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ろうそく

ろうそくの再利用法や活用術 | 新しいろうそくの作り方も解説

投稿者:ライター 柳智子 (やなぎさとこ)

鉛筆アイコン 2022年11月 3日

誕生日ケーキやお彼岸の際に使ったろうそくが、家に余っていて使い道に困っている人も多いのではないだろうか。この記事では、ろうそくの再利用法や新しいろうそくの作り方を紹介していく。ろうそくには、まだまだ知らなかった意外な活用方法がたくさんあるので、ろうそくを有効活用したい人は必見だ。

  

1. ろうそくの再利用法

ファスナー
一度使ったろうそくは、そのまま捨ててしまう人も多いのではないだろうか。実は、使い終わったろうそくは、身近なところで再利用できるのだ。ろうそくには油分が含まれているため、潤滑油代わりやはっ水効果が期待できる。ここでは、ろうそくの再利用法を見ていこう。
ただしろうそくは、色が付いているものを利用すると素材によっては変色してしまう恐れがある。再利用するろうそくは、白色のもののみにしよう。

ファスナーの滑りをよくする

バッグやパンツ、コートなど開け閉めしづらくなったファスナーには、ろうそくが活躍する。滑りが悪いファスナーに、直接ろうそくを当てて塗り込もう。ファスナーを数回開け閉めすると、ろうがなじんでファスナーの滑りがよくなるのだ。開け閉めがうまくいかず、無理やり開閉しているようなファスナーには、試してみよう。

カビ防止剤として活用する

ろうそくはお風呂場のカビ防止剤としても再利用できる。お風呂場の床や壁のタイル目地など、カビが生えやすい部分にろうそくを塗り込み、ドライヤーで少し温め、さらに上塗りをして完了だ。ろうを塗ることで、水をはじき、カビの繁殖を抑えられる。生えているカビには効果がないので、しっかりカビを落として、乾燥させてからろうそくを塗ろう。

白い靴の汚れ防止として使う

新品の白い靴を汚したくない人は、下ろす前にろうそくを塗り込もう。つま先やかかとなど、汚れやすい部分を中心にろうそくをしっかり塗り込むことで、はっ水効果によって汚れがつきにくくなるといわれている。子どもの靴などの汚れ防止にもおすすめだ。靴の素材によっては変色の原因にもなるので、ろうそくを塗る際は目立たないところで確認してから塗り込もう。

靴ずれを予防する

ろうそくは、新しい靴の靴ずれ予防にも使える。靴ずれは靴の凹凸や摩擦が原因のため、足と靴のすれる回数が減ると軽減できる。靴のかかと部分やつま先の小指など、靴ずれしやすい部分にあらかじめろうそくを塗っておくと、滑りがよくなり靴ずれ対策になるのだ。靴以外にも、着物や浴衣を着る機会がある人は、げたの鼻緒にろうそくを塗ると靴ずれを防げる。靴ずれを起こしやすい人は、あらかじめろうそくを塗っておこう。

サビ防止剤として使う

針にろうそくを塗ってサビ防止剤としても活用できる。針山を作る場合は、中にろうそくを入れると、わざわざ針に塗る必要がない。針山の作り方は、かなづちなどでろうそくを細かく砕き、針山の生地を途中まで縫い合わせよう。中に綿で包んだろうそくを詰めて、開き口を縫い合わせたら完成だ。

2. 新しいろうそくにする再利用法

アロマキャンドル
ろうそくのオシャレな再利用法として、アロマキャンドルやカラーキャンドル作りもおすすめだ。自宅で簡単にできるオリジナルキャンドルの作り方を紹介する。

アロマキャンドルの作り方

家に余ったろうそくを再利用して、アロマキャンドルを作ってみよう。アロマオイルの代わりに香水を使うと、お気に入りの香りを楽しめる。
まずは、アロマキャンドルに必要な材料をそろえよう。
  • ろうそく
  • 型となる紙コップやビン
  • ボウル
  • 割り箸
  • アロマオイルまたは香水
キャンドル作りが初めての人でも簡単にできる作り方になっている。まずは、ボウルにろうそくを入れて、湯せんで溶かしていく。溶かしたろうそくに付いていた芯を割り箸で取り出そう。溶けたろうにアロマオイルまたは香水を数滴たらし、型に流し込んだら、ろうそくの芯を真ん中に差し込み、割り箸で固定する。冷やし固めたら完成だ。紙コップで作った場合は、外してから使おう。

カラーキャンドルの作り方

インテリアとして飾ってもオシャレなカラーキャンドルは、ろうそくを再利用して簡単に作れる。何色か色を重ねたり、グラデーションにしたりと、オリジナルキャンドルを楽しめるのも魅力だ。
カラーキャンドルに必要な材料をそろえよう。
  • ろうそく
  • クレヨン
  • 型となる紙コップやビン
  • カッター
  • 割り箸
まずは、キャンドルに使用したい色のクレヨンをカッターで細かく削ろう。その後の作り方はアロマキャンドル作りと同様に、ろうそくを湯せんで溶かし、砕いたクレヨンも混ぜながら溶かしていく。型に流し、芯を差し込んで固めたら完成だ。層にするときは、下の層が固まってから2色目以降を流し込もう。グラデーションにするときは、固まる前に流し込むのがポイントだ。

結論

家に余りがちなろうそくは、ファスナーの滑りをよくしたり、カビや靴の汚れ、靴ずれ予防になったりと、実はさまざまな活用方法があるアイテムだ。家にあるもので、簡単にキャンドル作りも楽しめる。使い道に困ったろうそくは再利用して、有効活用していこう。
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  • 更新日:

    2022年11月 3日

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