目次
- ドコモでんき
- HTBエナジーのでんき
- ドリームでんき
1. 電気代を安くする方法1|契約プランやアンペア数を見直す

契約プランやアンペア数を見直せば、電気代が安くなる可能性がある。安くするために、基本的な知識をチェックしておこう。
電力会社や契約プランを見直す
電気代は電力会社や契約プランによって異なるため、変更すれば安くなるケースは多い。電気代を安くしたいなら、まずは検針票や電気会社の公式サイトで、現在のプランや電気代をチェックしてみよう。新電力会社の参入で価格競争が起こっており、従来より電気代が安い電力会社が増えているので比べてみてほしい。
日中外出をしていることが多い人は、夜の時間帯が安くなるプランに変更するのもおすすめだ。月々の電気代や住んでいる地域を入力するだけで電力会社や契約プランを比較できるサイトもあるので、ぜひ活用してほしい。
【おすすめの新電力会社3選】
ドコモでんきはNTTドコモが提供する電気サービスで、電気代に応じてdポイントがたまる。HTBエナジーは世帯人数別で選べるプランと、ガスとのセット割(一部地域のみ)が特徴だ。ドリームでんきはガストのセット割(一部地域のみ)があり、さらに年に2回宝くじがもらえる。
契約しているアンペア数を変更する
アンペアとは同時に使用できる電気量を表す単位だ。10~60Aまで幅があり、アンペア数が大きくなるほど電気の基本料金が高くなる。そのため、アンペア数を小さくすれば電気代を安くすることが可能だ。
ただし、アンペア数が足りないとブレーカーが落ちやすい。複数の家電を一度に使用するご家庭の場合は、下げないほうがよいケースもある。電気の使用量が少ないなら30A、一度に多くの電気を使用するなら40~60Aを目安にしよう。
ポイント還元やキャッシュバックで回収する手も
電気会社の変更で電気代が安くならない場合でも、ポイント還元やキャッシュバックがあればお得だ。たとえばドコモでんきの場合、電気代に応じてdポイントがたまるので、dポイントをためているドコモユーザーにおすすめだ。たまるポイントの種類や、ポイント数を確認したうえで電力会社を選んでほしい。
2. 電気代を安くする方法2|家電の使い方を見直す

家電の使い方を変えれば電気代を安くすることが可能だ。エアコンと冷蔵庫、テレビ、暖房器具、照明にわけて節電方法を解説する。
エアコンの電気代を抑えるコツ
エアコンの設定温度を見直すのが、電気代を安くするためのポイントだ。冷房は設定温度を1℃上げ、暖房は設定温度を1℃下げれば消費電力を減らせる。サーキュレーターや扇風機で空気を循環させれば効率がよくなるので、設定温度を変更しやすいだろう。
また、小まめにエアコンの電源を切るとかえって電気を消費する。短時間の外出であれば、エアコンの電源は入れっぱなしにしたほうがよい。汚れたままだと効率が悪くなるので、フィルターも小まめに掃除しよう。
冷蔵庫の電気代を抑えるコツ
冷気が効率よく循環しなくなるので詰め込みすぎはNGだ。適度な隙間を空けておくとよい。電気代を安くするために扉を開閉する回数を減らして、熱いものは冷ましてから入れよう。冬などの寒い時期は、冷蔵庫の設定温度を弱にすると電気代が安くなる。節電用の保冷カーテンで、冷気を逃さないようにするのも効果的だ。
テレビの電気代を抑えるコツ
テレビを視聴しないときは電源を切るとよい。夜間など長時間テレビを観ない時間帯は、リモコンではなく主電源からスイッチをオフにしよう。あとは画面の明るさを下げたり、省エネモードを活用したりするとよい。
トイレの電気代を抑えるコツ
電気代を安くするために、暖房便座や洗浄水の温度は低めに設定しよう。また、暖房便座を使用しているときは小まめにフタを閉めてほしい。節電機能がついた温水洗浄便座もあるので、上手に活用しよう。
暖房器具の電気代を抑えるコツ
暖房器具の対応畳数をチェックしたうえで、部屋の広さに適したものを使おう。エアコンと同様に、サーキュレーターと併用するのも効果的だ。こたつなど、消費電力が少ない暖房器具も上手に活用するとよい。
照明の電気代を抑えるコツ
照明器具のつけっぱなしはNGだ。家族が同じ部屋で過ごすようにするなど、電気をつける部屋を減らして電気代を安くするために工夫をしよう。白熱電球を使用している場合は、消費電力が少ないLEDに交換するのがおすすめだ。
3. 電気代を安くする方法3|古い家電を買い替える

電気代を安くするためには、古い家電を買い替えるという選択肢もある。買い替えるタイミングの目安とあわせて、チェックしよう。
買い替え費用はかかるが電気代を安くできる可能性が高い
最新の家電は省エネ性能に優れたものが多い。古すぎる家電は、無駄に電気を消費している可能性があるので注意しよう。買い替える費用はかかってしまうが、新しいものにすれば電気代を抑えられる可能性がある。エアコンや冷蔵庫は10年というように家電にはそれぞれ寿命があるので、これを買い替えの目安にするとよいだろう。
結論
電気代を安くするための方法はさまざまだ。電気代そのものを減らしたいなら、まず電力会社や契約プラン、アンペア数を見直すとよい。ポイント還元やキャッシュバックがある電力会社にも注目しよう。また、家電別に節約の方法を紹介したので、ぜひ実践してほしい。古い家電を使っている場合は、省エネ性能に優れた新しい機種への買い替えを検討するのもおすすめだ。