目次
1. 車上荒らしに狙われやすい車や物品

車上荒らしに狙われやすい車の特徴を詳しくまとめた。被害に遭いやすい物品とあわせて、チェックしておこう。
車上荒らしに狙われやすい車の特徴
パーツが高額で売れる車種は、車上荒らしに狙われやすい。盗難したパーツを海外に売るために、車上荒らしをするケースが多いのだ。また、窓のサイズが小さな車は、窓を割っても目立ちにくく音も小さいといった特徴がある。小さな三角窓がついている車は、車上荒らしのターゲットになりやすいので注意が必要だ。
たとえば車上荒らしの被害に遭いやすい車種には、ランドクルーザーやプリウス、レクサス・LX、ハイエースがあげられる。一方でそれ以外の車種でも被害に遭う恐れはあるので、油断しないことが大事だ。
ダッシュボードの上など、車外から見える場所に貴重品を置くと狙われやすいので気をつけよう。当然ではあるが、鍵をかけていない車は車上荒らしに遭いやすい。窓を開けっ放しにしている車にも同様のことがいえる。
車上荒らしに狙われやすい物品
車上荒らしに狙われやすいのは現金だ。現金を入れた封筒や財布をダッシュボードや座席に置いておくと、被害に遭いやすい。ほかには貴金属やスマホ、ゴルフバッグ、ゲーム機など、高額で売れそうなものが盗まれる。
車のパーツだと、ドアミラーやタイヤホイール、バンパー、エアロパーツが狙われやすい。車種によってはバッテリーが盗まれることもある。高性能なカーナビは盗難の被害が増えているので注意しよう。
2. 車上荒らしに狙われやすい場所や時間帯

車上荒らしに狙われやすい場所や時間帯を知っておけば、対策がしやすい。被害に遭うリスクを減らすために、あらかじめ確認しておくことが重要だ。
車上荒らしに狙われやすい場所
車上荒らしに狙われやすいのは、レジャー施設やスーパーなどの大型駐車場や契約駐車場だ。スペースが広く誰でも出入りできるため、被害に遭う可能性が高い。とくに人目が少ない深夜は注意が必要だ。
また、アパートや一軒家などの自宅で、車上荒らしの被害に遭うケースも意外と多い。駐車場が屋外にある場合はもちろん、ガレージに駐車していても盗まれる可能性がある。長時間車を駐める場所での車上荒らしに注意してほしい。
車上荒らしに狙われやすい時間帯
夜の22時から朝の9時までの時間帯は、車上荒らしが多い傾向がある。深夜から早朝までは外出する人が少ないため、人目につきにくく狙われやすい。犯行を目撃される心配が少ない時間帯を選んで、車上荒らしをするわけだ。夜中に人が入れる場所に車を駐車している場合は、とくに注意しよう。
3. 車上荒らし被害に遭わないための対策

車上荒らしの被害に遭うリスクを減らす対策をまとめた。2つの方法を紹介するので、ぜひ実践してほしい。
車の中に物を放置しない
盗まれたくない貴重品を車の中に放置せず、持ち歩くことが対策になる。持ち運ぶのが難しいものなら、見えない場所に隠しておこう。大きなものは足元において、布をかぶせておくとよい。ETCカードも抜いておくと安心だ。
封筒やビニール袋、紙袋は中に現金や貴重品が入っていると誤解される恐れがある。車上荒らしに狙われやすいので、何も入っていなくても放置しないほうがよい。なお、防犯対策として、イモビライザーやドライブレコーダーを導入するのもよいだろう。
しっかりと施錠する
車の施錠を忘れて車上荒らしに遭うケースは意外と多い。鍵をつけっぱなしにしていたり、近くに置きっぱなしにしていたりすると、簡単に開けられてしまう。車ごと盗んで人目がつかない場所で犯行を行うケースもあるため、短い時間でも油断はできない。
短時間であっても、車を離れる場合はしっかりと施錠しよう。窓を開けっ放しにしたり、エンジンをかけっぱなしにしたりするのもNGだ。長時間車を放置する際には、ハンドルロックやタイヤロックの使用を検討しよう。
結論
車上荒らしに狙われやすい車には特徴がある。なぜ狙われるのか理由をチェックして対策をすることで、盗難に遭うリスクを減らせるだろう。パーツが高額だったり窓のサイズが小さかったりする車は、被害に遭いやすいので注意してほしい。時間帯は夜の22時から朝の9時、場所は大型駐車場や契約駐車場、自宅が狙われやすい。車の中に物を放置しない、しっかりと施錠するなど、車上荒らしに遭わないための対策を実践しよう。