目次
1. 脱衣所で収納に活用すべきスペース

脱衣所で収納に使えるスペースは限られる。上手にスペースを活用して、収納力をアップしよう。
洗濯機の上や横
専用のアイテムを活用すれば、洗濯機の上や横を収納スペースにすることが可能だ。洗濯機の上にランドリーラックを置くと、狭い脱衣所でも収納力がアップする。
洗濯機の横には、キャスター付きの隙間ラックを置くとよいだろう。洗濯機に取り付けられる、マグネットタイプのラックも便利だ。このようにアイテムを取り入れると、洗剤や洗濯バサミを使いやすく収納できる。
洗面台の下
洗面台の下のスペースは広さがあるが、上部にデッドスペースが生まれやすい。洗面台下用のラックを設置すれば、上部のスペースを有効に活用できるのでおすすめだ。
洗面台の下は掃除道具や洗剤のストックの収納に向いているが、そのまま並べると倒れやすいので注意しよう。収納ケースに入れて立てるなど、収納方法には工夫が必要だ。
脱衣所の壁や棚
脱衣所の壁や棚を収納スペースとして活用する方法もある。備え付けの棚があるなら、収納方法を工夫してほしい。また、棚がない脱衣所でも、DIYをすれば後付けができる。市販のウォールラックは、インテリア性が高くオシャレなものが多い。突っ張り棒タイプのウォールラックなら、賃貸でも手軽に設置できるだろう。
2. 脱衣所をスッキリ見せる収納術

ものが多い脱衣所は、ゴチャゴチャと散らかった印象になりやすい。スッキリ見せるコツを4つ紹介する。
収納アイテムを設置する
収納ケースや隙間ラック、ウォールラックなど、収納アイテムを脱衣所に取り入れよう。設置したいスペースを測って、ピッタリと収まるアイテムを選んでほしい。移動できるキャスター付きのワゴンがあると便利だ。
また、洗面台の下やラックに収納する場合、収納ボックスやファイルケースを使用するとよい。洗剤やシャンプーの詰め替えを立てて収納できて、倒れる心配もないので散らかりにくい。
もの別に収納場所を決める
使いやすい収納にしたいなら、もの別に収納場所を決めて分類するとよい。同じ場所に戻す習慣をつけることで、散らかりにくい脱衣所になるだろう。収納ボックスや収納ケースごとに分類してラベリングすれば、よりわかりやすい。
また、使用する頻度によって収納場所を決めると、使いやすい収納になる。よく使用するものは手の届きやすい高さや手前、あまり使わないものは手の届きにくい高さや奥に収納しよう。なお、ものが多すぎる脱衣所は散らかりやすいので、使っていないものはできるだけ処分してほしい。
タオルや下着類の収納にこだわる
タオルや下着類を脱衣所に収納する場合、重ねると出し入れがしにくい。クルクルと丸めたり、コンパクトにたたんだりして、引き出しや収納ボックスに立てるのがおすすめだ。
なお、立てる収納はタオルや下着類は出し入れしやすいが、そのままだと倒れることがある。その場合はブックエンドを仕切りとして使用するとよい。引き出しのサイズを測って、スッキリと収まるブックエンドを選ぼう。
カーテンで隠す
洗剤など生活感のあるアイテムは、カーテンを使って隠す収納にするのがおすすめだ。オープンタイプのラックには、突っ張り棒でオシャレなカーテンを取り付けよう。脱衣所のテイストとあったカラーやデザインを選べば、スッキリとした印象になる。
3. 脱衣所の収納アイデア実例

簡単に実践できる脱衣所の収納アイデアをまとめた。洗濯機周りと洗面台下、壁・棚に分けて紹介しよう。
洗濯機周りのスペースを使った収納アイデア
【洗剤を詰め替えて見せる収納にする】
洗剤の容器はカラフルなので、脱衣所に置くと雑多な印象になりやすい。スッキリ見せるためには、オシャレでシンプルなボトルに詰め替えるのがおすすめだ。洗剤類のボトルは統一して、わかりやすくラベリングしよう。
【マグネットフックを洗濯機横に取り付ける】
洗濯機は磁石がくっつくので、マグネットフックを取り付けられる。かける収納になるのはもちろん、トートバックをかけて小物を収納してもよいだろう。マグネット付きのカゴもあるので、上手に活用してほしい。
洗面台下のスペースを使った収納アイデア
【突っ張り棒棚を使って上部のスペースを活用】
洗面台下の上部に突っ張り棒棚を設置するアイデアだ。デッドスペースになりがちな上の空間を、上手に活用できる。棚の上に収納ケースを並べれば、スッキリとわかりやすく整理できるだろう。
【扉裏にワイヤーネットを取り付ける】
扉裏に粘着フックを4箇所ほど貼り付けて、ワイヤーネットをかけよう。S字フックやフックつきのカゴをかければ、小物の収納に便利だ。
壁や棚を使った収納アイデア
【オープンタイプの棚にはオシャレなカゴを並べる】
オープンタイプの棚は雑多な印象になりやすいので、カゴを並べて隠す収納にしよう。ワイヤーバスケットや自然素材のナチュラルなバスケットを活用すれば、オシャレでスッキリと片付いた脱衣所になる。
【ディアウォールやラブリコで壁面棚を設置する】
壁や天井を傷つけずに取り付けられるディアウォールやラブリコは、賃貸にもおすすめだ。2×4材を柱として設置できるアイテムで、好きな場所に壁面棚を取り付けられる。脱衣所のテイストにあわせて塗装すると、よりオシャレになるだろう。
結論
狭い脱衣所でも工夫次第でオシャレに収納できる。まずは洗濯機の横や上、洗面台下、壁や棚など、収納に使えるスペースを確認しよう。それから収納アイテムの設置やカーテンで隠すなど、スッキリと収納するコツをチェックしてほしい。簡単に実践できるアイデア実例も紹介したので、自宅の脱衣所にも上手に取り入れよう。