目次
1. 洗濯乾燥機の電気代はどれくらい?

洗濯乾燥機の電気代はどれくらいかかるのだろうか。乾燥機のタイプ別に紹介しよう。
縦型ヒータータイプの電気代
およそ80度の高温のヒーターを使用するため、電気代が高い傾向がある。各社製品を比較すると、1回の洗濯から乾燥までの稼働で60円ほどの電気代がかかる。
ドラム式ヒータータイプの電気代
洗濯物の乾燥時に温風があたりやすい特徴がある。ヒーターを冷却するために水を別途利用する製品もあり、乾燥するための水道代が必要な場合もあるので確認しよう。各社製品を参考にすると、1回の洗濯から乾燥までの稼働で55円ほどの電気代がかかる。
ドラム式ヒートポンプの電気代
60度以下の低温で乾燥できるため、衣類の縮みや傷みが少なく済むのが特徴だ。1回の乾燥では23円から32円ほどの電気代がかかるといわれている。
2. 浴室乾燥機の電気代はどれくらい?

浴室乾燥機の電気代は乾燥機と比較すると高いのだろうか。
浴室乾燥機の電気代
浴室乾燥機の消費電力は、1時間あたり1.3kWが目安になる。乾燥までには、一般的に3時間ほどかかるため、1kWあたり27円として算出すると、衣類を乾燥させるには1回105.3円必要だ。洗濯乾燥機と比較すると電気代は高い傾向にある。
浴室乾燥機を使うメリット
浴室乾燥機を使うメリットは、衣類をハンガーにかけた状態で乾燥させられるためシワを少なく仕上げられる点だ。また、洗濯乾燥機を使用する場合よりも多くの衣類を干すことができる点もメリットといえる。
3. 洗濯乾燥機の電気代を節約する方法

ここでは、洗濯乾燥機の電気代を節約する方法を紹介しよう。
乾燥機に入れる量を減らす
乾燥機に入れる衣類の量を増やすほど、乾燥するまでに時間が必要になり、電気代も増える。そのため、乾燥機を使用するときは規定の衣類の量を目安にし、乾燥機に入れる衣類の量を減らすようにしよう。
夜間に乾燥させる
夜間の電気料金が安くなるプランを利用している場合は、夜間に衣類を乾燥させると電気代を節約できる。
脱水をしっかり行う
衣類に水分が残っているほど乾燥までに時間を要し、電気代もかかってしまう。そのため、衣類の脱水はしっかりと行うようにしよう。
速乾モードは使わない
速乾モードは、便利な機能であるが、電気代が多く必要になる。そのため、できる限り速乾モードは使わないようにすることが節約につながるだろう。
4. 浴室乾燥機の電気代を節約する方法

最後に、浴室乾燥機の電気代を節約する方法を紹介しよう。
定期的にフィルター掃除する
浴室乾燥機のフィルターに汚れがつまっていると乾燥効率が落ち、乾燥時間を要するだけでなく、電気代も高くなる。そのため、浴室乾燥機のフィルターは、定期的に掃除して乾燥効率が低下しないようにしよう。
浴室内に水分を残さない
浴室内に水分が残った状態で浴室乾燥機を使用すると、衣類を乾燥させるまでに時間を要し、電気代も高くなる。浴室乾燥機を使用するときは、浴槽の水を抜くだけでなく、壁や床の水分を拭き取り、残さないようにすることが大切だ。
サーキュレーターを活用する
浴室乾燥機にサーキュレーターを併用すると、温風を浴室内全体に循環させられるので、効率的に衣類を乾燥できる。浴室乾燥機を使用する時間も短縮できるため、電気代を節約することにつなげられる。
気温が高い時間に乾燥させる
気温が高い時間に浴室乾燥機を使用すれば、効率的に衣類を乾燥させられるため、電気代も抑えられる。しかし、電気料金はそれぞれのプランでも異なるので、比較、検討してみるとよいだろう。
結論
今回は、乾燥機の種類別に電気代の目安から、電気代を節約する方法についても詳しく解説した。ぜひ当記事を参考に、それぞれの乾燥機に応じた節約方法を実践したり、工夫を凝らしたりしながら、電気消費量を抑えることに役立ててほしい。