目次
- ブラジャーの生地が色あせ、毛玉が目立ってきた
- カップがへこんでいたり、ヘタリがあったりする
- メッシュ部分やゴムが伸びている
- ワイヤーが変形してフィット感がない
1. ブラジャーの捨て時はいつ?

ブラジャーは、普段人に見せることのない下着なので、買い替え時期や捨て時がわからないという方も多いのではないだろうか。
ブラジャーの寿命の目安
ブラジャーといっても、材質・品質の違いがあるため、寿命はさまざまだ。一般的には、100回程度着用すると寿命が来ると考えられている。100回というのは、3日に1回の着用で1年、1週間に1回の着用で2年が目安だ。
寿命を迎えたブラジャーの見極め方
寿命を迎えたブラジャーの見極め方は、見た目とつけ心地などで判断する。
このほかにも、体形の変化などにより、つけたときに違和感があれば捨て時だと考えていいだろう。
2. ブラジャーの正しい捨て方

ブラジャーは、そのまま捨ててはいけない。正しい捨て方を紹介しよう。
ホックやワイヤーを取り出す
ブラジャーには、ホック、ワイヤー、ブラジャーとひもをつなげる丸カンなどのパーツがある。まず、それらをブラジャーから取り外すことから始めよう。
1.ワイヤーを取り外す
ブラジャーのカップの布部分にハサミで切れ込みを入れ、中からワイヤーを押し出すように引っ張り出す。
2.ホックを切り離す
ホックをひとつずつ取り外すのが面倒であれば、布ごとハサミで切り離してもいい。
3.ブラジャーのひもについているアジャスターと丸カンを切り離す
こちらも面倒であれば、布が多少ついたままで切り離してOKだ。
分別して処分する
パーツごとに分けられたブラジャーの捨て方は以下のように分別する。
金属部分の処分方法
ワイヤー、ホック、アジャスター、丸カンはすべて不燃ゴミに出す。ワイヤー部分が金属ではなくプラスチックだった場合、捨て方が異なる場合があるので確認しておこう。
金属のワイヤーは、そのまま捨てると刺さってしまう危険性がある。新聞紙やガムテープなどを巻いて捨てるのがマナーだ。
布部分の処分方法
本体であるブラジャーの布部分は、資源ゴミか燃えるゴミに出す。ほかの衣類と違って、ブラジャーはほかの人には見られたくない下着だ。そのため、燃えるゴミに出してもOKという自治体も多い。資源ゴミに出す場合には、できるだけ目立たないようにほかの衣類の間に挟んで出すといいだろう。
3. ブラジャーの捨て方の注意点

ブラジャーの捨て方として注意したいのが、プライバシーだ。ゴミ袋の外から見えないようにする必要がある。
袋や紙でブラジャーを包む
最近では、燃えるゴミの袋が透明のものを採用している自治体も多い。ブラジャーの捨て方によっては、そのままゴミ袋に入れてしまうと外から丸見えとなってしまう事態も危惧される。外から見えないように、スーパーのレジ袋や紙に包んで捨てるようにしよう。
ブラジャーを細かく切る
ブラジャーの形状は独特であるため、ゴミ袋に入れてもわかってしまうことがある。また、レースなどの飾りがついているのも目立ってしまう。捨て方として、元の形状がわからなくなるまで細かく切ると安心だ。
4. ブラジャーを捨てずに再利用する方法

ブラジャーも、使い方によっては再利用する方法がある。
パッドは掃除に利用する
キッチンや洗面所などの水回りの掃除にブラジャーのパッドを再利用できる。ある程度の厚みとクッションがあるので、スポンジ代わりにも使える。
廃油の処理に活用する
ブラジャーのパッドは、汗を吸うように吸水性に優れた素材が使われている。この性質は、廃油処理に活用できる。牛乳パックの底にブラジャーのパッドを敷いて廃油を吸わせ、そのまま燃えるゴミに出せばOKだ。
結論
ブラジャーの正しい捨て方は、本体の布の部分とワイヤーホックなどのパーツを分別することだ。布の部分は燃えるゴミ、そのほかの付属のパーツは不燃ゴミに出す。また、ブラジャーの捨て方で注意したいのが、できるだけひと目につかない状態にすることだ。袋や紙に包む、細かく切って捨てるなどしよう。