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カメムシ

臭いだけじゃない!?カメムシが放つ「分泌液」が人体に及ぼす実は知らない『恐ろしい影響』とは

投稿者:ライター 山岸綾乃 (やまぎしあやの)

鉛筆アイコン 2022年9月11日

カメムシの独特なにおいは、嫌悪感を抱く人がほとんどだろう。では、カメムシはなぜ臭いにおいを発しているのか。本記事では、カメムシが臭い理由やにおい以外の被害、においを消す方法、カメムシの駆除策を紹介しよう。

  

1. カメムシが臭い理由

カメムシ
カメムシの臭いにおいの原因は何なのか、詳しく解説する。

カメムシの臭いにおいの原因は分泌液

カメムシが臭い原因は、分泌腺で作られ放出される分泌液にある。幼虫は背中にある開口部から、成虫になると後ろ脚の付け根から分泌液を放つ。分泌液は複雑な成分で構成されており、カメムシの種類によって異なるが、臭いにおいの根源は不飽和のアルデヒド類だといわれている。「パクチーのにおい」とたとえる人もいるようだ。

なぜ悪臭のする分泌液を出すのか?

カメムシが臭い分泌液を出す理由は、自分の身を守るためである。危険を察知すると分泌液を放つのだが、この分泌液は臭いだけではなく相手によっては毒として有効なのだ。
また、仲間に危険を知らせる合図としても使われる。幼虫は孵化した後しばらく集団で生活するが、1匹が分泌液を出すと、ほかのカメムシたちは四方に逃げ出すという習性がある。

2. 臭いだけではない!カメムシの分泌液による被害とは

カメムシの分泌液による被害
カメムシの分泌液が及ぼす、臭いにおい以外の被害を紹介しよう。

皮膚炎や眼炎を招くリスクがある

カメムシの分泌液はただ臭いだけではない。分泌液が皮膚に付くと肌が赤くなったりヒリヒリと痛んだりと、炎症を起こすことがあるのだ。また、分泌液が手に付いてしまった場合その手で目をこすると眼炎を引き起こす可能性もある。カメムシの臭い分泌液には触れないように気を付けよう。(※1)(※2)

3. カメムシの臭いにおいを消す方法は?

洗濯物が臭い
カメムシの臭いにおいは、一度付着すると消すのがなかなか難しい。洗濯物や手、家具ににおいが付着した場合の消し方を紹介しよう。

洗濯物に付着したにおいを消す方法

洗濯物にカメムシの臭いにおいが付着してしまった場合は、食器や洗濯用の洗剤に含まれる界面活性剤が効果的だ。カメムシの臭いにおいの成分「トランス-2-ヘキセナール」は、親油性のため水洗いではにおいが落ちないが、油に溶けやすい性質を持つ。界面活性剤は油汚れを落とす効果があるため、親油性のカメムシのにおいの成分を消すことができるのだ。

手などの皮膚に付着したにおいを消す方法

カメムシの臭いにおいが手などの皮膚に付いた場合は、一刻も早く消したいだろう。一般的には、においの成分が付着した部分をサラダ油やオリーブオイルでこすり、石鹸で洗い流すと臭いにおいを消すことができるといわれている。食器用洗剤でにおいの成分が付着した部分を洗い流すのもよいだろう。

家具などに付着したにおいを消す方法

家具などにからにおいがする場合、においの成分が付着した部分を柑橘系の成分が含まれている中性洗剤で拭き取ると臭いにおいを消すことができる。においがする部分を特定できない場合は、柑橘系のスプレーを部屋にまけば、1週間ほどでにおいが消えるだろう。においがする部分がピンポイントでわからない場合でも、大体の場所が特定できればその周辺を拭くだけで臭いにおいが軽減される。

4. カメムシを駆除するには?

カメムシ
カメムシの臭いにおいを防ぐには、カメムシを見つけたときに刺激せずそっと駆除するのが望ましい。どのような駆除方法があるのか、確認していこう。

ガムテープで捕獲して捨てる

カメムシはガムテープを使って捕獲できるが、テープにくっつけるときは勢いよく行わないように気を付けよう。つぶしたり刺激を与えたりしてしまうと、危険を感じて臭いにおいを放つためだ。ガムテープを使うのであれば、カメムシの背中にそっとテープを当ててから包むとよい。

ティッシュなどをつかませてゴミ袋または屋外へ

洗濯物や家の中でカメムシを見つけたら、とにかく刺激を与えずに屋外へ出すことが大切だ。ティッシュなどをカメムシに近づけつかませたら、そのまま外に逃がそう。ティッシュごとゴミ袋に入れてもよいだろう。

駆除剤をスプレーする

カメムシの駆除にはスプレーが手っ取り早く、虫が苦手な方も駆除しやすいだろう。吹きかけると瞬時に獲物が凍るカメムシ専用スプレーを使用すれば、臭いにおいを放つ前に退治できる。スプレーに含まれているベンジルアルコールは、食品にも使用される成分のため洗濯物にも使用可能だ。凍らせた後はそのまま放置するとにおいを発するため、すぐに捨てよう。

結論

カメムシは刺激を与えると臭いにおいを放つ生き物だ。見つけたらティッシュやガムテープなど身近にあるものを使い、そっと捕獲しよう。虫が苦手な方はスプレーを用意しておくのをおすすめする。カメムシの生態を理解し、状況に応じた対策を行えば臭いにおいに困ることはないだろう。万が一臭いにおいが付いてしまった場合は、今回紹介した方法を参考にしていただきたい。
(参考文献)
(※1)てい皮膚科クリニック|カメムシ皮膚炎 | てい皮膚科クリニック(神戸市長田区)
(※2)医書ジェーピー株式会社|クロカメムシによる眼障碍に就いて (臨床眼科 9巻12号) | 医書.jp
  • 更新日:

    2022年9月11日

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