

濃度が濃すぎると生育に悪影響なので、木酢液を十分に希釈してほしい。予防なら300~500倍、駆除なら100~200倍に薄めてから霧吹きに入れよう。あとはアブラムシや植物に吹きかけるだけでOKだ。

お酢スプレーの作り方

水500mlに対して小さじ1のお酢を加えて霧吹きに入れよう。お酢の分量が多すぎたり、大量にかけすぎたりすると、生育に悪影響がでる可能性があるので注意してほしい。週に1~2回の頻度で少しずつ吹きかければ、アブラムシの発生を予防できる。

米酢スプレーの作り方

駆除効果をより高めたいなら、米酢に唐辛子を加えてスプレーしよう。種をとった唐辛子5~10本と、潰したにんにく1片を米酢500mlに1ヶ月ほど漬け込んでほしい。この原液を300倍くらいに希釈してから、霧吹きでアブラムシに吹きかけよう。
1週間に1回の頻度でスプレーすれば、アブラムシの予防効果が期待できる。ただし、唐辛子に含まれるカプサイシンは刺激が強いため、使用する際にはマスクや手袋、保護メガネを着用してほしい。米酢スプレーがかからないように、風上から風下に向かって吹きかけるのがポイントだ。

3. 酢以外でアブラムシを駆除する方法

アブラムシの駆除
酢以外を使用したアブラムシの駆除方法を紹介しよう。どれも無農薬で駆除できる方法なので、ぜひ試してみてほしい。

牛乳スプレー

牛乳を吹きかけて、乾いたときにできる膜で窒息させる駆除方法だ。牛乳をそのまま、もしくは1対1の割合で水に薄めてから霧吹きに入れよう。あとはお酢スプレーと同じように吹きかければOKだ。牛乳が残ると腐敗や異臭の原因になるので、駆除のあとは念入りに洗い流そう。

石鹸スプレー

まずは水1Lに、細かく削った石鹸1gを入れてしっかり溶かそう。よく振って混ぜたあとアブラムシに吹きかけると、10分ほどで窒息する。石鹸は植物への影響が少ない無香料・無着色タイプを選ぶとよい。石鹸が残るのが気になる場合は、駆除したあとに軽く水をかけよう。野菜や果実を収穫したあとは、よく洗ってから食べてほしい。

でんぷん水スプレー

水に溶けたでんぷんを使えば、アブラムシを包んで窒息させられる。水1Lを鍋に入れて、コーンでんぷんまたは片栗粉を大さじ1~2杯加えよう。3分間沸騰させたあと冷やして霧吹きに入れれば、でんぷん水スプレーの完成だ。
使用する前によく振ってからアブラムシにたっぷりと吹きかけよう。5日に1回の頻度で、アブラムシがいなくなるまで使用するとよい。なお、コーンでんぷんや片栗粉が多いと霧吹きが目詰まりするので、分量に注意してほしい。

4. アブラムシを寄せ付けない予防対策

防虫ネット
アブラムシの発生を防ぐためには、日頃からの予防が必要だ。寄せ付けないための対策を3つ紹介するので、お酢スプレーの使用とあわせて実践しよう。

アルミシートを敷く

アルミシートやアルミホイルを植物の根元に敷けば、葉の裏側に日光が反射する。アブラムシは光を嫌うため、遠ざけることができるだろう。真ん中に切れ込みを入れて植物を通し、テープなど端を固定すれば風で飛ぶ心配が少ない。

防虫テープを使う

防虫テープを植物の近くに設置して集める予防方法だ。粘着タイプの防虫テープを活用すれば、設置するだけでアブラムシを捕らえられる。また、アブラムシが黄色のものに集まる習
性を利用してもよい。黄色い容器に水を入れて植物の近くに置いておけば、飛ぶタイプのアブラムシが入ってきて溺れさせられる。

防虫ネットで囲う

防虫ネットで囲ってアブラムシの付着や産卵を予防しよう。初めからおおってしまえば、駆除などの手間もかからない。アブラムシの被害にあいやすい野菜に活用しよう。銀糸入りの防虫ネットは太陽光を反射するため、光を嫌うアブラムシの予防におすすめだ。

結論

アブラムシの駆除や予防にはお酢スプレーが効果的だ。木酢液スプレーとお酢スプレー、米酢スプレーの作り方をそれぞれ紹介したので、ぜひ試してほしい。そのほかには牛乳スプレーや石鹸スプレーを使った駆除方法もある。アルミシートや防虫テープを活用する予防対策も、あわせて実践するとよいだろう。
  • 更新日:

    2022年8月 7日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧