目次
- 1. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置するメリット
- 2. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置する際のレイアウト
- 3. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置する際の注意点
- 4. 一人暮らし用プロジェクターの選び方
1. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置するメリット

「一人暮らしの部屋にプロジェクターを置くのは贅沢では」と思い、購入をためらっている人もいるかもしれない。しかし一人暮らしでも、映画やゲームが好きな人には数々のメリットがある。
大画面でゲームや映画を見られる
プロジェクターがあれば、大画面でゲームや映画を見られるのがうれしい。スクリーンに映画を映すことで簡単にホームシアターとなり、迫力ある映像を楽しめる。ゲームも臨場感や没入感がアップし、プレイにより熱中できるだろう。
テレビの代わりになる
もう1つ見逃せないのが、テレビの代わりになるという点だ。テレビチューナーとHDMIケーブルがあれば、プロジェクターはテレビに接続できる。好きな番組を大画面で見られるうえ、テレビを置く場所がいらないので、一人暮らしの狭い部屋でも取り入れやすいのがメリットだ。ただしプロジェクターには起動までに時間がかかる、外が明るいと見づらいというデメリットもあるので注意しよう。
2. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置する際のレイアウト

一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置する際は、レイアウトに気を配ろう。一人暮らしでキッチン付きワンルームに住んでいる人向けに、ここでは8畳1K・6畳1Kでのレイアウト例をピックアップする。
8畳1Kでのレイアウト例
1Kで8畳の部屋はやや広めなので、部屋の中央にテーブルを設置し、その上にプロジェクターを置くのがよい。スクリーンが壁際にある場合でも、十分な距離を確保しやすくキレイに投影できるだろう。テーブルの手前にはスクリーン、奥にはソファーを配置するのがおすすめだ。
6畳1Kでのレイアウト例
6畳の部屋は少し手狭だ。そのため部屋中央のテーブルにプロジェクターを置くと、壁際のスクリーンと距離が近すぎて投影できない可能性がある。そこで6畳の部屋では、プロジェクターをスクリーンと反対の壁際に設置するのがよい。壁際にサイドテーブルなどを設置し、その上にプロジェクターを置こう。
3. 一人暮らしの部屋にプロジェクターを設置する際の注意点

一人暮らしの部屋にプロジェクターを置こうと思っている人は、購入前に次の注意点を意識しよう。買ってから失敗したと後悔しないためにも、事前にチェックしてほしい。
置くスペースを確保しておく
一人暮らしの部屋は狭い傾向があるので、プロジェクターを置くにはスペースを確保することが大前提となる。プロジェクターを床に置くと見やすい位置に投影しにくいため、テーブルなど、ある程度高さがあるところに置こう。省スペースで置きたい場合は、三脚に設置できるプロジェクターを使うのもおすすめだ。
障害物を置かない
プロジェクターの前には障害物を置かないように気をつけよう。障害物があるとスクリーンの映像に影が映り込んでしまう。邪魔になりそうな家具などは、プロジェクターの後ろか壁際に寄せるとよいだろう。
壁に模様が描かれていないか確認する
壁に映像を投影する場合は、壁に模様が描かれていないか確認しておきたい。せっかくプロジェクターを買っても、壁に模様があれば映像を邪魔してしまう。もし壁に模様が入っている場合は、スクリーンか無地のロールカーテンを用意しよう。
4. 一人暮らし用プロジェクターの選び方

プロジェクターは製品によって、投射距離・サイズ・解像度などが異なる。ここでは一人暮らしに向いたプロジェクターの選び方を紹介する。
投射距離で選ぶ
部屋の広さに応じて、投射距離をチェックすることが大切だ。一人暮らしの部屋が狭く、プロジェクターからスクリーンまでの距離が短い場合は、1m以下の距離でも投影できる短焦点プロジェクターを選びたい。またベッドに寝ころびながら映像を見たい人は、天井に投影できるタイプに注目しよう。
本体サイズで選ぶ
プロジェクターには据え置きタイプとモバイルタイプがある。性能のよさを重視するなら据え置きタイプが適しているが、サイズが大きめで置き場所を取りやすく、一人暮らしの場合は要注意だ。一方、モバイルタイプはコンパクトで楽に持ち運びできる。スペース節約のために普段は片付けておき、使うときだけ出すならこちらを選ぼう。
画面の明るさで選ぶ
画面の明るさもチェックしよう。プロジェクターの明るさはルーメンという単位で表され、数字が大きいほど明るくキレイな映像を投影できる。暗い部屋でくっきりとした映像を見たい場合は、1500~2000ルーメン以上のモデルを選択したい。
解像度で選ぶ
もちろん解像度も見逃せない。解像度が高いほど細部まではっきり見え、映像の美しさを左右する。キレイな映像を楽しみたい人は、解像度が1920×1080のフルHDに相当するモデルや、4K相当の3840×2160のモデルを選ぼう。
台形補正機能で選ぶ
プロジェクターをスクリーンの正面に設置できていないと、画面が長方形ではなく台形に歪む。そこで活躍するのが台形補正機能だ。この機能があれば、斜めから投影しても長方形に映し出せる。一人暮らしの狭い部屋で正面から投影できない場合は、台形補正機能を搭載したものをチェックしたい。
接続方法で選ぶ
プロジェクターに映したいものに応じて、接続方法も確認しよう。映画・テレビ・ゲームの画面を映したい場合は有線接続がおすすめだ。HDMIケーブルとUSB端子によってつなぐ方法で、接続が安定しやすい。一方スマホの映像や写真を映したいなら、Bluetoothで接続できるものを選ぼう。
結論
一人暮らしの部屋にプロジェクターを置くと、ワンルームや1Kの部屋でも気軽にホームシアターを楽しめる。レイアウトに注意しつつも、プロジェクターを取り入れて大迫力の映像を堪能しよう。とくに映画やスポーツ観戦が好きな人、ゲームをする機会が多い人などは設置を検討してみてはいかがだろうか。