目次
1. 食器棚をキレイに収納するコツ

食器を一度買うとなかなか捨てる機会がなく気が付くと食器棚がいっぱいになり、奥にあるものが取り出しにくくなってしまう。キッチンの食器棚収納に100均グッズを活用するために、まずは食器棚をキレイに収納するコツを見ていこう。
不要な食器は捨てる
はじめに食器棚の中身をすべて取り出してみよう。次に使う頻度の高いもの、使う頻度の低いもの、まったく使っていないものの3つに分類する。全部出してみると意外と食器の多さに気付くかもしれない。1年以内に使った食器かどうかも、捨てる際のひとつの目安だ。捨てることに罪悪感を覚え、なかなか食器が捨てられない人もいるかもしれないが、欠けていたり、割れていたり、傷が多かったりしたら捨てるタイミングと見て問題ないだろう。使用頻度は低いが残しておきたい食器は、食器棚収納とは別に、100均で買えるケースなどにまとめて収納しておくのがおすすめだ。
収納場所やスペースを意識する
背の高いコップと平皿など、高さの違う食器を同じ段に並べると、空間ができ収納スペースが無駄になってしまう。食器棚収納のポイントはできるだけ同じ高さの食器を並べることだが、難しい場合は100均のコの字ラックやカゴを使うなどの工夫をすると、空いたスペースが埋まり収納力がアップする。人は自分の目線の高さから腰までの位置が、一番取り出しやすい場所といわれるので、意識して収納することもポイントだ。子どもが自分で取り出しやすいように、子ども用の食器は下段に置くなど配慮してもよいだろう。
2. 食器棚収納に便利な100均グッズ

不要な食器を整理し終えたら、次は取り出しやすいように収納を考えていこう。悩みがちな食器棚収納に便利な100均グッズを使って、いくつか収納アイデアを紹介するので、参考にしてほしい。
ラックを使った収納アイデア
食器棚収納にダイソーなどの100均で売られているディッシュラックを使うアイデアは、見た目もキレイにかつ取り出しやすく収納できることが特徴だ。重ねられるタイプもあるので、1段の中を何段にも分けることで、高さをうまく活用できることもメリットだろう。コの字ラックを使う場合は、前方に脚がないタイプを使うと取り出しやすくなる。
スタンドを使った収納アイデア
食器スタンドを使って平皿を縦に並べると、1枚毎取り出せるのでおすすめだ。食器同士がぶつからないので傷がつきにくいこともポイント。ファイルボックスを縦に使ったり、ブックスタンドを並べたりして同様の使い方をするアイデアもある。
ボックスを使った収納アイデア
上段に食器をしまうと、奥のものが取り出しにくくなってしまう。取り出しやすくするためには、ハンドル付きのボックスを使うアイデアがある。ボックスに入れると中身が分かりにくくなるので、マスキングテープやラベルを使って中身が分かるよう工夫してみよう。先ほど紹介したファイルボックスは、茶わんや小皿などこまごましたものを収納するのにも活躍する。
そのほかのグッズを使った収納アイデア
突っ張り棒を使って、思い切って1段収納を増やすアイデアはいかがだろう。大まかに仕切られた食器棚を1段増やすだけで、見た目もすっきりし収納場所もグンと増えるのでおすすめだ。
箸やスプーンなどのカトラリーにはトレーを使うとごちゃごちゃせず、使いたいものがスッと取り出せる。100均で売られているトレーは長さのあるものや、幅が広いものなど種類が豊富なので、複数組み合わせて引き出しに合わせたサイズにしよう。
さまざまな食器棚収納のアイデアがあるが、自分の使い勝手に合わせて100均グッズをうまく組み合わせ活用してほしい。
結論
100均グッズはとても身近にあり手に入りやすいことから、本来の用途以外にもさまざまな活用法がある。手ごろな値段なのでチャレンジしやすいことも大きなメリットだろう。不要な食器は思い切って捨てるなどして、まずはすっきりとした環境を整えることが大切だ。使いにくい食器棚収納に100均グッズを上手に使って、ストレスフリーな生活を目指したい。