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香水

世界でたった1つ!?アロマオイルを使って簡単に作れる『自分だけのオリジナル香水の作り方』とは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年10月25日

作り方を知っていれば、香水を手作りすることは可能だ。自分好みの香りを追求できるので、ぜひチャレンジしてほしい。この記事では、香水と練り香水の作り方を紹介する。手作り香水の魅力や香り立ちの基礎知識についても解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 手作り香水の魅力

香水
手作り香水では、天然の植物から抽出したアロマオイルを使用する。植物が持つ自然な香りを楽しめるのが魅力だ。また、市販されている香水の人工的な香りが苦手な人でも使いやすい。アロマオイルにはリラックスやリフレッシュなどの効能があるとされているため、香りをまとうことでその効果が実感できるだろう。
さらにアロマオイルの種類は多く、ブレンドすることも可能だ。組み合わせ次第で香りは変化するので、自分だけのオリジナル香水を作れる。好みの香りを追求するために、手作り香水の作り方をチェックしてみよう。なお、アロマオイルは、天然素材を100%使用した、「エッセンシャルオイル(精油)」を選んでほしい。

2. 香水を手作りするなら「香り立ち」の知識も必要

香水
香水の香りは揮発の早さで、トップノートとミドルノート、ラストノートに分類が可能だ。この3つを上手に組み合わせることが、手作りするときのポイントになる。それぞれ代表的なアロマオイルをチェックしておこう。

トップノート

最初の5~10分くらいに立ちのぼる香りをトップノートという。持続時間は短いが、最初の印象を決める大事な香りだ。レモンやオレンジ、グレープフルーツやベルガモット、ライムなど、柑橘系のほとんどはトップノートに分類される。その他には、ペパーミントやユーカリ、ティートゥリーなどもトップノートだ。

ミドルノート

ミドルノートは香水の核となる香りで、30分ほどすると香ってくる。フローラル系が多く、香り立ちと持続性のバランスがよい。ラベンダーやローズ、ネロリ、ジャスミン、ローズマリー、ゼラニウム、ホーリーフ、クラリセージ、イランイラン、カモミールなどがあげられる。

ラストノート

1時間ほどで香り始め、時間がたったあとでもほのかに残るのが特徴だ。ウッディ(樹木)系やパルサム(樹脂)系、オリエンタル(エキゾチック)系のアロマオイルが多い。代表的な香りはサンダルウッドやヒノキ、シダーウッド、ヒバ、ベチバー、ミルラ、ベンゾイン、パチュリだ。

3. 香水を手作りする方法

香水
香水の作り方の詳しい方法を紹介しよう。必要な道具や材料、手順をチェックして、ぜひ手作りしてほしい。

用意する道具や材料

  • ピペット:液体を吸い上げる道具でスポイトでも代用可能
  • ムエット:香りをチェックする紙
  • ガラス容器:アロマオイルをブレンドするために使用
  • 無水エタノール:アロマオイルと精製水をなじませるために使用
  • ガラス棒:スプーンでも代用可能
  • アロマオイル:天然素材100%のエッセンシャルオイル(精油)を用意
  • 遮光瓶:香水を保存するための容器
アロマオイルを2~5種類ほど使用して手作りするのがおすすめだ。また、無水エタノールは薬局や通販サイトで購入できる。スポイトについたアロマオイルの洗浄にも使えるので、多めに用意しておくとよい。

1.香りのイメージを決めて精油を選ぶ

まずは自分が作りたい香りをイメージしよう。ミドルノートが全体のイメージを左右するので、最初に決めるのが作り方のポイントだ。初めてだと上手くいかないかもしれないが、根気よく試してみてほしい。

2.ムエットを使って香りを確認する

ムエットを使ってアロマオイルの香りを確認しよう。トップノート、ミドルノート、ラストノートの順番で香りをチェックしてみてほしい。強くしたい香りはムエットを長めに、そうでない香りは短めに持つとよい。
また、分量の割合はトップノートが15%、ミドルノートが30~70%、ラストノートが15~55%が目安だ。ムエットで確認しながら、どのアロマオイルを何%入れるのか決めて紙に書いておくとわかりやすいだろう。

3.無水エタノールから順に加えて調香する

無水エタノールをガラス容器に入れたら、アロマオイルをスポイトで入れよう。ラストノートからミドルノート、トップノートの順番でブレンドしてほしい。手作り香水の分量は、無水エタノール10mlに対して、アロマオイルが20滴を目安にするとよい。
違うアロマオイルを入れるたびに、無水エタノールでスポイトを洗浄していく。香水が完成したら遮光瓶に移し、数日ほど置いてからムエットで香りを確認しよう。なお、手作り香水を初めて使用するときは、必ずパッチテストをしてほしい。

4. 練り香水を手作りする方法

練香水
練り香水は塗って使用する固形タイプの香水だ。手作りする際に用意する材料と道具、作り方を解説する。

用意する道具や材料

  • ミツロウ
  • ホホバオイル
  • アロマオイル(精油)
  • ビーカーなどの耐熱容器
  • 耐熱保存容器
  • ガラス棒(スプーンでも代用可能)
  • 鍋もしくはフライパン
ホホバオイルの分量が多いと柔らかく、少ないと固く仕上がる。好みにあわせて調整するのが、作り方のポイントになるだろう。なお、複数のアロマオイルをブレンドして手作りしてもOKだ。

練り香水のレシピ

  • ビーカーにミツロウとホホバオイルを入れる
  • 鍋もしくはフライパンに水を張って火にかける
  • お湯が40度くらいまで温まったらビーカーを入れる
  • ミツロウを混ぜながら溶かしてお湯からあげる
  • アロマオイルを数滴くわえて混ぜたら保存容器に入れる
ミツロウはお湯からあげるとすぐ固まるので、素早く作業することが手作りのコツになる。溶けたミツロウを排水口に流すと中で固まるため、ビーカーに残ったものはキレイに拭き取っておこう。

結論

アロマオイル(精油)を使用すれば、オリジナルの香水が手作りできる。トップノートとミドルノート、ラストノートからアロマオイルを選んで、自分好みの香りを作ってみよう。また、ミツロウとホホバオイルを使えば練り香水が手作りできる。こちらも簡単に作れるので、あわせて試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年10月25日

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