目次
1. カーテンの正しい捨て方

まず、カーテンの正しい捨て方から紹介しよう。
一般的には可燃ごみに出す
カーテンは布でできている場合が多いため、可燃ごみとして処分するのが一般的だ。
可燃ごみ以外になる場合もある
資源ごみとして繊維や古布を回収している自治体があり、その場合、布のカーテンは資源ごみとして回収している場合もある。
可燃ごみのサイズを規定している自治体も多く、それを超えるカーテンは粗大ごみとして処分する必要がある。
また、ロールスクリーンやアコーディオンカーテン、ブラインドなどは、サイズに関係なく粗大ごみとしての捨て方を指定している自治体もあるので確認しよう。
防音や遮光機能などを備えるカーテンは、特殊な加工が施されているものもある。特殊加工には金属などが用いられている場合もあり、不燃ごみとして捨て方を指定していることもあるため注意しよう。
2. カーテンのフックやレールの捨て方

カーテンのフックやレールの捨て方を解説しよう。
カーテンフックは素材で分類される
カーテンフックは素材によって捨て方が分けられている。たとえば横浜市の場合、金属製のものは「小さな金属類」プラスチック製のものは「燃えるごみ」に分類される。
カーテンレールは長さで分類される
カーテンレールの捨て方は、長さによって分類されている場合もある。たとえば大阪市では、長さが1mを超える場合は粗大ごみとし、それ以下のものは「普通ごみ」として分類されている。
3. カーテンをごみに出す以外の捨て方

最後に、カーテンをごみに出す以外の捨て方について紹介しよう。まだ使用可能な状態だが、引っ越し先で窓のサイズに対応しなくなった場合などでは、ここで紹介するごみに出す以外のカーテンの捨て方を検討してみるのもおすすめだ。
古着回収に出す
カーテンは、素材として布や繊維が用いられていることが多いため、リサイクル率が高い。自治体によっては古着として回収している場合もあるので確認してほしい。
リサイクルショップに売る
一般的な布製のカーテンはリサイクルショップで買い取ってもらうことが難しい。しかし、メーカーブランド品をはじめ、ミラーレースカーテン、1級遮光カーテンなどは買い取ってもらえる可能性がある。リサイクルショップに持ち込む前に電話などで確認しておくと、手間が省けるだろう。
フリマやオークションに出品する
リサイクルショップで買い取ってもらうことができない場合は、フリマやネットオークションに出品する方法もある。出品するときは、カーテンが対応する正確な窓の大きさとともに、メーカーや素材などの情報を正確に表示することが大切である。また、カーテンを使用した状態の印象を理解しやすい写真を添えるのもおすすめだ。
寄付する
カーテンの捨て方に迷ったときには、途上国などに物資の支援をしている団体に寄付する方法もある。寄付するために費用がかかる場合もあるが、再利用を希望するときにはおすすめの方法だ。
リメイクする
カーテンの一部に日焼けや汚れが目立つときには、リメイクして利用する方法もおすすめだ。カーテンは、丈夫な素材でできているため、トートバッグやマットなどにリメイクして使用することもできる。
結論
今回は、カーテンの正しい捨て方から、フックやレールの捨て方、ごみに出す以外の捨て方について詳しく解説した。カーテンはそれぞれ用いられる素材が異なることに加え、自治体の規定に違いが見られる場合もあるため、当記事を参考に適切な処分方法を選択してほしい。