目次
1. ホットカーペットのメリットやデメリット

まず、ホットカーペットのメリットとデメリットから紹介しよう。
ホットカーペットのメリット
ホットカーペットのメリットは、電源を入れるとすぐに暖まること、エアコンなど他の暖房器具よりも空気が乾燥しないことが挙げられる。また、ほかの暖房器具よりも消費電力が少ない商品が多い点もメリットといえるだろう。
ホットカーペットのデメリット
ホットカーペットのデメリットは、カーペットの表面のみが暖まるため、部屋全体を暖められないことである。また、ダニ対策を施さなければダニが発生する点もデメリットといえるだろう。
2. ホットカーペットの電気代はいくら?

続いてホットカーペットの電気代について解説しよう。
ホットカーペットの電気代の目安
こちらでは、アイリスオーヤマの電気ホットカーペットIHCシリーズを参考に電気料金目安単価27円/1kWhをもとに算出した電気代を紹介しよう。
1畳タイプの定格消費電力は200Wであり、1時間使用すると中の温度では約2.6円、強では約3.6円である。2畳タイプの定格消費電力は500Wであり、1時間使用すると中の温度では約5.8円、強では約8.7円である。
1ヶ月(30日間)使用したときの電気料金は1畳タイプは628円、2畳タイプでは1,393円が目安になる。
他の暖房器具の電気代と比較
エアコンの電気代は、8畳タイプで1時間使用すると約17円が目安になる。1ヶ月使用した場合は4,080円ほどである。
幅105cm×奥行70cmサイズのこたつの電気代は、約2.2から4.3円ほどといわれている。1ヶ月使用した場合は、使用温度により528円から1,032円ほどが目安だ。ホットカーペットは、1畳タイプ、2畳タイプなど限られた範囲で使用する場合、他の電気器具よりも料金が抑えられるだろう。
3. ホットカーペットの電気代の節約方法

ホットカーペットの電気代を節約しながら使用する方法を紹介しよう。
設定温度を高くしすぎない
電気代を節約するためには、ホットカーペットの設定温度を必要以上に高くしないことがポイントになる。同じ商品でも低温で使用する方が消費電力が少なく済み、電気代を節約できる。
毛布と併用する
ホットカーペットの上に座るときは、毛布などを膝にかけるとホットカーペットの熱を逃さないため、設定温度を下げても快適に過ごせる。しかし、熱がこもりやすいため、低温やけどには十分に気を付けよう。
断熱シートを敷く
ホットカーペットの下に断熱シートを敷くだけでも、暖房効率を上げることができ、設定温度を下げても温まりやすくなる。
自分に合ったサイズのものを選ぶ
ホットカーペットは、使用する部分だけを暖められる機能が付属したものがあるが、電気代を抑えるためには、自分に合ったサイズのものを選ぶことも大切だ。自分に合ったサイズのものを選ぶと無駄なく暖められるため、無駄な電気代も省ける。
窓に断熱シートを貼る
部屋をせっかく暖めても窓から逃げてしまう場合も多い。窓に断熱シートなどを貼って冷気が入り込むことを防ぐと、ホットカーペットの暖房効率も上げられ、電気代も抑えられる。
古いホットカーペットを買い替える
古いホットカーペットは、消費電力が大きい場合もある。そんな場合は、省エネ機能が備えられたホットカーペットに買い替えると、手間なく電気代の節約につながるだろう。
結論
今回は、ホットカーペットのメリットやデメリットをはじめ、電気代の目安、ホットカーペットの電気代を節約できる方法などについて詳しく解説した。ぜひ、それぞれの家庭環境に応じたホットカーペットを選び、当記事を参考に電気代を節約しながら寒い季節を快適に過ごしてほしい。