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手袋

手袋の数え方の単位や意味とは?片方の場合や軍手との違いも解説

投稿者:ライター 神広茜 (かみひろあかね)

鉛筆アイコン 2022年11月21日

冬場になると寒さで手がかじかむのを防ぐため、着用する機会が増える手袋。靴や靴下などの数え方は簡単に言葉が出てくるのに、手袋の数え方を聞かれると言葉が出てこない人も多いのではないだろうか。実は手袋の数え方は一つではない。今回は、両手揃った状態の手袋や片手ずつの場合、さらに形状が似ている軍手の数え方についても紹介していこう。

  

1. 左右揃った手袋の数え方の単位とは?

手袋
手袋の数え方にはさまざまな単位がある。ここでは、手袋の左右が揃った状態の数え方を紹介する。

はじめにご紹介するのは、「双」という単位だ。あまりなじみのない単位かもしれないが、読み方は「そう」で「一双、二双」と数える。漢字の双は、旧字体では「雙」と書く。2羽の鳥を意味しており、鳥はつがいでいることが多いので、この漢字が用いられるようになった。

一般的には「組」を用いることが多いのではないだろうか。読み方はご存じの通り「くみ」だ。「双」よりもメジャーだが、厳密には同じものが二つで一つになっているもののことを指す。左右が全く同じものではない手袋を数えるのには、本来向いていない単位なのだ。

先ほどの「組」と並んで使いやすい単位である。読み方は「つい」で、英語のペアと同じような意味だ。この単位は、対になっているものを数える場合によく使う単位である。

揃い

「揃い」と数える単位もあり、読み方は「そろい」だ。この数え方は、英語だとセットに近い考え方で、左右で一つのものに限定せず、三つ以上の場合にも適用される。たとえば、寝具を一揃いという単位で考えるのであれば、敷き布団やかけ布団、シーツなど、すべて含めたもののことを言う。

読み方は「そく」で、足に関するものの単位だと思われる方も多いが、手袋の数え方にも使用できる。靴や靴下を数えるときに使用することが多いのであまり一般的ではないが、手袋を数えるときに使っても間違いではない。

2. 片方だけの手袋の数え方の単位とは?

手袋
先ほど紹介したのは左右揃った状態での単位だったが、ここでは片方ずつの手袋の数え方を紹介する。

片方だけの手袋の数え方は「一枚(いちまい)」だ。しかし、状況によっては一枚は一組のことだと伝わってしまう場合もあるので、伝え方には注意が必要だ。

片方

片方の手袋の数え方としては、先ほどの「枚」以外に「片方」という言葉を使用する。片方と伝えたほうがわかりやすいだろう。

3. 手袋の仲間の数え方の単位とは?

軍手
では、手袋の仲間の数え方の単位とは一体何なのだろうか。

軍手の数え方の単位

軍手は手袋と違い左右を分けて使用する概念がなく、少し考え方が異なる。手袋の数え方に加え、英語の dozenから来た「打(ダース)」やロットを表す「デカ」という数え方がある。

ミトンの数え方の単位

ミトンは手袋とよく似た形状だが、親指を入れるスペースとそのほかの4本の指を入れる場所が異なる。数え方は手袋と同じように「双」や「組」などの単位で数えてもよい。片手の場合も「枚」や「個」などで数える。

ゴム手袋の数え方の単位

ゴム手袋も手袋と形状が似ているので、同様に「双」や「組」での数え方でもよさそうだが、そうはいかない。というのも、「双」は綿などの使いまわせる素材で作られたものに使われる単位だからだ。そのため、ゴム手袋やビニール手袋は当てはまらない。ゴム手袋を数えるときは、一枚、二枚と数えよう。

結論

手袋の数え方について紹介した。一般的な手袋の数え方の単位として、中には「双」などの聞き慣れない単位もあったのではないだろうか。手袋を二枚で一セットとする数え方や、片方ずつの数え方もある。手袋やミトン、ゴム手袋を数える際には混乱しないように気を付けよう。子どもに豆知識として話してみるのもよいだろう。
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  • 更新日:

    2022年11月21日

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