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ベランダガーデニング

ベランダガーデニングの基礎知識!レイアウトやおすすめの植物も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月28日

ガーデニングを始めたいけれど庭がないとお悩みの方は、「ベランダガーデニング」に挑戦してはいかがだろうか。この記事ではベランダガーデニングの基礎知識として、レイアウトアイデアやベランダで育てやすい植物などを紹介する。ベランダガーデニングを始めるうえでの注意点も解説するので、植物に囲まれた生活を送りたい方は要チェックだ。

  

1. ベランダガーデニングを始めるにあたって

ベランダ
ベランダガーデニングは集合住宅でもチャレンジしやすいが、始める前にいくつか確認したいポイントがある。ここではベランダガーデニングを始めるにあたって意識したい点をピックアップした。お住まいのマンションのルールを守りつつ、自分好みのガーデンを作る参考にしよう。

賃貸マンションなどの集合住宅では規約を確認する

賃貸マンションなどの集合住宅では、事前に規約を確認しよう。多くのマンションではベランダを共用部として扱っており、規約に禁止事項を明記している。たとえば壁に穴を開けてはいけない、耐荷重を超えないなどの規約がある。まわりの住民に迷惑をかけないよう、マナーを守ることが大切だ。

日当たりや風通しなどの特徴を把握する

日当たりや風通しなどの条件によって、その場所に適した植物は異なる。そのため自宅のベランダでの日当たりや風通しなどを押さえておこう。東向きや南向きのベランダは日当たりがよいため、日差しに強い植物が合う。一方、西向きなら西日に弱い植物は適さず、北向きなら日陰や半日陰で育つものが向いている。ベランダの環境を把握することで、その場所に合うガーデニングの仕方が見えてくるはずだ。

排水口・避難経路・室外機の位置を把握する

ベランダでガーデニングをするときは、先に排水口・避難経路・室外機の位置を把握しておこう。排水口・避難経路・室外機のまわりには物を置いてはいけない。規約を守るという意味もあるが、これらの位置を押さえることはレイアウトにも影響を与えるため、必ず事前にチェックしよう。

2. ベランダガーデニングに必要な物や準備

ベランダガーデニング
ここからはおしゃれなベランダガーデニングに必要な物を紹介する。また、台風など強風時への備えや、マンション近隣に迷惑をかけないための虫除けも欠かせないのでチェックしてほしい。

床材を選ぶ

ベランダにおしゃれなガーデンを作りたい場合は、ベランダ用の床材を活用するのがおすすめだ。ベランダの多くにはコンクリートなどの無機質な素材が使われていて、おしゃれに見えにくい。さらに熱がこもりやすく、植物に悪影響を与えることもある。
そこで使いたいのが床材だ。床材を取り入れると見栄えがよくなるだけでなく、夏場の照り返しを軽減して植物を守る効果も期待できる。床材にはレンガ・タイル・木材・人工芝などの種類があるので、目指す雰囲気に合ったものを選ぼう。ガーデニング初心者には、ジョイント式で簡単につなげられる床材が使いやすい。

道具・用品をそろえる

ベランダガーデニングに必要な道具は以下の通りだ。なお、植物へ水やりする場合はじょうろを使う事が多いが、多肉植物には霧吹きを使うとよいだろう。植えたい植物もイメージしながら道具をそろえていこう。
  • シャベル
  • ガーデニング用グローブ
  • プランター
  • じょうろや霧吹き
  • シェルフやスタンド

虫除けや台風などへの備えも必須

上で挙げた物に加え、虫除けアイテムも必要だ。虫が湧くと植物の病気の原因になるほか、近隣にも迷惑がかかる。ベランダガーデニングの虫除けには、木酢液(もくさくえき)などの忌避剤や殺虫剤を用意するとよい。これらはホームセンターなどで販売されているので、簡単に手に入るだろう。
また強風時の対策として、ベランダの格子をふさぐ防風ネットがあると望ましい。とくにマンションの上階はまわりがひらけているので、風の影響を受けやすい。台風が来たときはプランターやシェルフを固定するか、動かせる物は室内に移動させよう。

3. ベランダガーデニングのレイアウトアイデア

ベランダガーデニング
ここではおすすめのベランダガーデニングのレイアウトアイデアを紹介する。自宅のベランダの特徴や、求める雰囲気に応じて参考にしてほしい。

広いベランダにおすすめのレイアウト

ベランダの面積が広い場合は床に大きなプランターを置き、見栄えのする花壇を作ってはいかがだろうか。広さに余裕があるなら、ハンギングチェアをレイアウトするとくつろぐスペースも作れる。ラタンなどの植物素材を使ったものを選べば、リゾートらしい雰囲気が出てリラックスできるだろう。

狭いベランダにおすすめのレイアウト

賃貸マンションなどでベランダが狭い場合は、棚を活用しよう。段差のある棚に小さなプランターを並べると、省スペースで植物をたくさん置ける。また、フックやカゴを使って壁かけを楽しむのもよい。ベランダのフェンスにフックをかけ、植物を入れたカゴを吊すだけでもおしゃれな空間になる。植物をたくさんかけたい場合は突っ張り棒を設置するのもよいだろう。ただし壁かけ植物が階下に落ちないよう注意が必要だ。

4. ベランダガーデニングにおすすめの植物

ベランダガーデニング
最後に、ベランダガーデニングにおすすめの植物をピックアップした。見た目を重視するなら花や多年草、食べられる物がよいなら野菜・果物・ハーブなどがよいだろう。また自宅のベランダで育てやすい植物を選ぶことも大切だ。

多肉植物や観葉植物

日当たりのよい東向きや南向きのベランダには多肉植物が向いている。多肉植物はもともと乾燥した場所に自生するため、日当たりのよいベランダで育ちやすい。また、ベランダでは観葉植物も育てられる。観葉植物にはいろいろな種類があり、日差しを好むものや日陰で育つものがあるので、自宅のベランダに適した性質のものを選ぼう。

花や多年草

花や多年草は初心者でも扱いやすい種類が多い。たとえばゼラニウムやクレマチスは生命力が強く、花を咲かせるので育てる過程を楽しめる。ほかにはパンジー・バラ・マリーゴールド・マーガレット・千日紅なども育てやすくおすすめだ。

野菜や果物

食べるのも楽しみたい方は、ベランダで野菜や果物を育ててみよう。とくにミニトマトやベリー系の果物は初心者でも育てやすい。プランターで育てたい方は小松菜を植えるとよいだろう。またピーマン・オクラ・ナスなども人気がある。

ハーブ

ハーブは見た目も楽しめるうえ、成長が早く料理にも使える。初心者にはバジル・ペパーミント・レモンバームなどが向いている。挿し木で増やすならローズマリーがよいだろう。ピンクや水色などの花もつけるので、ベランダガーデニングをカラフルに彩ってくれそうだ。

結論

マンションなどの集合住宅に住んでいる方でも取り入れられ、手軽に植物を育てられるベランダガーデニング。まずは規約を確認し、ルール上問題ない範囲でガーデニングを楽しもう。ベランダの環境に合った植物を選び、面積をいかしたレイアウトで、お気に入りのガーデンを作ってほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年11月28日

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