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マスク

マスクの正しい付け方とは?表裏の判断方法や着用の手順を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月20日

普段、マスクを何気なく付けている人も多いのではないだろうか。しかしマスクは間違えて付けると、効果を発揮できないこともある。そこで今回はマスクの正しい付け方を紹介しよう。表裏の判断方法や、マスクの種類ごとの着用手順を解説するので、感染症予防の参考にしてほしい。

  

1. マスクの正しい付け方 | 表裏編

マスク
マスクの表裏は見分けにくい。マスクを付けようとしたときに「どちらが外側だろう?」と疑問に思ったことのある人も多いのではないだろうか。実はマスクの表裏は、プリーツや紐の接着面で見分けられる。ここではマスクの正しい付け方として、表裏を見分ける方法を解説しよう。

プリーツが下向きになる面が表

プリーツ式の不織布マスクは、基本的にプリーツが一方向を向いている。この場合、プリーツが下向きになっている面を表にするのが正しい付け方だ。プリーツが上向きになっている面を表にすると、ひだの間に空気中のホコリが付着する場合がある。衛生的に使うため、マスクのプリーツが下向きの面を表にしよう。

紐の接着面がある面が表

一般的なマスクは、紐の接着面があるほうが表と覚えておこう。紐の接着面が表にあれば、耳にかけたときに顔とマスクがフィットしやすい。それによってウイルスの侵入を遮る効果をしっかり発揮できる。

2. マスクの正しい付け方 | 着用編

マスク
マスクには耳に紐をかける「イヤーループマスク」と呼ばれるタイプのほか、頭の後ろで紐を縛る「タイオンマスク」、カップ状の「N95マスク」などの種類がある。ここでは、それぞれのタイプごとに正しい付け方を解説しよう。

一般的なマスクの付け方

イヤーループマスクは、マスクのなかでもとくに一般的な種類だ。まずはマスク裏面を自分の口側に向け、ノーズピースが付いているほうを上向きにしてほしい。マスクを顔に当てたらノーズピースを鼻に合わせ、あごの下まで伸ばそう。あとは耳に紐をかけ、顔にフィットさせればよい。このマスクは使う機会が多いので、正しい付け方をしっかり押さえておこう。

タイオンマスクの付け方

タイオンマスクは長時間着用する際に向いたタイプで、頭の後ろで紐を縛って使うタイプだ。まずはマスク裏面を自分の口側に向け、ノーズピースが付いているほうを上向きにする。次に上の紐を頭の後ろでくくろう。ノーズピースを鼻に合わせたらマスクをあごの下まで伸ばし、下の紐を頭の後ろで結んで完了だ。

N95マスクの付け方

N95マスクは、結核などの空気感染予防が必要なシーンで使われる。主に医療従事者や患者の家族などが付けることが多い。まずはノーズピースが上になるようにマスクを持ち、あごを包むように口にかぶせ、上のゴムバンドを頭のてっぺん付近にかけよう。あとは下のゴムバンドを首の後ろにかけ、ノーズピースを鼻に合わせる。このマスクを使うシーンは感染の危険性が高いときなので、正しい付け方をとくにしっかり守ろう。

3. マスクの正しい付け方 | 状況編

マスクをしまう
マスクの正しい付け方は、状況によって異なる場合がある。たとえば屋内にいるときと屋外に出たときでは、マスクの正しい付け方が違ってくる。以下のポイントを押さえて、正しい付け方をしていこう。

マスク着脱の判断方法

厚生労働省(※1)は、屋内でのマスクの着用を推奨している。人との距離が約2メートルほど空いていて、ほとんど会話しない場合は必要ない。また屋外では、マスクの着用は原則不要としている。ただし屋外でも人との距離が約2メートル以内で、会話する際には着用しよう。

結論

感染症を予防するには、マスクの正しい付け方を知ることが大切だ。マスクの表裏を適切に判断し、顔にフィットさせてウイルスや細菌が入る隙間を作らないように付けてほしい。ただしメーカーによって仕様が変わる場合もあるので、詳しくはそのマスクの説明書きを参考にするのがおすすめだ。
(参考文献)
※1出典:厚生労働省「屋外・屋内/子どものマスクの着用について」
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  • 更新日:

    2022年11月20日

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