ネイルチップは再利用可能！使い回すために知っておきたいこととは？

ネイルチップは、爪とチップを接着させるアイテムによって再利用が可能である。どのようなアイテムが再利用可能なのか、1つずつ詳しく解説していこう。

ネイルチップ専用の両面テープを接着剤として使用した場合は、ネイルチップを再利用することが可能だ。両面テープは粘着力が強いが、爪から剥がしたいときはお湯に入れてふやかせば簡単に取り外しができるため、爪やネイルチップを傷める心配がない。ネイルチップ専用の両面テープならば、半永久的にネイルチップを再利用できるのだ。両面テープをつけたままにしておくとネバネバになってしまうため、ネイルチップを外した後はテープをしっかり剥がしておこう。

特殊な粘着剤が塗られたネイルチップであるワンタッチネイルも再利用が可能だ。ワンタッチネイルは1分もかからず簡単に取りつけられるため、誰でも気軽にネイルを楽しめる。取り外しも簡単で、先を引っ張るだけのワンタッチ動作のみだ。取り外した後も専用の復活剤を使用すれば何回でも使えて、再利用できることを前提に作られたアイテムである。

粘着グミを使用した場合もネイルチップの再利用が可能だ。粘着グミとは、両面テープよりも厚みがあり、爪とチップをしっかりと密着できるアイテムである。また、両面テープよりも粘着力が強いが、爪先を軸にチップの根元を持ち上げれば簡単に外せるのが特徴だ。粘着力が強すぎて外れない場合は、ぬるま湯を使って温めることで外れやすくなる。ただし、粘着グミは水に弱いため、濡れると粘着力が落ちてしまう。再利用したい場合は、しっかりと乾かせば粘着力が復活する。爪から取り外した後、粘着グミはチップから剥がさず、ほこりがつかないように保管しよう。再度使用するとき、そのまま使用することができる。

ネイルグルーを使用した場合、再利用は不可能である。ネイルグルーはプロも使用するネイル専用の接着剤で粘着力が強いため、結婚式や旅行などのイベントで使用するのがおすすめだ。装着後、1～2週間はつけたまま生活することができる。しかし、ネイルグルーを使用した場合、ネイルチップを外すときにネイルを溶かす成分が含まれる専用リムーバーを使わなければならない。また、必要に応じてネイルチップをカットすることもあり、ネイルチップを傷めてしまう可能性が高いため、ネイルチップを再利用したいのであればおすすめできないアイテムだ。

ネイルチップを再利用するために、保管も正しく行おう。今回は、ネイルチップ専用の両面テープを使用した場合のネイルチップの保管方法について解説していく。

保管前に、ネイルチップを手入れしておくことも再利用するためには大切な作業である。ネイルチップを取り外したあと、爪やネイルチップの裏に両面テープが残っていないか確認しよう。テープが残っている場合は、ぬるま湯を使えば取り除きやすい。爪からネイルチップを外すときもぬるま湯を使用するため、テープを剥がす作業も同時に行うとよい。テープの跡を取り除くときは、ネイルチップの表面を傷つけたりパーツが剥がれたりしないように注意しながら行おう。

ぬるま湯を使ってネイルチップから両面テープの跡を取り除いたあとは、ネイルチップの水分をしっかり拭いておこう。水分を拭き取るときは、強くこすらずにティッシュを使って優しく拭くか、自然乾燥させるのがよい。ネイルチップが乾いたら、クリアポケットケースやピルケースに5個1セットにして入れておくと、次回使うときに便利である。また、ネイルチップを再利用したいのであれば、保管場所もポイントだ。ネイルチップは、直射日光を避けて日陰で保管しよう。

ネイルチップは両面テープや粘着グミを使用することで再利用することが可能だ。また、取り外したあとに正しく手入れし、暗所で保管することもポイントである。今回紹介したアイテムや保管方法を参考にし、せっかく手に入れたお気に入りのネイルチップを何度でも楽しんでいただきたい。