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シャワーヘッド

シャワーヘッドの交換方法 | 外し方や取り付け方の手順を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月20日

お風呂に入る際に欠かせないアイテム、シャワー。普段何気なく使っている方も多いだろう。実はシャワーヘッドは交換するとさまざまなメリットがあることをご存じだろうか。今回は、シャワーヘッドを自分で交換する方法や注意点などについて解説しよう。

  

1. シャワーヘッドを交換するメリット

シャワーヘッド
シャワーヘッドを交換することでどのような効果が得られるのだろうか。ここでは交換のメリットについて紹介しよう。

節水できる

シャワーヘッドには節水ができるタイプが多い。シャワー穴を小さくすることで水圧を上げ、通常よりも少ない水量でもしっかり洗い流せる。また、手元に止水ボタンが付いているものは水の出しっぱなしを防げるので、さらに節水効果が期待できる。

洗浄力が高まる

シャワーヘッドを小さな泡の出るファインバブルタイプに交換すると、洗浄力を高めるメリットもある。非常に細かい泡が肌の角層水分量を上げるほか、毛穴の汚れなどを吸着して落とし、肌をケアしてくれる。また、ボタンで水流を切り替えできるタイプもあり、自分に合った水圧を調整できるのもポイントだ。

機能性やデザイン性に優れている

シャワーヘッドによっては、塩素除去機能や浄水機能が備わっているものもある。独特な塩素のにおいが苦手な方は、シャワーヘッドを交換するのもよいかもしれない。デザイン性が高いものも多いので、好みに合わせて選ぼう。

2. シャワーヘッド交換前に確認すべきポイント

シャワーヘッド
シャワーヘッドを交換する前に、自宅のシャワーヘッドが交換可能なタイプか確かめる必要がある。確認すべきポイントを紹介しよう。

シャワーヘッドが外れるかを確認

まずはシャワーヘッドがホースから取り外せるか確認しよう。シャワーヘッドとホースが一体化したタイプの場合は、外すことができない。シャワーヘッドが外れないタイプは、ホースも一緒に交換すればOKだ。

メーカー名を確認する

シャワーヘッドとホースの接続部分に記載されているメーカー名を確認してみよう。種類やメーカー名を把握しておくことで、対応しているシャワーヘッドが選びやすくなる。シャワーにはINAX・TOTO・KVKなどのさまざまなメーカーがあり、シャワー・ホース・水栓は同一メーカーで統一されているケースが多い。メーカー名がわからない場合は、製造元などに問い合わせしよう。

3. シャワーヘッドやホースの交換方法

シャワーヘッド
シャワーヘッドの交換は自宅でも簡単にできる。ここでは交換方法について解説しよう。

シャワーヘッドのみの交換方法

シャワーヘッドを交換する場合、同一メーカーのものなら基本的にそのまま交換してOKだ。ホースと異なるメーカーの場合は、付属のアダプターが必要になる場合があるので説明書などで確認してみよう。賃貸に住んでいる場合は、取り外したシャワーヘッドは退去時に必要なので取っておくとよいだろう。
基本的な交換方法は以下のような手順になる。
  • シャワーヘッドを左方向に回して取り外す
  • Oリング(パッキン)をヘッドの付け根の部分に装着する
  • 新しいシャワーヘッドをホースに取り付ける
  • 水を出して、水漏れしないかを確認する

シャワーホースの交換方法

シャワーヘッドとホースが一緒になったタイプの場合は、ホースも交換が必要だ。ホースもヘッドと同じように、既存のメーカーと別のものを取り付ける際はアダプターが必要になる場合があるので、事前に確認しよう。
交換方法は以下のような手順だ。
  • シャワーホースと水栓のつなぎ部分にある金具(ナット)をプライヤーで外す
  • 新しいホースにパッキンを取り付け、水栓にホースを接続する
  • 元通り金具をプライヤーで取り付ける
  • 水を出して、水漏れしないかを確認する

4. シャワーヘッドの交換時によくあるトラブル

ホース
シャワーヘッドの寿命は約5年といわれている。毎日使うものなので、経年劣化が起こりやすい。ここではシャワーヘッドの交換時はもちろん、シャワーヘッド全般に起こりやすいトラブルや原因を紹介する。

水が止まらない

シャワーを使った直後は、残留水の影響でしばらく水滴が落ちることがある。しかし、シャワーヘッドを上に向けた状態でも水滴が垂れる、長時間止まらないなどの症状がある場合は、内部の部品が劣化している可能性が高い。この場合はシャワーヘッドを交換しても改善しないので、修理を依頼することをおすすめする。

ヘッドとホースの境目から水が漏れる

シャワーヘッドとホースの境目から水が漏れている場合は、パッキンの劣化が考えられる。ホースとの接続部分にあるOパッキンやホース内にあるUパッキンはゴム製なので、経年劣化しやすい。ひび割れや触るとパッキンの色が付いてしまうなどの症状があれば、パッキンを交換することで改善できる。また、シャワーヘッド交換の際にもパッキンがきちんと取り付けられていないと、水漏れの原因になるので注意しよう。

蛇口とホースの境目から水が漏れる

蛇口とホースの接続部分からの水漏れを見つけたら、まずはナットを締め直してみよう。それでも解決しなければ、部品の劣化が考えられるだろう。ホースと蛇口は「エルボ」という金具で繋がれている。この接続部分から水が漏れている場合は、エルボ本体の劣化かパッキンが原因の可能性がある。パッキンが原因なら交換すれば解決できる。エルボが原因の場合は、水栓ごと交換になるので業者に依頼した方がよいだろう。

シャワーの出が悪い

シャワーの水の出が悪い場合は、シャワーヘッドの内部にある「散水板」の詰まりが考えられる。「散水板」とは水が出る穴のことで、長い間使用しているとだんだん穴が汚れて詰まることがある。散水板が原因なら、取り外して穴を掃除すれば解決だ。もし掃除しても改善されないときは給湯器のパワー不足の可能性があるので、再度お湯が供給されるようになるまで待とう。

5. シャワーヘッド交換を業者に依頼した場合の料金は?

シャワーヘッド
シャワーヘッドの交換は、メーカーが同じものやアダプターが付属しているものなどは簡単にできる。しかし、海外製のものや対応していないメーカーのものは、きちんと取り付けないと水漏れの原因にもなりかねない。自分でシャワーヘッドを交換するのが不安なときは、業者に依頼した方がよいだろう。業者に依頼した際の料金の相場は、大体8,000円から1万円程度だ。自分でシャワーヘッドを交換するよりは高くなるが、確実に取り付けてもらえるメリットがある。

結論

シャワーヘッドには、節水タイプや塩素除去タイプなどのさまざまなタイプがある。ヘッドのデザインもスタイリッシュなものも多く、用途や好みに合わせて選ぶとよいだろう。シャワーヘッドの交換は自分でも簡単にできるので、気になる方はぜひ試してほしい。
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  • 更新日:

    2022年11月20日

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