目次
- 1. スニーカーの臭いを熱湯で消すのはNG?後悔しないための注意点
- 2. スニーカーの臭いが気になるなら熱湯よりもまずは洗ってみる
- 3. スニーカーの臭いを消す簡単な裏ワザも紹介
- 4. スニーカーの臭いを予防するには?
- スニーカーが入るバケツ
- 中性洗剤
- ブラシ
- 洗濯ネット
- 乾いたタオル
- 靴用ハンガー
- まずは靴専用のブラシを使ってスニーカーの表面のほこりや汚れを落としていこう。この際、細かい隙間は歯ブラシを使うときれいに落とせる。
- ほこりや汚れが落ちたら、用意したバケツにぬるま湯を張りスニーカーを約15分つけていく。
- 中性洗剤を使いブラシで優しく汚れを落としていこう。
- ぬるま湯で洗剤をしっかり流し、洗濯ネットに入れ脱水をする。
- 最後に日陰で自然乾燥させたら完了だ。
1. スニーカーの臭いを熱湯で消すのはNG?後悔しないための注意点

スニーカーの臭いを消すために熱湯は効果的なのだろうか。まずは、熱湯とはそもそも何度なのかと熱湯を使用する際の注意点を見ていこう。
そもそも「熱湯」とは何度なのか?
「熱湯」とは何度からという明確な基準はない。日本薬局方によると、熱湯は約100度の水とされている。本記事でも熱湯=100度の水として解説していく。
熱湯は変形や変色などのトラブルを招きかねない
スニーカーの臭いを消そうと熱湯を使うことはおすすめできない。臭いの原因は菌といわれているため、熱湯に入れると除菌ができ臭いを取る効果に期待はできるが、スニーカーの素材によっては、熱で変形や変色をしてしまう可能性がある。お気に入りのスニーカーが履けるように、熱湯を使うことは避けた方がいいだろう。
2. スニーカーの臭いが気になるなら熱湯よりもまずは洗ってみる

熱湯を使用した方法は、臭いを取る効果に期待はできる。しかし、スニーカーの素材によっては傷める可能性があることが分かった。汚れや臭いを取るためには、熱湯を使った方法より洗剤を使って洗うといいだろう。ここでは、熱湯ではなく洗剤を使用したスニーカーの洗い方を紹介していく。臭いが気になる人は参考にしてほしい。
用意する洗剤や道具
スニーカーの洗い方
3. スニーカーの臭いを消す簡単な裏ワザも紹介

熱湯につけたり、洗ったりする時間がない人は、簡単に臭いが消せる方法がいくつかある。今から紹介する方法は、熱湯につけて変形や変色するリスクもないため、ぜひ試してほしい。
重曹を使う
重曹には吸湿作用と消臭作用があり、臭いを除去し雑菌が繁殖しにくくなるといわれている。使い方は、通気性のある余り布や不織布のパックなどに重曹を入れ靴の中に入れるだけでよい。または、重曹小さじ1を100mlの水で溶かしスプレーを作っておくのもおすすめだ。使い方は、しっかりふってからスニーカーの内部や履き口に吹きかけるだけなので、臭いが気になるときに使用するといいだろう。
固形せっけんを入れておく
スニーカーの中に乾いた固形せっけんを入れ、一晩置いておく方法もおすすめだ。せっけんにはバクテリアを殺し、臭いを消す効果があるといわれている。さらに臭いを吸収し、清潔な香りに置き換える効果も期待できるのだ。
日光に当てる
スニーカーの臭いを取るためにも、スニーカーに残っている湿気をなくすことが大切だ。日光に当てるだけで簡単に湿気が取れる。ランニングをしたあとや長時間履いたあとは、数時間直射日光に当て乾燥させておこう。
消臭スプレーを吹きかける
消臭スプレーは、スニーカーの臭いをすぐにでも取りたいときにおすすめだ。即効性があり、短時間の消臭効果に期待ができる。しかし、長期的な臭い対策には向いていない。
10円玉を入れておく
10円玉を入れる方法は、とても簡単に臭いが取れる。10円玉から発生する銅イオンには熱湯と同じく除菌効果があり、消臭効果が期待できるのだ。方法は脱いだスニーカーの中に10円玉を入れるだけなので、臭いが気になるときに入れておくといいだろう。
インソールを交換する
何年もインソールを変えていないのなら、インソールを交換するのも臭い対策に有効だ。しばらく使い続けているインソールには、汗や皮脂がたまり悪臭の原因になることもある。スニーカーの中をキレイな状態を維持するためにも、定期的に交換するのがおすすめだ。
4. スニーカーの臭いを予防するには?

熱湯を使用する以外にも臭いを取る方法がいくつかあることが分かった。熱湯や洗剤を使ってスニーカーの臭いを取る前に、予防することも大切だ。臭いからと熱湯につけて後悔する前に、以下の方法を取り入れてみよう。
1日履いたら休ませて乾燥させる
臭いを発生させないためには、スニーカーを乾燥させることが大切だ。同じ靴を毎日履くのではなく、1回履いたら風通しのよい日陰で数日間乾燥させてから履くようにしよう。
清潔な靴下を履く
スニーカーがクサくならないようにするために、靴下にも気を使うといいだろう。とくに蒸れると臭いが発生しやすくなるので、通気性のよい素材を選んで履くのがおすすめだ。
足の裏を清潔にしておくことも大切
足の裏を清潔にしておくことも、臭い対策には有効だ。足先やかかとはもちろんだが、指の間は雑菌がたまりやすいとされているので、意識的に洗うようにしよう。
結論
スニーカーの臭いを取るための方法をいくつか紹介した。熱湯を使った方法は、スニーカーが変形したり、変色したりする可能性もあるので、おすすめはできない。熱湯を使う以外にも普段からできる簡単な方法もあるため、気になる人は試してみてはいかがだろうか。