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まな板

木製のまな板は切断してから捨てなければならないってほんと!?実は知らない『まな板』の正しい捨て方とは

投稿者:ライター 菅原京子 (すがはらきょうこ)

鉛筆アイコン 2022年9月 7日

まな板の捨て方をご存じだろうか。まな板の大きさや素材、住んでいる自治体によっても捨て方はさまざまだ。今回は、まな板は基本的に何ごみに分別されるのか、素材別で捨て方がどのように変わるのか、大阪市や横浜市などを例に挙げながらまな板の捨て方を紹介する。

  

1. まな板の捨て方は粗大ごみ?

まな板
まな板の捨て方がわからず、キッチンの引き出しにしまいこんだままになっていないだろうか。まな板の捨て方は、基本的に木製であれば一般ごみとして捨てられる。しかし、まな板のサイズが一定の大きさを超えるものは、粗大ごみとして扱われる場合がある。大きさの基準は自治体によって異なるため、一度、自治体のホームページや電話で確認するとよい。粗大ごみに該当する場合は、自治体の粗大ごみの捨て方に従おう。

2. まな板の素材別の捨て方

まな板
ここでは、まな板の捨て方を素材別に紹介する。

木製のまな板の場合

木製のまな板は、多くの自治体で可燃ごみとして取り扱われる。一般の家庭ごみと一緒に自治体指定のごみ袋に入れて捨てよう。ただし、まな板の大きさによっては可燃ごみに出せない場合や、のこぎりなどで切断してから捨てなければならない場合がある。自治体に捨て方を確認すると安心だ。

プラスチック製のまな板の場合

プラスチック製のまな板は、不燃ごみとする自治体もあれば、可燃ごみとするところもあり、居住する自治体によって分類が異なる。捨て方は地域の分別ルールに従おう。

ガラス製のまな板の場合

ガラス製のまな板は、ほとんどの自治体が不燃ごみとして分別している。収集スタッフがけがをしないためにも、段ボールや新聞紙に包んで自治体指定の袋に入れ、目立つところに「ワレモノ」と書いてから捨てるようにしよう。ただし、ガラスの捨て方のルールは自治体によって異なるので、自治体の指示に従うとよい。

ゴム製のまな板の場合

ゴム製のまな板は、多くの自治体で可燃ごみとして分別されるが、不燃ごみとして分別するケースもあるため、自治体に確認する必要がある。自治体指定のごみ袋に入れてから捨てるようにしよう。

3. 自治体別のまな板の捨て方

大阪市役所
ここからは、大阪市・横浜市・川崎市、それぞれの自治体のまな板の捨て方を見ていこう。

大阪市の場合

大阪市では、まな板の最大の辺、もしくは直径が30cmを超えるものは粗大ごみとして分別される。粗大ごみを捨てるには収集受付センターへ申し込む必要がある。それ以下の大きさであれば普通ごみとして捨ててOKだ。捨て方は中身の見えるごみ袋に入れて、午前の収集地域は8時30分まで、午後の収集地域は12時30分までに指定の収集場所に出す。地域によって収集する曜日や時間帯が違うため、「大阪市ごみ収集マップ」を確認しよう。

横浜市の場合

横浜市では、木製とプラスチック製のまな板は可燃ごみ、ガラス製のまな板は不燃ごみに分別される。長辺が50cm以上のまな板は粗大ごみの対象になるため、辺の長さには注意しよう。中身が確認できる透明や半透明の袋に入れるのが、可燃ごみの捨て方だ。不燃ごみは新聞紙や厚紙で包み、「ガラス」と品物名を表示する必要があるので覚えておこう。粗大ごみを捨てる場合は、電話やインターネット、チャットアプリなどから申し込みが可能だ。手数料を金融機関やコンビニで納め、収集が完了するまで領収書を保管する。収集日当日は、朝8時までに指定の収集場所に出すようにしよう。

川崎市の場合

川崎市では、木製やプラスチック製、ガラス製のまな板は普通ごみに分別される。ただし、長辺が50cm以上だと粗大ごみになる。普通ごみの捨て方は、ふた付きのポリ容器、もしくは透明か半透明の袋に入れて、朝8時までに出す。収集後や夜間はごみが出せないため気を付けよう。粗大ごみを捨てるには、電話・FAX・インターネットで収集日の3日前までに申し込む必要がある。申し込んだら「川崎市粗大ごみ処理券」を購入し、収集当日の朝8時までに収集場所に出す。

結論

まな板の捨て方は居住する自治体によって異なるため、ルールを確認してから捨てるようにしよう。粗大ごみに該当する場合は、収集の事前申し込みが必要な場合があり、廃棄するときは日程に余裕を持つことが大切だ。捨て方がわからずに黒ずんだまな板が家の中で眠っているとしたら、この記事を読んだいま、思い切って捨ててしまってもよいだろう。
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  • 更新日:

    2022年9月 7日

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