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『嫌いな人』に対するトリセツ!これで悩まない!?『嫌いな人』への適切な対処方法と自分を楽にする考え方とは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年10月11日

嫌いな人との接し方で悩んでいる方は多いだろう。円滑な人間関係を保つためにも、適切な対処をチェックしておきたい。この記事では、嫌いな人との接し方を5つ解説する。人を嫌いになる理由や、自分を楽にする考え方とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. そもそもなぜ人を「嫌い」と感じるのか?

面接
嫌いな人との接し方をチェックする前に、人を嫌いになる理由について考えてみよう。自分の気持ちを整理することが重要だ。

特定の人を嫌いになる理由・苦手意識を持つ心理とは

価値観の違いや言動への軽蔑、嫉妬というように、人を嫌いになる理由はさまざまだ。迷惑をかけられた、自分の期待に答えてくれなかったなど、些細なキッカケであるケースも多い。身だしなみやマナー違反、言葉づかいなど、直接なにかされたわけではなくても相手に嫌悪を感じることもある。
相手に非がなくても、自分より優れた人に嫉妬して嫌いになることもある。相性や気が合わない相手は誰にでもいるため、人を嫌いになるのは自然なことだ。好きになろうとしても無理なケースも多いので、自分の気持ちと上手くつきあっていこう。

嫌いであることが相手に伝わり関係が悪化することも

相手が嫌いであることが態度に表れると、相手に伝わってしまう可能性がある。自分を嫌いな相手に好意的に接するのは難しいため、関係の悪化は避けられないかもしれない。すると、お互いの悪感情が増幅してしまい、悪循環になってしまうだろう。職場や学校で頻繁に会う人との関係が悪化するのは、できれば避けたいものだ。嫌いな人との接し方を学んで、良好な関係を維持してほしい。

2. 嫌いな人との接し方

打ち合わせ
嫌いな人との関係で悩んでいるなら、接し方を変えてみるのがおすすめだ。嫌いな人との接し方を5つ紹介するので、ぜひ試してみてほしい。

受け流す

嫌いな人の言動をすべて受けとめるのはストレスだ。マウントをとられたり嫌味をいわれたりしても、あまり深く受け止めずに軽く受け流してしまおう。反発する態度を見せれば、相手の機嫌を損ねてしまう可能性がある。
その場では相槌をうって、話しが終わるのを待つのがベターだ。嫌いな相手のことを長く考えるのは負担になるので、嫌な態度をとられてもあまり気にしないように心がけよう。

良いところを探してみる

嫌いな人でも、相手のことを深く知れば好きになれる可能性がある。嫌いなところばかりに気を取られないよう、良いところを探してみるのがおすすめだ。積極的にコミュニケーションをとって関係が深くなれば、新しい一面が見つかるかもしれない。
自分から関わる姿勢を見せることで、相手の態度が軟化することも考えられるだろう。無理をしない程度に、少しずつ会話を増やしてみてはいかがだろうか。

距離を置く・接点を減らす

嫌いな人と接するのが辛いなら、距離を置くのも一つの手だ。できるなら不自然ではない程度に接点を減らしたい。ただし、相手を無視したり急に避けたりするのはNGだ。
プライベートな会話は軽く流して早く終わらせる、メールやチャットで連絡をして直接話す機会を減らすなど、不自然にならないように距離をおいてほしい。

話し方などを相手に合わせてみる

話し方や動作、表情を真似することで、相手に親近感を抱かせることができる。これは「ミラーリング効果(類似性の法則)」といって、相手との距離を縮めるために役に立つテクニックだ。
相手から好意的に接してもらえるようになれば、良好な関係が築きやすくなるだろう。相手の言葉を繰り返したり、会話のテンポや声の大きさをあわせてみたりするだけでOKだ。

相手の「自己重要感」を満たしてあげる

自己重要感とは「価値のある存在と認められたい」「尊敬されたい」という感情だ。他人に認められたいという欲求を満たしてあげることで、相手の好意的な感情を引き出せる。相手を称賛したり感謝を伝えたりすると効果的だ。会話のたびにちょっとした感謝の一言を付け加えるようにすることが、嫌いな人との接し方では重要になる。

3. 「嫌いな人との接し方」に悩む自分を楽にする考え方

成長
嫌いな人との接し方で悩んだときは、考え方を変えてみよう。精神的な負担を軽減する3つのコツをまとめた。

「嫌い」という感情を持つことは自然であると認める

人は誰にでも相性が悪い相手がいるため、嫌いな人がいるのは当然だ。自分を責めたり克服しようとして努力しすぎたりすると、精神的な負担になる。無理にネガティブな感情を抑えようとするのは、ストレスだろう。自分の中の「嫌い」という感情を受け入れて、自然なものであると認めてあげる。それだけでも気持ちが楽になることも多いのだ。

自己成長するチャンスかもしれないと考える

嫌いな人を観察して、自己成長のキッカケにしてみよう。思いを他人に移してしまうことを「投影」といい、自分の不快な一面を相手に見いだしてしまうことは多い。自分と似た人を嫌う「同族嫌悪」という考え方もある。
相手の嫌な面が目についたときは、自分にも似たような所がないか考えてみてほしい。他人を通して自分を見直すことで、直すべき点が明らかにできる。自らの言動を振り返り冷静に分析すれば、自身の成長につなげることが可能だ。

自分はOK、他人もOKという考えにシフトチェンジする

精神科医エリック・バーン氏は、否定的なストロークには否定的なストロークが返ってくるとしている。ストロークとは、人との交流から得られる精神的な刺激だ。相手を否定する言動は否定的なストローク、肯定する言動は肯定的ストロークに分類できる。
褒めたり笑顔を向けたりといった肯定的なストロークには、肯定的なストロークが返ってきやすい。好意的な言動を意識することで、相手の反応もよいものへと変化するだろう。相手の言動がよくないものでも、肯定的なストロークを投げかけ続けることが嫌いな人との接し方では重要だ。

結論

嫌いな人との接し方を見直してみれば、関係が良好になる可能性がある。良いところを探してみる、自己重要感を満たしてあげるなどのポイントを、実践してほしい。また、嫌いな人との接し方で悩んでいるときは、考え方を変えることが重要だ。嫌いという感情を肯定したり、自己成長のチャンスにつなげたりすることで、気持ちがだいぶ楽になるだろう。
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  • 更新日:

    2022年10月11日

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