目次
- 本人確認書類(パスポートや運転免許証など)
- 印鑑
- 国民健康保険証、乳幼児医療証、高齢者医療受給者証など
- 印鑑登録証(登録者のみ)
- マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード
- 引越しするまで居住していた住所と世帯主氏名
- 続柄(新しい住所における世帯主からみた続柄を記入する)
- 新たな引越し先の住所と世帯主氏名(世帯から独立して一人暮らしの場合は、自分の氏名を記入する)
- 異動年月日(引越日または予定日)
- 引越す人の氏名と生年月日
- 引越す人の本籍と戸籍の筆頭者(本籍と戸籍の筆頭者は、それぞれの1番上にくる人のことであり、世帯主とは異なることに注意)
- 申請者
- 連絡先電話番号
- 転出前に居住していた市区町村のホームページにて「郵送用の転出届」をダウンロードして印刷する
- 各市町村の転出届の例に沿った書き方で記入する
- 記入した転出届と本人確認書類の写し、郵便切手を貼った返信用封筒、代理人が転出届を提出する場合は依頼状を準備する
- 3で準備した書類を同じ封筒に入れて転出前の市区町村の役所に郵送する
- 委任状
- 転出届
- 代理人の本人確認書類
- 代理人の印鑑
1. 転出届とは?

ここでは、転出届、転入届、転居届について説明しよう。
転出届とはそれまで居住していた市区町村の区域外に移る場合、居住していた自治体に提出する書類のことだ。つまり「市区町村に転出することを伝える書類」である。転出届を提出すると、転入届の提出の際に必要な「転出証明書」を受け取ることができる。
転入届とは、転居先の市区町村に提出する必要のある書類であり「転居先に生活拠点を置き、納税して行政サービスなどを利用する旨を伝える証明書」のことだ。引越し(転入)してから14日以内の提出期限が設けられている。
なお、同じ市区町村内で引越しする際は、転居後、14日以内に転居届のみを自治体に提出するだけでよい。
転出届は転入届の提出期限に間に合うように提出し、転出証明書を受け取っておこう。転出証明書を引越しの何日前から受け取れるかは自治体によって異なる可能性もある。書き方も含め、不明な点はお住まいの自治体の窓口にご確認いただきたい。
2. 転出届の書き方

転出届の提出に必要なものと転出届の書き方の例を紹介しよう。
転出届の提出に必要なもの
転出届の提出に必要なものを紹介しよう。
また、以下の証明書や登録書などを所持する人は、転出届の提出時に合わせて持参すると同じタイミングで登録内容を変更できるため、便利だ。
転出届の書き方の例
ここでは、転出届の書き方の例を紹介しよう。各市区町村によって転出届の書き方が若干異なる場合もあるため、詳細はそれぞれの見本や例を確認してほしい。
3. 転出届を郵送や代理で提出する方法

転出届は郵送や代理で提出することもできる。それぞれの方法を紹介しよう。
転出届を郵送で提出する方法
転出届を代理で提出する方法
転出届は、代理人に依頼して提出することもできる。転出届を提出する方の同一世帯員ではない人が代理で手続きをする場合は、委任状が必要になる。事前に準備しておこう。委任状の書き方がわからないときは、各市区町村の窓口やホームページから入手して利用するとよいだろう。
適切な書き方をした転出届と委任状を準備し、以下の書類もあわせて代理人に持参してもらうように説明し、転居届を提出してもらおう。
結論
今回は、転出届を提出する必要性から、適切な書き方、郵送や代理で提出する方法、注意点について解説した。転出届と提出後に受け取れる転出証明書は、転入届を提出するために欠かせない書類である。当記事を参考に転出届を適切に記入し、忘れずに提出してほしい。