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面接

WEB面接で「アレ」を貼るのはマナー違反ってホント!?意外と知らない就活の【重要な面接マナー】とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年10月18日

就活の面接は、人生を決める重要な関門でもある。希望する会社の面接は、万全を期して臨みたいものだ。面接では、社会人としてのマナーも面接官から注目されている。そこで今回は、就活の面接に関わるマナーを紹介しよう。また、コロナ禍以降に普及してきたWEB面接のマナーについても参考にしてほしい。

  

1. 就活中の面接マナーが重要な理由

面接
就活中の面接では、マナーがなぜ重要なのだろうか。その点を十分理解することで、就活に対するモチベーションも違ってくる。

社会人としての印象を見られている

面接では、応募する人の考えや熱意だけでなく、社会人としての基本的なマナーを身につけているかもチェックされる。会社は組織で成り立っており、個人がどれだけスキルを持っていても、ほかの人と円滑に仕事ができないと十分機能しないからだ。
実際のビジネスの場でも、さまざまな人との折衝、気遣い、柔軟な対応が求められる。自分本位の行動ばかりしていては、ビジネスパーソンとしては失格だ。

面接の評価に直結する

就活の面接マナーをきちんと身につけていれば、面接に対して真摯に取り組んでいる姿勢をアピールすることができる。こうした姿勢は、面接官への良い第一印象につながる。また、仕事に対してもまじめに取り組む人だと評価されることにも直結するだろう。

2. 就活中の面接マナー | 身だしなみ

スーツ
就活の面接マナーでは、まず身だしなみを整えることだ。面接での第一印象を大切にしたい。

服装のマナー

就活の面接をするときには、男女ともにスーツが基本となる。色は黒、紺、グレーといった落ち着いたものを選ぼう。Yシャツはボタンダウンなどのカジュアルなものは避けた方が無難だ。また、面接での服装のマナーで最も重要なことは「清潔感」だ。Yシャツにシワがないか、ズボンにきちんと折り目が付いているかなどもチェックしておこう。

髪型のマナー

髪型のマナーも服装と同じく清潔感が大切だ。髪の毛を染めている方も最近では当たり前のようになっていて、自然な茶色であればマイナスイメージではない。しかし、目指す業種によっては、髪の毛を染めることに抵抗がある企業もあるので注意が必要だ。

かばんのマナー

就活の面接に持っていくかばんは、ビジネスバックがマナーだ。最近ビジネスシーンでよくみるリュックは、カジュアルな印象となるため面接では不向きといえる。

コートやマフラーのマナー

寒い季節に就活の面接をする場合、コートやマフラーは必需品だ。ただしコートやマフラーは、会社の玄関の外で脱ぐのがマナーとなる。受付前には脱いでおこう。脱いだコートやマフラーは、ビジネスバックの上に軽く折りたたんで置くといい。面接が終わったら、やはり会社の玄関を出てからコートやマフラーを身につけるようにしよう。

腕時計のマナー

スマホの普及で、あまり腕時計をしないという方も多いかもしれない。しかし面接時にスマホで時間をチェックするのは、やめておいた方がいいだろう。ビジネスシーンにおいてもまだ、腕時計をするのがマナーだとされている。就活の面接に、あまりカジュアルすぎる腕時計を付けていくのはマナー違反なので避けよう。できるだけシンプルでベルトは革なら黒か茶、金属ならシルバーが無難だ。

3. 就活中の面接マナー | 入退室

面接
面接は、受付時からすでに始まっていると思って挑もう。

受付時のマナー

面接予定時間の10~15分前には面接会場に到着しておくようにしよう。受付では、氏名、用件を簡潔に伝えるといい。

待機時のマナー

受付を済ませてからすぐに面接場所に案内されることもあるが、一般的に控室などの待機場所に案内されることが多い。待機時のマナーは、姿勢を正して静かに待つことだ。手持無沙汰だからとスマホをいじったりするのはマナー違反となるため避けよう。

入室時のマナー

  • ドアを3回ノックし、相手から入室するよう促されたら「失礼します」といってドアを開ける。
  • 入室したら、開けたドアの方を向いて閉める。後ろ手で閉めるのはマナー違反だ。
  • 面接官に向かって30度の角度で一礼する。
  • 椅子の横に立ち、自分の名前や大学名を告げる。ここですぐ座るのはマナー違反だ。促されて初めて「失礼します」と断ってから座ろう。

退室時のマナー

  • 椅子から立ち上がったらお礼を述べ、45度程度の深い一礼をする。
  • ドアに向かって歩き、ドアの前で再度面接官に向き直り「失礼します」といって一礼する。
  • ドアを開けて退室する。

4. 就活中の面接マナー | 面接中

面接
就活の面接中は質問に答えることに必死で、ついマナーを忘れてしまいがちだ。面接中でもマナーを忘れないようにしたい。

言葉遣いに気をつける

【敬語表現を正しく使う 】
敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」がある。普段あまり敬語を使い慣れていないと、間違った使い方をそのまま覚えてしまうことがある。一度よく使う敬語をおさらいしてみよう。
【二重敬語に注意する】
間違った敬語の使い方でとくに多いのが二重敬語だ。たとえば「おっしゃられる」という敬語は「おっしゃる」と「られる」の二重敬語になる。「おっしゃる」が正解だ。
【口癖が出ないようにする】
口癖は、本人が意識せずに出てしまうものだ。話す前に「えーと」「あのー」などの口癖がある方は、就活の面接前に矯正しておいた方がいい。自分では気が付きにくいので、家族や友人にアドバイスをもらうといいだろう。

ゆっくり大きな声で話す

就活の面接では、緊張も重なって早口になってしまう方が多い。面接で話すときには、ゆっくりと大きな声で話すことを意識するのが大切だ。

面接官の話を最後まで聞く

面接官が質問し終えていないのに、途中で回答してしまうのはマナー違反だ。早とちりで人の話を聞かない人というイメージを持たれてしまうだろう。

5. 就活中の面接マナー | 集団・WEB

WEB会議
就活の面接では、個人面接だけでなく、集団面接やWEB面接のケースもある。それぞれマナーがあるのでこちらも把握しておくと安心だ。

集団面接の場合

集団面接でも、基本的には個人面接と同じ流れとなる。集団面接で注意したいマナーは、ほかの面接者への配慮だ。自分をアピールしようと長々と話をするのはマナー違反になる。ほかの人が話しているときにも、しっかり耳を傾けるようにしよう。

WEB面接の場合

コロナ禍で、WEB面接を行う企業が増えてきた。今後もこの傾向は強まると予測される。WEB面接で注意しなくてはいけないマナーは、WEB環境を万全にしておくことだ。ネット回線、カメラの位置、画面の明るさ、音声、まわりの環境など、面接前に必ずチェックしておこう。
また、WEB面接だからわからないだろうと、カンニングペーパーをそこら中に貼っておくのはNGだ。面接官はプロなので、すぐにバレるだろう。

結論

就活中の面接でマナーが重要なのは、社会人としての自覚や協調性などを評価されるからだ。身だしなみ、髪型、身につけているアイテムも重要だ。さらに、入室、面接、退室といったマナーもしっかりチェックされている。就活の面接マナーは、すぐに身につくものではない。面接前に何度も練習してシミュレーションすることが大切だ。
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  • 更新日:

    2022年10月18日

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