目次
1. 香水の再利用法 | ルームフレグランス

まずは、ルームフレグランスとして香水を再利用する方法を紹介しよう。
サシェを作る
手軽に作れるルームフレグランスでおすすめなのが、におい袋とも呼ばれるサシェだ。コットンに香水をしみ込ませ、レースや麻素材などの薄くて目の粗い生地のサシェ袋に入れたら完成する。クローゼットやタンスの中に入れれば、洋服の香り付けにもなるのでおすすめだ。
リードディフューザーを作る
香水が瓶の中にたっぷりと余っているのであれば、リードディフューザーとして再利用するとよい。香水瓶のスプレー部分と金具を取り外し、香水瓶の中にウッドスティックを数本入れたらできあがる。香りが薄くなったら、ウッドスティックを逆さにすると香りが強くなるのでぜひ試してほしい。
リネンウォーターを作る
香水をパジャマや寝具に吹きかける、リネンウォーターとして再利用するのもおすすめだ。無水エタノールと精製水を1対4の割合で混ぜ、あとは好みの香りになるまで香水を入れていく。お気に入りの香りに包まれながらベッドに入れば、ぐっすりと眠ることができるだろう。
お風呂に入れる
香水をお風呂に数滴垂らすとアロマバスとして楽しめる。疲れて帰ってきた日に好きな香りの中でお風呂に浸かれば、癒されて疲れも吹き飛ぶはずだ。
2. 香水の再利用法 | 香り付け

次に、香水をアイテムの香り付けとして再利用する方法を見ていこう。
名刺に付ける
名刺に香り付けすると、初対面の人との話題作りになって相手の記憶に残りやすくなるため、おすすめだ。ただし、名刺に直接香水を吹きかけるのではなく、折り畳んだティッシュに数回吹きかけ、名刺ケースの中に入れて香りを名刺に移すようにしよう。
トイレットペーパーに付ける
トイレットペーパーの芯に香水を吹きかけ、トイレットペーパーに香り付けるのもよい。これまで香り付きのトイレットペーパーを購入していた人は、ぜひ自分の好きな香水を再利用して試してみてほしい。
ランプシェードに付ける
ランプシェードに香水を付けると、ランプの熱で香水が温められてより強く香る。寝室のランプシェードに吹きかければ、香りが安眠に導いてくれるだろう。香水のオシャレな再利用方法だ。
ハンカチに付ける
ハンカチに香水を付けてバッグの中に入れておけば、バッグが香水のよい香りで充満する。仕事中に忙しくて気持ちに余裕がないときでも、バッグをふいに開けた瞬間、心地よい香りに包まれたら心が落ち着くに違いない。
手紙に付ける
大切な人に手紙を出す場合、これまで自分が使っていた香水の香りを手紙に付ければ、受け取った相手も送り主のことを鮮明に思い出すだろう。手紙に直接吹きかけると文字が滲んでしまう恐れがあるため、香水を吹きかけた布と一緒にジップロックの中に入れて香りを移すようにしよう。
3. 香水の再利用法 | そのほか

ほかにも、香水のさまざまな再利用法を紹介しよう。
掃除に活用する
香水にはアルコールが含まれているため、鏡や窓の拭き掃除のスプレーとして再利用できる。香りが強いと感じる場合は、エタノールで薄めてから使用するとよい。ただし、床や壁紙に使うと素材によっては艶が消えてしまったり変色してしまったりすることがあるので気をつけよう。
ハーバリウムを作る
香水瓶はオシャレな形が多いため、ハーバリウム作りをするときに再利用するのがおすすめだ。香水瓶の形や色に合わせて入れる花を選べば、センスのよいインテリアになる。
チャームにする
ミニボトルの香水瓶は、紐を通してチャームにするとよいだろう。女の子のいる家庭なら、ネックレスにしたりキーホルダーにしたりしてあげると喜ぶだろう。
4. 再利用できない香水の捨て方

最後に、再利用できない香水の捨て方について紹介していく。
香水の中身の捨て方
再利用しきれなかった香水は、中身が残ったまま捨てることはできない。中身の香水はティッシュに吸わせて燃えるゴミとして捨てるようにしよう。
香水の容器の捨て方
再利用をしない香水瓶は、しっかりと分別をしてから捨てる必要がある。香水瓶に付いているキャップやスプレーなどを外し、ガラスやプラスチックに仕分け、自治体のゴミの分別に従って捨てるようにしよう。
結論
お気に入りの香水なのに、なかなか使う機会がなくて余らせている人もいるだろう。それならば、ルームフレグランスや仕事で使うアイテムの香り付けとして再利用するとよい。自分自身に使わなくても、お気に入りの香りが癒しを与えてくれるはずだ。ぜひ、余っている香水があれば試してみてほしい。