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ビデオテープ

ビデオテープの捨て方に意外すぎる落とし穴があった!?知らないと身の危険が及ぶ注意点とは?

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年10月 3日

ひと昔前までは、録画するにはVHSのビデオテープが主流だったが、今ではほとんど見かけることがない。引っ越しの準備や物置の整理をしていて、大量のビデオテープが出てきて処分したいけれど、捨て方がわからないと悩む方もいるのではないだろうか。ここではビデオテープの正しい捨て方について紹介しよう。

  

1. ビデオテープの正しい捨て方

ビデオテープを捨てる
ビデオテープの捨て方は、以下のようにいくつかの選択肢がある。

家庭ゴミとして出す

ビデオテープは、いろいろな素材で組み立てられているので、家庭ゴミとして出せるのかどうか迷ってしまいそうだ。ほとんどの自治体では、ビデオテープを家庭ゴミとして処分できる。
分別は、各自治体によって以下のように異なるので、ホームページなどで確認しよう。
  • 燃えるゴミ
  • 燃えないゴミ
  • プラスチックゴミ
  • 資源ゴミ

自治体の指定場所に持ち込む

分別ゴミは収集日が決められている。すぐにでも処分したいという場合や本数が多い場合は、直接自治体の指定場所に持ち込むという捨て方もある。ただし、ビデオテープを箱などにまとめると、箱のサイズによっては粗大ごみとして扱う自治体もある。その場合は、そのまま持って行っても受け付けてくれないので、問い合わせてみることだ。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すると費用はかかるが、日時の指定や自宅まで回収しに来てくれる。大量のビデオテープの捨て方としては、最も楽な方法といえるだろう。不用品回収業者のほとんどは、トラックの大きさで費用が決まるので、ビデオテープ以外にも処分したいものがあるときには一緒に処分してしまおう。

買取専門店に売る

未使用のビデオテープであれば、買取専門店に持って行くという方法もある。また、お店によっては、映画を録画したビデオテープを買い取っているところもあり、レアな映画であれば、高値での取引も可能だ。映画を録画してあるビデオテープを売りたい場合は、タイトルなどの一覧を持参すると査定が早いだろう。

フリマやオークションに出品する

昔のアイドルの録画など、マニアックなビデオテープなら、フリマやオークションで高値が付く可能性がある。オークションサイトで、調べてみるといいだろう。買取専門店と同じように、少しでもお金になる可能性のある捨て方だ。

譲渡・寄付する

自分にとっては処分してしまいたいというビデオテープでも、ほかの人は欲しがっているかもしれない。欲しい人に譲渡すれば、お互いにメリットがある。売買ではないので、責任問題やトラブルも起きにくい。

2. ビデオテープの捨て方の注意点

ビデオテープ

ビデオテープを詰めすぎない

ビデオテープを自治体のゴミとして処分する場合、ゴミ袋に詰め込みすぎてはいけない。ビデオテープは角があり、詰め込みすぎるとゴミ袋が破れてしまう。ゴミ袋が破れてゴミ捨て場に散乱すると、地域住民の方々への迷惑にもなる。ゴミ袋を使ったビデオテープの捨て方では、詰め込み方に注意しよう。

大切なデータはダビングしておく

思い出のビデオテープなどは、違う形でダビングしておくことができる。あとになって、残しておけばよかったと後悔しないようにしよう。

個人情報を削除しておく

思い出のビデオテープでも、他人にとっては個人情報の宝庫ということになる。ビデオテープの捨て方では、必ず個人情報を削除しておくことがトラブル回避につながる。

3. ビデオテープ内のデータをダビングする方法

ビデオテープ
大切な思い出や残しておきたい記録などがビデオテープにある場合、捨て方を考える前にデータをダビングしておこう。ここでは3つの方法を紹介する。

DVD一体型ビデオデッキを使う

VHSとDVDが一体型になっているビデオデッキを持っているなら、ビデオデッキだけでDVDにダビングすることができる。VHSとDVDの一体型ビデオデッキは、レンタル業者を利用すると2泊3日で4,000~6,000円くらいでレンタルできる。ダビングしたいビデオテープがたくさんある場合は時間がかかるため、さらに延長しなければならない。

パソコンとビデオデッキを繋ぐ

パソコンを持っているなら、ビデオキャプチャという配線を使ってパソコンにダビングすることができる。
まず、ビデオキャプチャを使ってビデオデッキとパソコンを接続する。次にビデオデッキにビデオテープを入れる。再生と同時にパソコンの録画がスタートする。
DVDデッキも、いずれビデオデッキと同じ運命になる可能性が高い。場所も取るのでパソコンへの保存をおすすめする。

業者にダビングを依頼する

ビデオテープをダビングしてくれる業者もいくつかある。業者に依頼すれば、手間を省くこともでき、機材をそろえる必要もない。
およその相場は60分で1,500円程度だが、依頼本数によって割引もある。

4. ビデオテープ内のデータを削除する方法

ハサミ
個人情報の漏洩が心配な場合、ビデオテープ内のデータを完全に削除しておく必要がある。その方法を紹介しよう。

磁気テープをハサミやカッターで切る

個人情報を守る捨て方としては、ビデオテープの中にある磁気テープを取り出して切断する方法がある。大雑把に切ると、繋げられてしまう可能性もあるため、修復不可能なくらいに細かく切断すると安心だ。

強力な磁石でデータを乱れさせる

強力な磁石を使って、ビデオテープの画像にノイズを加えるという捨て方もある。普通の磁石ではパワーが弱く効果はない。ネオジム磁石を使って処理をすれば、映像を見られなくすることができる。

結論

ビデオテープの捨て方には、ゴミとして自治体に出す、不用品回収業者に依頼する、買取、フリマ、オークションに出品する、譲渡するなどの方法がある。ビデオテープの捨て方で注意が必要なのが、個人情報の漏洩だ。無用なトラブルに巻き込まれないように、データの消去を怠らないことだ。また、大切な思い出のビデオテープはダビングして残しておこう。
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  • 更新日:

    2022年10月 3日

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