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電気カーペット

電気カーペットの捨て方には危険すぎる落とし穴がある!?ほとんどの人が知らない意外な注意点とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年10月19日

冬になると重宝する電気カーペット。古くなったり故障したりして、処分しようとしたときに困るのが捨て方だ。普通ゴミになるのか、それとも粗大ゴミになるのか、費用はかかるのかなどいろいろと気になる。そこで今回は、電気カーペットの正しい捨て方について紹介しよう。

  

1. 電気カーペットの捨て方は普通ゴミ?

ハサミ
電気カーペットは、カーペットの中に挟まれるようにして熱線が通っている。カーペットは燃えるが、熱線は燃えない。では、電気カーペットはどのような捨て方が正しいのだろうか。

切断すれば普通ゴミとして捨てられる

普通ゴミは一般的に、四辺のサイズが30cm以下か、あるいは指定のゴミ袋に入るサイズであることが決められている。そこで電気カーペットの捨て方の一つに、30cm以下に細断し、指定のゴミ袋に入れて出すという方法がある。これなら費用はゴミ袋代だけで済む。ただし自治体によってルールは異なるので、必ずお住まいの自治体のホームページ等で確認してほしい。

可燃ゴミと不燃ゴミの見分け方

電気カーペットを捨てる際には、素材によって可燃ゴミと不燃ゴミに分ける必要がある。可燃ゴミとして出せる素材はウール、絹、イ草、麻といった天然素材だ。不燃ゴミとして出せる素材はレーヨン、アクリル、ポリエステルといった化学繊維になる。また、電源部分とリモコン部分は、不燃ゴミとして出すようにしよう。

ただし細断するのは危険が伴う

電気カーペットを細かく切って普通ゴミに出す捨て方は、費用もかからずによさそうだがデメリットもある。それは、かなりの労力が必要で、危険が伴うということだ。電気カーペットは厚みがあるだけでなく、中に熱線が入っているため、非常に切りにくい。普通のハサミでは手が痛くなってしまうので、万能バサミなどを用意しよう。油断をしているとケガをしてしまう可能性もあるため、必ず軍手を着用してほしい。また、完全に放電してから切断しないと感電などの危険もあるため、注意深く行う必要がある。

2. 粗大ゴミとしての電気カーペットの捨て方

粗大ごみ
粗大ゴミとして電気カーペットを処分する捨て方の場合は、住んでいる場所の自治体のルールを確認しておこう。

粗大ゴミとして捨てる方法

電気カーペットを粗大ごみとして捨てる場合、ほとんどの自治体では事前に収集日を予約しなければならない。予約する方法には、電話やインターネットなどがある。処分にかかる費用は「粗大ゴミ処理手数料券」をコンビニなどで購入することで支払う。予約した日時に電気カーペットに購入した券を貼り、指定された場所に出せば処分は完了だ。

処分にかかる費用相場

自治体で粗大ゴミとして処分する場合には、処理手数料を支払わなくてはならない。各自治体で手数料が決められているので確認しよう。たとえば大阪市であれば200円、神戸市では600円の手数料がかかる。その他、サイズや重さによって料金が変動する自治体や一律で500円という自治体もある。

3. 電気カーペットのその他の捨て方

フリマアプリ
電気カーペットは、ゴミとして捨てるだけではない。状態がよければ、売ることも可能だ。

リサイクルショップに売る

処分したい電気カーペットの状態がよく、付属品もしっかり残っている、あるいは新品という場合には、リサイクルショップに売ることも考えていいだろう。できれば、外箱もあった方が高価買取が期待できる。

フリマに出品する

リサイクルショップでは買い取ってもらえそうもない電気カーペットでも、フリマなら買い手がつくかもしれない。その場合、かなり低い値段を設定すると売れやすくなる。売れるまでに時間がかかるかもしれないので、すぐにでも処分したい方にはおすすめできない。

不用品回収業者に依頼する

引っ越しなどですぐにでも電気カーペットを処分したいという方におすすめなのが、不用品回収業者に依頼するという捨て方だ。費用はかかるが、電話1本で希望日に収集に来てくれる。他にも捨てたいものがあるときには、まとめて処分するのがおすすめだ。

小型家電回収BOXを利用する

電気カーペットのサイズが小さめなら、小型家電として回収BOXを利用する捨て方もある。自治体の小型家電回収BOXに入れれば、粗大ゴミのように費用がかかることもない。家電量販店でも小型家電回収サービスを行っているが、条件が自治体よりも厳しく、費用がかかることもあるため、事前に確認しておこう。

結論

電気カーペットは、30cm以下に細断すれば、普通ゴミとして処分する捨て方ができる。電気カーペットの素材によって、天然素材は燃えるゴミ、化学繊維は燃えないゴミとして分別しよう。また、粗大ゴミとして捨てる場合には処理費用がかかるので、事前に確認しておいてほしい。状態のいい電気カーペットならリサイクルショップやフリマで売ることも可能だ。当記事を参考に、正しい捨て方で電気カーペットを処分しよう。
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  • 更新日:

    2022年10月19日

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